My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ヘッドフォン・アンプのFETを換装

2014-11-16 23:11:34 | ヘッドホン・アンプ

久々の改造!

ヘッドホンShure SRH1540の性能をもっと生かすことが出来るのではないかと、今日は、Zero DAC のヘッドホン・アンプを改造した。

改造内容:

  ①メイン基板からヘッドホンアンプ基板への配線ケーブルの変更。コネクタも排除。

  ②Drive用のFETを2SK170から2SK43に換装。

  ③ついでに、基板パターン改造したジャンパー線を変更。

以下に詳細:

①配線ケーブルは元々のもの(コネクタも使用)から、ベルデンの1芯シールド線に交換して、コネクタも排除して基板に直付け。

②FETをオリジナルの2SK170から音質的に評価の高い2SK43に換装。2SK170も好評価だけど。

2SK43

 

製造場所違い?などで何種類かあるが、これがどれに相当するかわからない。でもTR2個で840円とは少しお高い。

2SK170と2SK43

交換後、

2SK170と2SK43はソースとゲートの並びが逆なので、交差させる必要があり、チューブを入れた。

一応、完成した状態。全体。グレーの配線が交換した信号線。なお、右に見える赤白黒の三つ編みは電源ライン。←ここも換えておいた。

交換後に、電圧も確認。

オペアンプに供給される電源電圧は+15.16V、-15.16Vで問題なさそう。ここのバランスが悪いと、オフセットが出て、音を大きくしたときの歪み率が悪くなる。

交換後の音質は、全体的に力強く、音に厚みが出たのと、空気感も良くなった。音の切れも良い。

今回の改造で、このTRによっても音が変化することを発見。

他のFETも試したくなった。

Webで調べると、2SK170、117、147、241などが試す価値ありそう。

コメント (7)
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