My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

REVOX B226 さらなる音質向上! ~オペアンプ交換~ 

2019-02-08 12:58:58 | CDプレーヤー

REVOXのCDプレーヤーB226が、また一段と音質向上しました!!! 

聴感上の結果から書きますと、近代的な透明感のあるスッキリした音になりました。

年頭で、DEMのコンデンサ換装の方針と書きましたが、こちらは未だ部品手配が出来ておりません。

その前にオペアンプをストックとして、色々と買っておいた事を思い出しました。

その中でデュアル回路オペアンプ OPA2604(バーブラウン)を、試しにB226 CDPに使って見る事にしました。

BBのロゴが嘘っぽいですが、ネット画像で調べてもOPA2604はこんな感じが多い。まあ気にせず行きましょう。

 

今回交換したオペアンプは、DAC TDA1541AのDA変換後のアナログ出力を受けるアンプです。

このオペアンプICを通してLINE OUTされます。唯一のアナログ系のオペアンプです。

2段になっているのでチャンネル当たり2回路入りを1個使用します。

今までは、世間の評判を鵜呑みにして、信者の様にMUSES8920を使用していました。

今回のBurr Brown製OPA2604もオーディオ用では定番で人気の全段FET構成のオペアンプです。

 

結果は大正解でした!!!

交換した直後から、出てきた音に驚きました!。今までの音は何だったんだ?という感じです。

靄が晴れて、一皮剥けた抜けの良いクリアーな音で澄み渡っています。

高域が良く抜けて綺麗に聴こえます。低音もスッキリしているけど粘りがあります。 

聴いていて気持ちが良く楽しい音です。癖になります。これはBurrBrownの特徴です。 

このメーカーは、聴く人が楽しめる音、味わい、コクは何かをよく知っています。 

久々に純ジャズ(ピアノ、サックス)も楽しく聴けました。 

やはり楽しめて訴求力のある音でないと長時間聴けませんね。特性の良い優等生な音はすぐに飽きます。

使用する回路にも依りますが、やはり世間の評判だけではなく、自分の耳で確かめる事が重要です!。

いい教訓になりました。

 

参考までに、オペアンプと言えば、シングル回路では孤高のOPA627BPですが、如何せん値段が高い。

私も持っていますが、確かに音は良いです!!! 聴かせる音です!

しかし、これには中国製の偽物もありますので注意が必要です。

私はこの偽物も掴んだ事がありますが、マスク・コピー品の様で音質は違います。

信頼のおける取扱店から購入した方が無難でしょう。

また、オペアンプには最近の物が色々とありますが、音のバランスが崩れそうな気がします。

やはりオーディオ用で実績と定評のあるオペアンプが良いでしょう。

 

今回、比較試聴で音質の違いが良く分ったCDが、こちらの「The Look Of Love/Diana Krall」です。

今迄も度々登場していますが、私はXRCD24/K2盤を持っているので、これを使います。

元々の録音が良いので通常盤でも良いでしょう。

The Look Of Love
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Verve

 

この3曲目「I Remember You」です。

前奏の部分で、トライアングル?の「チ~ン」という音が3回入ります。

1回目と2回目は中央、3回目は右から聞こえます。

状態の良くないシステムでは、この「チ~ン」が歪んだり、聞こえなかったり、3回目が中央に寄ったりします。

立派なシステムでは、定位も正しく、かつ「チ~ン」も綺麗で余韻が残ります。

また、間奏でも「チ~ン」が入ります。2回と歌が入る直前の「チ~ン」が綺麗に聴こえるかがポイントです。

歌では、ダイアナ・クラールの声の張り具合を聴きます。

Repeatの2回目「~/ And the angels ask me to recall /~」のAndの「ア」、askの「ア」の部分のハリ、ヒビキ具合。

次の曲「Cry Me A River」でもそうですが、強調音「ア」の響き、張りを聴きます。「I cried~」

6曲目「The Night We Called it aDay」では、ドラムのブラシ音がストリングスの中に埋もれないか、ピアノの音色(ペダル音も聴こえる)、ベースの音運び弦の撓りなどを聴きます。

8曲目「The Look of Love」(バート・バカラック作の名曲)。これは曲頭のピアノの1音目のアタック、それとパーカッション、それにダイアナ・クラールのボーカルが聴きどころ。

10曲目「Maybe You'll Be There」 ブラシワークとボーカル。

まあ、アルバム全体を通しても何度聴いても飽きません。聴きどころ満載のよく出来たアルバムです。お気に入りです。 

オーディオ評価の音源として、雑誌や機器評価動画で度々出てきます。 

コメント
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