ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

小池能里子の心理・性格分析とそのアドバイス 8

2015年08月19日 | アドバイス
神経質型気質(繊細タイプ) 6~5  
梅ヶ丘マインドヘルステスト
1 何か始める前に「失敗しないだろうか」と、つい考えてしまう。
2 自分の弱いところを変えよとするが長続きしない。
3 何か問題が起きた時「自分がその原因をつくったのではないか」と
  考えがち。
4 体の調子が人一倍気になる方だ。
5 取り越し苦労や持ち越し苦労が多い。
6 どうせ駄目だからと新しいことにトライできない。
7 過去の失敗をいつまでも忘れられない。
8 意見があっても、他人の思惑を気にして発言できない。
9 誰かに言われた一言がいつまでも気になって仕方がない。
10 ヤル気があっても、小さな挫折ですぐ諦める。
                      計(  )点
          平均値9点
      (小池能里子創案 無断使用御断りします)
※解説
 心配性で、取り越し苦労症。他人の評価が気にかかり、傷つきやすく繊細。
過去の失敗や、挫折をいつまでも引きずりがち。
 この得点が高い人は、些細なことをいちいちを気にかけて、そのために
悩んだり、落ち込んだりするだけではなく、もしも何か問題があると
「その原因は自分にあるのではないか」と内罰的にとらえたりします。
いわゆる苦労症と言われる、もっとも損なタイプです。
 私のカウンセリングルームのデーターでは、相談者の70%がこの
タイプです。でも人の心は不思議なもので、案外そんな「いつも考えてい
る自分」が好きで「自分はとても可哀想なのだ」と、一種のナルシストも
いるのは確かな事実です。
 ☆ 長所
  神経が細やか、他人の気持ちを重んじる、感受性が鋭い。
 ☆ 短所
  マイナス思考、過ぎたことをクヨクヨ考える、後悔や反省をくり返す。
  内罰的。、
 ※ アドバイス
 慎重で用心深いため、滅多に失敗はしにでしょう。でも、いつも気持ちが
暗くなりがちですので、過去のことはあまり考えるのは止めましょう。
 「過去、現在、未来を、もしあなたの観念で10分割するとしたら、あな
たの考え方ではどんな比率になりますか?」と、私はそんなタイプの方に
質問します。ところで、もしもあなたに今答えて頂くとしたら、どんな比率
でしょう?私のカウンセリングルームのクライアントは、
「過去70%現在20%未来10%」など、信じられないような答えを
出す人がいますが、ほとんどの人は、過去の比率の方が大変多いのです。
 と言うことは「過去に生きていて、現在はないに等しい」ことです。
私はそんな人にはこう言います。
            
「過去も現在も未来もみんな地続きですが、変えられるの現在だけです。
あなたがいくら考えても、過去にタイムトラベルや、タイムスリップして
修正することは絶対に不可能です。未来はまだ分かりませんが、でも、現在
を大切にし、自分なりに燃焼して生きれば、それがきっと明るい未来に繋が
るはず。もっとも大切なのは現在なのです」そう捉えれば、
「過去は無いに等しい」と言えるのではないのでしょうか。過去は何もして
くれません。私自身の今までの生き方は「過去10%、現在70%未来20%」
でした。これは私の価値観で、ベストではないかも知れません、私は若い時
からそのように、いつも「今を生きてきた」ので、やりたいことのおおよそ
は実現したのです。こんなお話しをすると、「自分は過去に生きてきた」
ことに改めて気づいて、考え方が前向きになり、人生が大きく変わる人も
今まで大勢いました。
      
 また 些細なことをいつまで考えてしまう心のクセがある人に、こんな
自己暗示語もお教えします。たとえどんことがあっても・・・
  「あきらめる、忘れる、気にしない」を、心の中で、お呪いのように
くり返すことです。私達は自己暗示とイメージで生きていますので、くり
返す言葉は、潜在意識(無意識)にいつの間にかインプッっとされ、だん
だん気持が変化してくるのです。もしも、誰もいなかったら声に出しま
しょう。声に出すと、頭で考え、言葉に唱え、耳から入るので、より潜在
意識に強烈に刷り込まれていきます。心あたりのある方、どうぞお試しあれ。
 ユニークな私だからこその指導法かも知れませんが・・・
         
 ※ この文章を書きながら、私の年齢ではその比率を改めるべきかと
たった今気づきました。今日から「過去10%現在80%未来10%」
に変更いたします。1対7対2の比率は、私の若い時からの価値観で、いつ
でも「今、現在」がもっとも重要でした。ですから、思ったことはすべて
トライし、それなりに満足して生きていました。
 子育てをしながら社会に出ましたが、39歳のときに「自分だけのためなら
いつ死でも良い」と思ったことは、今でもハッキリ覚えていますが、現在も
その気持ちは全く変化しておりません。そんな人生を今も生きている私は
きっと幸せなのでしょう。





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