My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

CDプレーヤの改造(平滑用電解コン)

2011-07-10 13:34:50 | CDプレーヤー

久しぶりにCDプレーヤの中をちょっとだけ、いじった。

サンプルレートコンバータ(SRC4192)周りの電源ノイズをオシロで観察して気になった事と、MJのUSB用電源ノイズの除去で、格段に音質が向上したとの記事を参考に、この部分にちょっとだけ手をつけた。

SRC4192で、16bit/44.1kHzを24bit/192kHzにアップサンプリングしている。ON⇔OFFが選択できるが、私はいつもONのまま使っている。

改造したのは、5V系(SRC4192とは直接関係無いと思う)の電源平滑用電解コン47uFをニチコン(緑)から、OSコン33uFに交換し、余っていたAuricap0.1uF(黄色)をパラに挿入。それと、SRC4192の電源用OSコン(以前にニチコン緑から交換済み)に同じくAuricap0.1uFをパラに挿入。

オシロで電源波形を見たが、全く変化なし。実際に音を聴いても、あまり変化が感じられない。

まあ、折角交換したのだから、おまじない程度でそのままとした。

その後、聞いていたら、やっぱり音が何かおかしい。低音が出ないし、なんだか広がりもなく、迫力なく、安っぽい音。

傍で聞いていた奥さんも、音が悪くなった事に気がついた。

そこで、このAuricapを外し、元に戻したら、今まで通りの艶があって迫力のある音に。

どこにでも、性能の良い部品を追加すれば良いというものでは無さそうだ。適材適所がある。注意が必要だ。

もしかしたら、ここのブロックのノイズがこのCapを通して、全体のGNDに回り込んで、他のブロックにまで、影響を及ぼしたのかも知れない。

良い部品でも、使い方、場所を間違えると、良くなる筈が悪くなる。改良ではなく、改悪になってしまう。(教訓)

ただ、このAuricapは、カップリングに使うと、高域が明瞭になって広がりも出る。

実際に私はソリッド出力には、これをパラっている。


ついでに、CoaxialのDegital出力部分の電解コン(ニチコン緑)もOSコンに交換しておいた。

こちらは、聴いた感じは、ちょっと変化がありそう。鮮明度が良くなったかな?

取敢えずは、ここまで。

次は、成功例を良く見るマスタークロックの交換に挑もうと思うが、良さそうな16.9344MHzのクロックモジュールが見当たらないのと、苦手なデジタル部分なので、慎重に交換が必要。時間を掛けて改造したいと思う。

コメント
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