宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

布瑠部 由良由良止 布瑠部・・・ ~ 鎮魂帰神法 その2

2013年05月23日 | 神社
「神道には、教えがない」とよく言われる。でも、儀式や行法はいろいろある。

鎮魂は「ちんこん」と読むけど、本当は「おおみたまふり」というらしい。神社で行われてきた、本来の鎮魂法は、神懸かりや霊降ろしをやるものではなく、心を静めるための行法。神道ならではの、澄み切った心境を実現する。

もっとも、帰神(きしん)、つまり神懸かりの方も、昔は神道の大事な要素だった。昔、アマテラス大神が天の岩戸にこもったとき、アメノウズメのミコトが、天の岩戸の前に桶を伏せ、その上に乗って足を踏み鳴らし、神懸かりした。それが、帰神の起源とされている。

 

鎮魂法にはいろいろ種類があるけど、座って両手を組み、指をくっつける。いろんな写真を見ても、ポーズは流派によって異なるようだ。正座してたり、アグラだったり、両足の裏をつけるアグラだったり。両手の親指をピッタリ合わせてる人もいれば、人指し指の先をくっつけてる人もいる。

要は、座って呼吸を安らかにし、心を鎮めるのだ。ここまでは、道教の静坐によく似ている。 

この姿勢で、合わせた手を上下に振ったり、何度も円運動させたりする。これは、神宝を揺するポーズ。

「古事記」によると、あるとき、イザナギの大神は、首飾りの珠をゆらゆらと振りながら、アマテラス大神に授けた。このとき、アマテラス大神が高天原の主宰神、つまり、日本の神々のトップとなることが決まったという。

このように、神宝の玉や布などは、振ったり揺らしたりすることで、呪力を発揮する。鎮魂法で、「布瑠部 由良由良止 布瑠部」(ふるえ ゆらゆらと ふるえ)と唱えるのは、このためだ。

ニギハヤヒのミコトが天降ったとき、タカミムスビの神とカムムスビの神から十種(とくさ)の神宝を授かって以来、この伝統は確立された。

 

あとは、神社の参拝でおなじみの「二礼二拍一礼」とか、祓詞(はらえことば)とかを組み合わせる。

これで、琴を弾く人か、笛を吹く人がいれば、帰神法になる。音楽で、神を招き寄せるのだ。

もっとも、本来の帰神法には、審神者(さにわ)が欠かせない。鎮魂を十分にやってない人がウカツに帰神をやると、功を経たキツネや白蛇の霊が出てくることがよくある。そんなとき、「我は天照大御神なるぞ」とかなんとか言い出したときは、「こら、キツネ。早く稲荷寿司でも食べて成仏しなさい」と、叱りつける人が必要なのだ。残念ながら、その点をスルーしてる人が、世の中には少なくない・・・。


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5 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-05-23 14:19:40
その後、数ヶ月してから、今度は、「来世」を思い出せるというようなCDが、同じ会社から、発売されたので、なんとなく買ってしまいました。

「今度は、来世かー! ほとんど、金儲けのための怪しい商売じゃないか…。まあ、インチキでも、いいや。どうせ、家に帰っても、暇だから、どんなものか、一度だけでも、試してみるか」

こう思って、数回試してみました。

5回目あたりで、かなり、深い瞑想状態に、入りました。

どこの世界かは、わかりませんが、とっても、綺麗で、神秘的な世界でした。

よく、「ラッセン」というアーティストが、ポスター用に、絵を、描いていますよね。

ああいう世界を、イメージしていただくといいかもしれません。

その世界は、惑星も、地球では、ありませんでした。

銀河系かどうかも、わかりません。

時代も、かなり未来だと思います。

ビーチに、自分が、いるのですが、その浜辺が、見たこともないような色彩なのです。

ピンクのような浜に、エメラルドグリーンのような海なのですが、空も海も、見たことのないような色でした。

完全な平和と安らぎに、満ちた世界でした。

そして、そこに、「友達」のような存在が、現れるのです。

私も、そうなのですが、みな、いわゆる、頭と目が大きく、体の小さい、「宇宙人体型」なのですが、体が、ピンクやオレンジ、グリーン、イエローというような違う光で、

ピカー! ピカー! 

