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場内に入って、のっけから
ピカピカの魚に出会いました。
あじ、いわし、さんま。
あまりの美しさにしばし観賞。
あじは、周年獲れますが旬は
そろそろお終い、
今は、いわし。
そして、これからはさんま。
並んでる順に旬がめぐります。
青魚の栄養価は、いまや
すっかり常識となりました。
身体をつくる上で不可欠の
脂肪酸で成人病を予防します。
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血液の流れをよくする
EPA(エイコサペンタエン酸)。
悪玉コレストロールを減らし
脳の働きをよくする
DHA(ドコサヘキサエン酸)。
えーー、
育児中の生徒のみなさん!
乳幼児の脳の発達、視力の
向上に役立ちますよ。
日本人の食生活が欧米型化
し、EPA,DPAの摂取量が大幅
に減少しているそうです。
肉料理と魚料理のバランス、
考えながら子育てしましょう。
ここのところ、旬のいわしは、
1本120円!最高に脂がの
ってます。いま、食べるべき!
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さて築地場内に足を入れて、
気付くのは、まぐろの専門店
がとても多いこと。
こういうショーケースが多数。
赤貝。
韓国産です。
3,11までは、宮城県・閖上
(ゆりあげ)の赤貝が最高に
おいしかったんですけどね。
大きな岩牡蠣。
わたしの手は18cm、
これ、23cm位はあったでしょう。
しかも重い重い。
この魚は?
ふふふ、
紅鮭です。
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「子持ちですが・・・何か?」
卵でお腹ぷっくり。
お茶事の料理でよくつかわれ
ますが、遠火でしっかり焼き、
煮びたしにするとおいしいん
ですよ。
あ、甘露煮にもしますね。
9月になれば、焼いた子持ち
鮎が見られるはずです。
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すっぽん。
機会がありましたら、雑炊などで
どうぞ。やっぱり滋養があります。
血行がよくなりますからね、
肌なんか即ピンク色。
風邪なんか吹っ飛びます。
どじょう
その元気なこと、元気なこと。
ま、上がった(死んだ)どじょうは、
たべれませんけども。
「(笑)視線を感じるよ・・・・、
撮ってるね」
「同じ撮るんならさ、
もっと近くで撮りなよ」
冷凍まぐろ
こんな道具で裁断してるんですよ。
帳場から声がかかります。
「・・・さんから・・・kg注文!」
電気柳刃?を、身に当てて
皮を薄~~く引きます。
穴子をさばいています。
瀬戸内のめそっこ位の大きさです。
でも少し幅が狭いかな。
聞いてみよう。
「瀬戸内の穴子ですか}
「いや、韓国産」
えっちらおっちら。
半身をさらに半身にした
つまり1/4身、運んでます。
まぐろの前には、注文の紙。
注文に応じて切り分けます。
わたしの横にはギャラリーが
数人集まってきました。
「いい男だなー(笑)」、
「見られて緊張してんじゃねーか」
包丁が入りました。
身の部分は素手でさわりません。
次は?
国内ばかりではありません。
香港、中国、ニュージーランド
海外からの注文票があります。
「あーーーーっ」とギャラリー。
???「えっ、どうしたんですか」
「身に、モリの傷が入ってたんだよ。
まぐろは、船に引き上げるとき
モリをつかうんだよ。
あのまぐろ、カナダのでさ、
日本の漁師だったら、モリは
絶対、頭に入れて引き上げる
んだけどさ、。
外国の漁師は身に刺したりする
んだよ、ほんと、気ィ使わねぇん
だから」
裁断専門の業者のようです。
海外には空輸。
場内で2時間経過。
9月の教室の魚、
何にしようかな、と思いつつ
歩いているのでした。