お、今日は干せるかしら。
10時から干しはじめました。
只今12時33分、
ちょっぴり曇ってきました(悲)
◎梅の土用干し。
夏の土用は、梅雨開けの7月20日頃
から8月7日頃をさしています。
梅を干すのは、その7月20日過ぎ頃の
晴天が3~4日続くときがおすすめ。
太陽の陽射しが一番強いときなのです。
晴れが続かないときは、晴れた日に
飛び飛びで干せばいいのです。
太陽にあてることで、色が美しくなり
皮も果肉も柔らかくなります。
梅と塩。
塩は梅の重量の15%で漬けます。
つまり、
梅1kg
天然塩(粗塩)150g。
赤紫蘇も、塩は15%で漬けます。
祖母の時代は20%だったのでしょうが、
母のは、中高時代のお弁当に入ってた
ので舌が記憶していますが、
祖母のよりも食べやすく、
少し薄味だったのだと思います。
わたしは、梅も赤紫蘇も15%の
塩で漬けています。
干す時間は、朝10時~4時頃。
盆ザルに一粒一粒、清潔な箸で、
なるべく離して並べて干します。
夕方からは取り込み梅酢に戻し
ます。
3日干したら、清潔な瓶に移して
そのまま保存します。
または、梅酢の容器に戻しても。
これは、母の作り方で、わたしも
そうしています。
理由は真似してみればわかります。
風が通りやすいように。
下に台を。
赤紫蘇も広げて干します。
赤酢も容器ごと、陽に当てます。
色が濃くなります。
今日も快晴ではなく、雲が・・・。
下の写真の小梅は、
5月28日に求めて漬けたもの。
(小梅は、東京の場合、5月中旬過ぎ
から店頭に出ます。)
この小梅が干せるのは、
予報を見ると9日か10日に
なりそうです。
天気と自分の都合で干せば
いいのです。
<健康維持に梅干し>。
疲れがたまったときは梅干し。
梅の有機酸「クエン酸・リンゴ酸」は、
疲労回復に役立ちます。
疲労によってたまった乳酸を燃焼し、
糖質の代謝を促してくれます。
また胃腸の働きをよくし、消化を助けたり
整腸作用を促したりも。
私自身もそうですが、体調を崩した教室の
生徒さんが梅干し1粒で顔色が戻ったりします。
昔から日本人の健康維持に欠かせない
<薬>ともいえる貴重な漬物です。
3ヶ月後くらいから食べられますが
できれば1年、置いた方がまろやかで
食べごろになります。
来年は、
無添加の梅干し。
自分でつくりましょう。