ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

2016年09月20日 | 気分をスッキリさせる方法
 自分の人生を満足して生きるために
☆ 無意識(潜在意識)について
 意識とは自分ではっきり認識し、考え、決定して行動することです。
その意識の水面下に「偉大なもう一人の自分」がありますが、その存在を知るか
知らないか、またその無意識を味方につけるか、敵にするかによって、人生は
大きく変化します。深層心理学で世界的に有名な、スイスの精神科医で、心理
学者「グスタフ・カール・ユング」は「人の一生は無意識の自己実現物語である」
と言っています。私も長年心理学を勉強していますが、この言葉はまさに
真理だと思います。無意識とは潜在意識とも言いますが、どんなものだか存知で
しょうか?私達には自分で考えて言動(行動したり、話したりすること)する
意識と、何も考えず、また気付かずに言動する部分がありますが、その「気づか
ずに行動したり、話したりする言葉」が無意識(潜在意識)なのです。
 私は心理学を学んでから、その無意識(潜在意識)の存在を知り、その力
の持つ計り知れない信じて、いつも味方につけて生きてきました。
 その潜在意識については、今まで講演や、著書の中でもくり返しお話し
いたしましたが、その潜在意識について久しぶりにお話ししましょう。

☆無意識とは
 もしかしたらお気づきでないかも知れませんが、私達の日常生活はほとんど
が、無意識で行われています。あなたが毎朝目覚めた途端に「これから何を
しよう?」と考えたことは多分ないでしょう。
 人それぞれ生活習慣の違いはありますが、起きるとすぐに、歯を磨いたり
顔を洗ったり、お化粧したり、ご飯を食べたり、また身支度をして仕事に出
かけたりします。また歩くときにも、「左足から出そうか、それとも右足から
出そうか」などと考えたこともないはず。それから車の運転も同じですが
免許の取りたては「赤信号だから止まろう」「人が歩いているからもう少し
車を寄せよう」などいちいち考えながら運転しています。

 ところが、運転に慣れてしまうと、頭では何にも考えずに自然にスムーズに
運転していますね。それらの動作はすべて無意識の中にインプットされたために
全く考えずに一連の行動ができるのです。
 もしもそれらの行動ををいちいち考えていたとしら、大変疲れるとは思い
ませんか。これもよく聞く話ですが、お酒を沢山飲んで、途中からのことは
まったく覚えていないのに、何時の間にか家で寝ていたなど。
 それは「もう一人の自分」である無意識が働いて、あなたを家までしっかり
サポートしてくれたのです。また「無意識にやってしまった」とは、誰でも
よく言いますが、無意識にやったことは、必ず自分にとっては有利である
場合がほとんどですし、それはホンネと言っても良いでしょう。
つまり潜在意識は水面下から、私達を守ってくれるとても有難い存在なのです。
 私達の日常はほとんど、無意識的に行われていることに、きっと気づかれた
ことでしょう。







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