と光らせながら、遊ぶことが、できるのです。

「苦しみ」や「悲しみ」、「怒り」など、ネガティブな感情が、まったくない世界でした。

ただ、「楽しみ」と「遊び心」、「ワクワク」の波動だけに、包まれていました。

瞑想状態から、覚めて、普通の意識に、戻ったときに、

「楽しかったなー。あれが、自分の来世かー。宇宙人たちの世界って、あんなかんじなんだろうなー。いいなー」

とつぶやいていました。

まあ、証拠などは、ありませんが、自分では、かなりリアルに、感じた世界でした。

どのくらいの未来か、わかりませんが、地球も、これから、ずーっと、アセンションし続けると、究極的には、ああいう世界に、なるかもしれません。

この話を、数年前に、ブログに、書いたら、それを読んだ友人が、イラストを、描いてくれました。

私が見た来世のビジョンと、まったく同じだったので、ビックリしました。

やはり、その友人も、宇宙の同じソウルグループかもしれませんね。

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Unknown (さや)
2013-05-24 12:30:38
籠神社、大神神社、石上神宮 ・・・物部系、あるいは関係する神社。
 そして、ニギハヤヒ

私は、物部に由来する者かもしれません。
 ニギハヤヒ の音の響きに何故か、忘れ得ぬ大切なものを感じます。
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Unknown (ブログ管理人)
2013-05-25 12:57:14
う~ん、ニギハヤヒに惹かれるんですか。

それはやっぱり、古代の日本で、祭祀に関わっていた可能性が高いですね。

まさに、十種の神宝の世界!!
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それは事実… (ハルマゲうどん)
2013-08-17 18:08:22
おそらく、現在地球としてのグループソウル的な集合意識の働きで到達できた意識エネルギーレンジの惑星に…どう表現するといいんだろう…適当な言葉があるとしたらワープして行くのでしょうね。
ここに来たときとは、また違う方法で行くって処が興味深いな。
それほどまでに探求できた者がいるんだね…どんだけ暇人(^-^;

たぶん、違う銀河じゃないかな。太陽系じゃないような気がする…探しても見当たらないようだから(._.)

物部の祓いはね、十種の神宝の図を見ながら名前を読み上げてスイッチ入れたあとに布留部由良由良で活性化したあとに、布留部祓いの祝詞を上げる。

その時、あまてるくにてるひこあまのほあかりくしみかたまにぎはやひのみこと の名前を読み上げると同時にチャネルして共鳴しながら読んでいって、布留部由良由良で言霊を活性化して発頸。

次に丙丁…と五行の気の陰陽を唱えながら色でイメージしたエネルギーを体感しながら自分のチャクラや身体に集中させる、そして一二三の数え歌で吸収したエネルギーとチャクラを併せて増幅させてパワーを対象に放つ。
2回目のリピートの部分は、上記のエネルギーワークに先立って十種の神宝の図を光の玉として眉間のチャクラにオキツカガミ・ヘツカガミ 身体のセンターを突き抜ける光のイメージでヤツカノツルギ ハートのチャクラにイクタマ・タルタマ 丹田にマカルガエシノタマ・チガエシノタマ 下半身の方にヘミノヒレ(ヒレは祓う機能のある羽のようなものをイメージ) 肩の辺りにハチノヒレ 身体の背面にクサグサモノノヒレ(これはシンプルに抽象化しにくいので、図の大きくなったのが輝いているイメージ) してエネルギーを反映させる。

そして五行のエネルギーワークを繰り返して終了。
ただ、大祓いもそうなんだけど、途中に表現される様々な風景もリアルにイメージしてエネルギーチャネルをしておいた方が効果は高い。

それを自分に対して充分に行い、エネルギー的に体得した時点で初めて、他者に対して同じやり方で反映させて結果を出せる。病気を治したり運気を上げたり護ったり。 効果の振り分けは、モチベーションや思いで保ちながら施術すると、そのように反映される。

とにかく、同じ修練を何度も暇さえあれば履修しておくことで、爆発的なエネルギーを扱えるようになる(^-^)まずは百座、次は千座とたゆまぬ努力を惜しまない姿勢が、心身ともに素晴らしい領域に貴方を導くだろう。

この方法は、出雲の須佐神社の先先代の神主さんの霊から教わった。1週間程、若い頃泊まり込みで修行に行って家に帰るとついてきて、毎日の礼拝とトレーニングの時に意識に働きかけて教えて貰ったものを、もっと効果的にシンプルに効果が出るようアレンジしたもの。
理解し体得すれば、神棚の対の蝋燭が2つとも爆発するくらいの技だ(^-^)v
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追伸… (ハルマゲうどん)
2013-08-17 18:12:22
蝋燭が…ではなく、蝋燭の炎がです。あんまり物理的な影響あると、スキャナーズみたいで行き過ぎでしょ?(^-^;
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