ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

これが私の自己顕示欲のルーツ?

2016年09月19日 | えっせー
 私は両親の趣味?で、当時麻布にあった両親いわく「音楽学校」に
入会させられた。そこは一人で独唱できる子どもに限ったようで、確か
雨の日に、4歳年上の兄と二人で、その先生のオーデションを受けた。
 4歳上の兄は不合格で、私は合格だったようだ。
それから毎週母に連れられて、私は麻布のお稽古場にレッスンに行ったが
お稽古に行く時には大変だった。その頃こて(頭をセットする熱い鉄の器具)
で髪にカールされるのが、熱くて嫌でたまらなく、それは幼子にとって
ストレスだった。さらに大きなリボンをつけられて、お洋服もオシャレ
なものを着せられ、まるでお人形のように母にしたがった。
 甘いものは声に良いそうで、チョコレートや飴など、その日は好きなものを
買ってくれたので、それが唯一の楽しみだった。
※ドイツ?に紹介された記事 右前が私

 その後その幼児合唱団は、(3歳から学齢まで)「桑原豆歌手隊」と名前を
つけられ、キングレコードの専属になった。
 家では声に悪いと言われる、カレーライス、なすなど、全然食べさせて
貰えなかった。日本ではかなり有名だったようで、その時代の雑誌や新聞に
ときどき紹介されたらしい。3歳で入った私は一番小さかったが、歌はキチン
と歌えたようで、ステージの体験もハッキリ覚えている。
 幼い頃にステージ体験が豊富な私は、それが自分の性格に大きな影響を
受けたようで、どこに行っても大勢に見られたので、自己顕示欲の強い
のはそれがルーツだと思っている。今でもステージで独唱し、その時の
怒涛のような拍手はハッキリ覚えている。


 

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