若々しく元気な高齢者になるために ２９

　☆　心を老化させないために　
　大人（ことに高齢者）はマンネリ化した目でものを捉えるから、驚き
や刺激が少なくなるのだと思う。「今更そんなこと下らない」「別に
珍しくもないじゃない」と思ってばかりでは、気持ちが老化するばかりだ。
　例えば昔からあった「剣玉」も「ヨーヨー」も、若者たちが新し
い方法を見い出して、現在はそれを楽しんでいる。
　色々なものに興味を持ち、周りの世界の物事をいつも新鮮な目で
見られるかを、いつも気にしていたほうが良いと私は思っている。
　何より老人だと感じるのは、見た目よりも実は何を見ても、あまり
刺激を感じない鈍感さではないかと私は思っている。

　また長年生きていても、生きることに慣れてはいけない　慣れた瞬間
から周りの世界は面白くなくなり、何を見てもつまらなくなるはず。
　実際は年をとっていても、私はいつも色々な事に興味を持ち、小さな
ことで、喜んだり、嬉しがったり、びっくりしたり、感動したりして
心を弾ませて生きていたいと思っている。
　その方が人生がずっどビビッドに生きられるし、そんな小さな刺激が
脳細胞を活性化して、気持ちが若々しくいられるはず。
　そのためにはどんなことでも「否定から入らず、肯定してみる」
ことが、その第一歩ではないのだろうか。

　それらの情報は、毎日テレビのニュースや新聞など見ていれば
どんどん入ってくるだろう。刻一刻と変化する世界情勢、国内での
出来事など、時代を素早くキャッチするためには、その情報源で
あるそれらを絶対に見逃すことはできなない。
　趣味に熱中するのも良いけれど、時々は全く違う勉強をして、知識
を吸収することも、心の若さを保つために必要だと思う。
　時代の流れを無視し、同世代なのに、携帯もパソコンもダメと言う
人とは、実はあまり好きではない。広く浅くそれぞれの知識がある
のが、年輪の持つ魅力ではないかと考えている。
　
　なーんて偉そうなことが言えるのは、私が元気だからかも知れないが
それにしても、この年齢でダイエットなんて…
　でもそれは自分に約束したことで、絶対に守らなければいけない。
　書き初めは10回位と思った「若々しく・・・」は早や29回
もうそろそろ終わりにしなければとは思っているが・・・
　でも「大変参考になった」とメールを頂くので、もう少し書くつもりだ。