My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

スプラグ製ビタミンQ(Sprague vitamin Q) PIOを入手。~エージング2週間経過~

2013-06-09 10:10:18 | 真空管プリアンプ

コンデンサをスプラグ製ビタミンQに交換してから約2週間が過ぎた。

交換直後は、前にも書いた様に、高音が荒々しく賑やで、少し薄っぺらい感じになっていた。

2週間後はどうか。毎日平均5時間使用で70時間くらい経過かな。

荒々しさは少し落ち着いては来たようだが、まだ艶っぽいとまではいかない。高音もちょっと耳に突き刺さり煩く感じる。

そこで思いついたのは、パワーアンプMC275の初段12AX7の交換。

この部分は音質への影響が大きい。

そこで、今のSEIMENS ECC83 3Micaをコンデンサのエージングが終わり音が落ち着くまで、他のものへの交換してみることに。

手持ちの12AX7系で、まずMullardCV4004に交換してみたが、音が柔らかくなりすぎ中域がはっきりしない。

次にBrimarのCV4004に交換。こちらも柔らかめだが、MullardとSeimensの中間あたり。

久々にこれらの球を引っ張り出し載せて見たが、いずれもSEIMENSに比べ音場が後退し曇り気味になり鮮明度が落ちる。音の広がりも減少する。以前に評価したときと同じ印象。

この今載せてるSEIMENSが如何にクリアーで優秀な球であるかが改めてわかった。3Micaであるが故の音か。

この球の音を聴くともうTelefunkenだろうが他の球には戻れない。

ということで、やっぱり元のSEIMENSに戻し、このまま引き続きエージングする事にした。

折角なので、このSEIMENS 3Micaの写真を載せておきます。

コメント (3)
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