チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

結魂

2022年07月04日 07時59分15秒 | 日記
結婚ではなく「結魂」を尊ぶ会を作りたいと友人の一人が言い出した
魂が結ばれるのが「結魂」なるほどと感心する
1997年に中野裕弓さんと「私が変わればまわりも変わる」三五館 という本を出版したとき、「親友」というより「心友」の方がこの本の内容にはぴったりする、と造語を作ったが、今度は「結魂」か

確かに結婚とは男女が二人で様々なことに出くわして魂を磨き、そのきれいな魂を残して、肉体だけがこの世から消える
結婚を人間道場とすれば「結婚」より「結魂」の方がぴったりかもしれない

この本を出した時期二人とも「インド哲学」を勉強をしていた
裕弓さこの時すでに「霊的」な感性を持っていらして、凡人のチャ子ちゃん先生をいろいろ導いてくださっていたし、「TM瞑想」の先輩でもある

さてこのインド哲学を勉強している時「心」と「魂」のありかについて学んだことで私の魂の位置関係がすっきりとした

心と魂を海の景色に例えると、心は波間に浮かんでいる船、その船は波の加減によっては時々海底で安定している魂に近づくこともある、心と魂が一体になったとき、人は悟るということになるのだそうな、瞑想は船を案内するお役目
心は上に行ったり下に行ったり、横に行ったり斜めに行ったり、一時もじっとしていないけど、魂は常に安定していて、あらゆることに通じている、その魂が砂に埋もれてしまわないために、魂の存在を意識して暮らすことが必要

魂を美しく磨きその存在に輝きを持たせるのは「愛」
もちろん自分に他人に動植物に物体に、ありとあらゆる見えるもの見えないものに「愛」を注ぐことで「魂」が磨かれる

いやはやなかなかできることではないです「我」ちうものがりますものね

だけどその友人は「結魂」を提唱する
いろんな結びつきにこの考えは生かせかもしれない




コメント
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