ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

上高地の思い出

2014年08月01日 | えっせー
 今朝NHKで上高地を放映していたが、上高地は私大好きで、何度行ったこと
だろう。初めて行ったのは、娘が中学、息子がまだ小学生だった夏休みの家族
旅行だった。4人で前穂岳に登った時、偶然夫の従兄弟の家族に会って、梓川
沿いのホテルに泊まっているから「ぜひ遊びにきて」と誘われた。
 私達は河童橋の前のホテルに泊まったので、同じ梓川のほとりで一本道なので
ホテルを訪ねた。一緒に食事をして夜になったが、帰りの梓川の土手にはまったく
灯りがなく、本当に真っ暗だった。

夫と息子が両側になり、4人で手をつないで恐る恐る真っ暗な夜道を歩いていたが
暗闇恐怖症の私は本当に怖かった。
 するとそのホテルの人が車で追いかけてきてくれ、送ってくれたが、私は涙が
出るほど有難かった。ホテルについたらすでに鍵がかかっていて、「こんな暗い道を
出かけるなんて」と、さんざん叱られたのも、自然環境を何も知らなかった私達家族
にとっては、初めての経験で今でも忘れられない。
 そのホテルで二泊したが、早朝の明神池は霧が立ち込め、本当に神秘的だったの
も印象的だった。

 我が家では娘が赤ちゃんのときから、夏と冬一年に二回必ず自然環境の中に家族
旅行をしたが、それは子供達が高校時代まで続き、その思い出は数え知れない。
 今思い出しても、本当に幸せな家庭だったと思う。
そして今、そんな家庭的な夫だったからこそ、子供達がいろいろ協力してくれる
のだろう。昨日私の後から娘が病院へ行ってくれたが、帰りに家に寄って上高地の
思い出話が出たが、その時こう言った「パパみたいに素敵な男性はいない、ママは
本当に幸せよね」と… だからこそ、一所懸命に介護できるのかもしれない。

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