マハー・ムドラーからクンダリニー瞑想までが、クンダリニー・ヨーガの基本的テクニック。なんといっても、クンダリニー瞑想で、注意力をどれだけ持続できるかがカギになる。
「注意力を維持するための補助行」と位置づけられているのが、チャクラ全開呼吸。
「チャクラ全開」っていうだけあって、息をすっかり吐ききる。そして、意識を地の底の底と思われるところまで下ろす。なんだか、ニューエイジ系でいう「グラウンディング瞑想」と似てるけど、グラウンディング瞑想の場合は、ルート・チャクラと地球のコアを、意識のコードでつなげるのが目的。でも、チャクラ全開呼吸の場合は、意識を上下動するだけだ。
そこから入息とともに、意識をセキ髄の中心を通して引き上げてゆき、頭頂部も抜けて無限の高みまで打ち上げる。息を思い切り吸って、吸いきる。意識は、遥かな天上まで打ち上げられる。
そして、意識を吸いきった状態のまま、今度は意識を、尾てい骨まで下ろして来る。なぜか、この下がるときだけは、セキ髄の中心(スシュムナー)を通さない。普通に、身体を通って降りてくる。
その降ろした意識を、尾てい骨から世界全体に広げる。ものすごい深呼吸なだけに、呼吸が静かになるまで、しばらくかかる。その間、意識は尾てい骨にとどまっている。無理に呼吸を静めようとはせず、自然に放っておく。
それから、もういっぺん、息を思い切って吐ききりながら、意識を地の底まで降ろす。
ここまでの意識の流れは、尾てい骨 → 無限の高み → 尾てい骨 → 地の底の底。
ここから先は、マハー・ムドラーやヨニ・ムドラーと同じく、 地の底の底 → 無限の高み →スワジスターナ・チャクラ → 地の底の底 → 無限の高み → おなかのマニピュラ・チャクラ・・・という調子で、上がったり下がったりしながら、だんだん上のチャクラに移動していく。その間、意識は地の底まで降りたり、空の上まで上がったりする。
つまり、マハー・ムドラーやヨニ・ムドラーでやってた「意識の上下動」を、チャクラ全開呼吸では、地の底から天の上まで、もっと大きなスケールでやる・・・という感じ。
これは、「補助行」っていうだけあって、クンダリニー瞑想のやりすぎで注意力がにぶってきたとき、意識を鮮明にするためにやるという位置づけ。早い話が、気分転換(?)。
ただし、クンダリニー・ヨーガになじめない人でも、チャクラ全開呼吸だけを独立にやることにだって、意味はありそう。本格的な行者から見れば、まったくの気休めみたいなものかもしれないが・・・。
「注意力を維持するための補助行」と位置づけられているのが、チャクラ全開呼吸。
「チャクラ全開」っていうだけあって、息をすっかり吐ききる。そして、意識を地の底の底と思われるところまで下ろす。なんだか、ニューエイジ系でいう「グラウンディング瞑想」と似てるけど、グラウンディング瞑想の場合は、ルート・チャクラと地球のコアを、意識のコードでつなげるのが目的。でも、チャクラ全開呼吸の場合は、意識を上下動するだけだ。
そこから入息とともに、意識をセキ髄の中心を通して引き上げてゆき、頭頂部も抜けて無限の高みまで打ち上げる。息を思い切り吸って、吸いきる。意識は、遥かな天上まで打ち上げられる。
そして、意識を吸いきった状態のまま、今度は意識を、尾てい骨まで下ろして来る。なぜか、この下がるときだけは、セキ髄の中心(スシュムナー)を通さない。普通に、身体を通って降りてくる。
その降ろした意識を、尾てい骨から世界全体に広げる。ものすごい深呼吸なだけに、呼吸が静かになるまで、しばらくかかる。その間、意識は尾てい骨にとどまっている。無理に呼吸を静めようとはせず、自然に放っておく。
それから、もういっぺん、息を思い切って吐ききりながら、意識を地の底まで降ろす。
ここまでの意識の流れは、尾てい骨 → 無限の高み → 尾てい骨 → 地の底の底。
ここから先は、マハー・ムドラーやヨニ・ムドラーと同じく、 地の底の底 → 無限の高み →スワジスターナ・チャクラ → 地の底の底 → 無限の高み → おなかのマニピュラ・チャクラ・・・という調子で、上がったり下がったりしながら、だんだん上のチャクラに移動していく。その間、意識は地の底まで降りたり、空の上まで上がったりする。
つまり、マハー・ムドラーやヨニ・ムドラーでやってた「意識の上下動」を、チャクラ全開呼吸では、地の底から天の上まで、もっと大きなスケールでやる・・・という感じ。
これは、「補助行」っていうだけあって、クンダリニー瞑想のやりすぎで注意力がにぶってきたとき、意識を鮮明にするためにやるという位置づけ。早い話が、気分転換(?)。
ただし、クンダリニー・ヨーガになじめない人でも、チャクラ全開呼吸だけを独立にやることにだって、意味はありそう。本格的な行者から見れば、まったくの気休めみたいなものかもしれないが・・・。
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