宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

山王日枝神社

2009年04月03日 | 神社

       
東京五社めぐりも、赤坂の日枝神社で堂々たるフィニッシュを迎えることとなった。
   
ここは、江戸の歴史と同じくらい古い。創建はかつて江戸の支配者だった江戸氏にさかのぼり、江戸城を築いた大田道灌が山王さんを川越から勧請したとされる。徳川幕府の時代には、代々、江戸城の守り神として篤い尊崇を受けた。
 
江戸城の神様だけあって、都心の真ん中に位置する。国会議事堂、首相官邸、アメリカ大使館などが目と鼻の先。まさに東京の心臓部にあるのが日枝神社だ。赤坂見附に突如として出現する巨大な鳥居は、東京を代表する風景のひとつと言える。
  
ここに祀られているのは、「山王さん」こと大山咋神(おおやまくいのかみ)。その名の通り、山の神様だ。山というのは、遥か西のかた、琵琶湖のほとりにある日枝山(ひえのやま)、後に日本仏教の屋台骨となった比叡山だ。比叡山に杭を打って囲いをめぐらし、所有権を主張したのが神名の由来という。このため、地主の神様でもある。
 
そういえば、不動産マーケットの低迷(というより、凍結・・・)により、近頃は地主業界もすっかりおとなしい。こんなときこそ、大山咋神の出番だ(?)。

ここを訪れたとき、ちょうど神前結婚式が始まって雅楽の音色が鳴り響いた。神殿の中を見ると、巫女さんたちが舞っていた。鈴の音が鳴り響く。この音は、一度聞いたら耳に焼き付いて離れない。
 
なんとか東京五社めぐりをコンプリートしたので、記念に絵馬をもらった。商売繁盛・金運上昇の神に、絵馬を奉献する。これでますます、飛躍まちがいなし(笑)。
 
赤坂日枝神社の境内には、「東京十社」の案内があった。なんと、「東京五社」とは別に、「東京十社」というものがある。その両方に名を連ねているのは、ここ赤坂の日枝神社だけ。ヤレヤレ、今度は十社めぐりが始まるのか。日暮れて道遠し・・・。
  


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