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「有山じゅんじと上田正樹Live
ぼちぼちいこか’9」
場所は、下北沢・風知空知。
6月26日(金)午後8時開演。
50席限定。
(もちろん風知空知は、テラスまで満席)。
曲が終るごとの拍手が温かく、熱い。
曲の合間のおしゃべりも、爆笑もの。
うまいなぁ・・・。
その中で、
胸を打たれ、素敵な話だと思ったのは、
2部の1曲目「朝日のあたる家」のとき。
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高校2年の時、この曲に触発されて、
自分の道は歌うことと、決めた。
「音楽を仕事にする」
相談した教師、友人、親・・・誰からも、
ほんまに誰からも賛成されず、
「でも、この道しかない」
そう思うて、
金もなく、なんのツテもなく、友人もなく、
なんもないのに、
あてもなく家を出た。
「風呂行ってくるわ」
そのひとことで家を出て
6年半帰らなかった。
「自分には歌しかない、歌いたい」
その思いだけで必至やった。
いろんなことがあった、
そらもう、ほんま、いろんなことがあった。
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だからか、歌詞が、話し言葉に聴こえました。
安定した声、選曲もよかったし、大満足でした。
いいライブは、いい気分。
頭から足まで、ずんずん、ずんずん、
サントリーのトリスのおじさんみたいに、
全身、心地よさが満タンになりました。
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帰りのエレベーター、
乗るや否や、知らない同志が思わず、
「最高でしたね!」
「いやー、やっぱりすごい!満足です」。
「ほんと、ほんと」
みんな目がきらきら。
わたしもきっと、そのはず。
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Uちゃん、ありがとうございました。
私も大阪に居た頃は、有山さん上田さん大塚さん、憂歌団の唄をよく聞いていました。金子マリさんのハスキーポイスも大好き!!
誰カバ・・・なんて名前を知っている人は、ここの常連さんにはいらっしゃるかしら?
加川良さんの歌に出てくる「白い家」は、場所は少し移転しましたが今でも大阪・帝塚山でカフェやってはります。
大阪へ帰省した時は、お好み焼き、きつねうどん、白い家のプリン・・・の内
最低1つは食べてこないと帰省した甲斐がありません。
好きだった音楽は、今では懐かしの・・・と言われるようになり、あの人もこの人も・・・遠いお空に行ってしまわれました。
キラキラしていた記憶はもちろん有るのですが、順番に思い出すと芋づる式にいっぱい出てきます。
懐かしいけど、寂しいですねぇ。。。
次の教室の時には、CDを持っていきますね。