昼の時間が一年で一番長い夏至
冬至の日と昼の長さを比べると夏至の方が昼の時間は冬至に比べ、4時間50分も長いのだそうだ
4時から明るくて、夜は7時くらいまで夕方という感じ
今朝は早くから目覚め夏至の日の出を拝みたいので外に出た
行けども行けどもビル。思いっきり東京湾まで出ればいいのだが、そこに行くまでに太陽は上ってしまう
しかしどうしてこうまでビルが多くなったのだろう
風水ではビルを「山」とみるので、山に囲まれて生活していることになる
しかし本当の山のエネルギーは味わえない
何を好んで都会にいるのかと歩きながら自問
会社を小さくした昨年、思いきり遠くへ行こうと物件を見て歩いた
住みたいと思うところは車がないと日常が送れないことが分かり、東京でも鄙びたところと探したら、ゴミの始末から細かな日常のことがすべて自分の手でやらなければいけない
会社の所在を移す、税務署の関係などなど公的な用も手間暇かかって煩雑
「やめた!」
と都心の狭いマンションに移動
都心は確かに便利、どこに行くのも大体歩いて用が足りる、バスも頻繁、タクシーにも困らない、映画館も、美術館もデパートも遊園地も至れり尽くせりだ
しかし「土」がない
土の気が欲しいので植木をいくつか置く
都心も50年前まではこうではなかった、土も緑も人の情もあった
とーふやさん、魚屋さんにはいろいろ教わった、果物屋のお兄ちゃん、八百屋のご夫婦、お惣菜やのおかみさん、郵便局のおねーさん、みんな顔見知りで世辞を言い合う。余所行きの着物を着ていると店の奥から飛び出して着てほめてもらえた
その当時から見ると狭くなった熊野神社は夏至の日に夏越のくぐりを作る
その作業をのんびり見ながら、今日の日の出の代わり
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