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翼を広げればなんと、最大で1m68cmにもなるという特大級のコウモリが、絶滅の危機を脱したという。
人間の身長ほどの幅をもつ巨大コウモリ、「ペンバ・フライング・フォックス」が生息していたのは、アフリカはタンザニア沖の、ペンバ島。
タンザニアは、隣国のケニアと同様、キリンやシマウマでおなじみのサファリ国家だ。
このコウモリは、生息地である森林の減少で、ほぼ絶滅寸前にまで追い込まれ、絶望視されていた。
しかし、珍味・焼きコウモリに舌鼓を打っていた現地人たちも、この危機を知って立ち上がった。
保護活動に力を入れた結果、現在では2万2千頭にまで個体数が回復しているという。
大空を舞う獣。 その名も、「ペンバの飛ぶキツネ」。 翼を持った大型ホ乳類は、人類にとって見果てぬロマンと言える。
遥か中生代の翼竜たち、プテラノドンやケツァルコアトルスの轍を踏むなかれ・・・。
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