ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

優雅なひと時

2015年01月25日 | えっせー
 2・3日ぐずついたり,雨だったりの日が続いたが、一昨日は素晴らしい
お天気だった。その日は映画を見る予定だつたのに、映画は明日にして今日
はどうしても美術館へ行きたいと思つた。そうなると我儘な私は絶対に我慢
できない。お天気もとても良いし、私は新宿駅近くの42階にある美術館に
行きたくなった。今日の眺望はきつと素晴らしいと思つたからだ。
 そこには有名なゴツホの「ヒマワリ」もあるが、グランマ・モーゼスの
絵も常設してある。グランマ・モーゼスの絵と知り合ったのは、多分まだ
新宿の伊勢丹に美術館があった頃で、おそらく25年以上位前かも
知れない。
 
 その時代の私はスタジオレッスン、カウンセリングルームでの指導、執筆
講演など、今では信じられないほど、忙しい頃だった。
 さすがに疲れやすくなり、もうそろそろ仕事を減らすべきかと、絶えず
逡巡していた。その日に気分転換に伊勢丹美術館へ行き、グランマ・モーゼスの絵に会った時ほのぼのして、メルヘンチックな絵で、私はとても好き
だと思ったが、もつと感銘したのはその経歴だった。
 アメリカの農家の主婦で、何と60歳過ぎから本格的に絵を描き始め
プロの画家になったのは80歳過ぎだそうで、大変驚いた。
 それから大変有名になり、101歳で最後の作品を描いて、亡くなる
直前まで活躍したそうだ。私はすぐに画集を買って沢山の絵を見たが、グランマ・モーゼスの絵で、どんなにか勇気を与えられたことだろう。
 その絵の展示が時折変わり、見られるのも嬉しい。
 
 その日の展示は、若手の女性達の絵で「クインテツトⅡ五つ星の作家達」とてもカラフルな色彩、明るく、のびやかな抽象的?な絵だったので
館内の雰囲気はとても明るかった。人影はあまりなく静かで、広い空間
を贅沢に一人占めしたような気分になって、ゆつくり見られた。
 こんな穏やかで優雅な時間の流れは、非日常的で、心がフワーツと
ほぐれたようで、とても幸せで素敵な日だつた。

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2 コメント

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紹介 ()
2015-01-25 10:15:12
日本語の起源

言霊百神

kototama 100 deities


http://futomani.jp/
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紹介 ()
2015-01-26 00:04:26
日本語の起源

言霊百神

kototama 100 deities
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