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30年前、料理教室で出会った友人。
出会ってすぐに築地通いが始まり、
毎週、場内で魚を買っては、さばく
練習。
あのころ、学生だった彼女は、いま、
50代の母。(築地通いは彼女が結婚
するまで続きました)。
店はKという1軒に決めていたので、
馴染みになり、忙しい中でも魚の選
び方、産地による魚の型の違いなど、
数多くのことを教えてくれました。
2人共、それぞれ、自分で考えるしか
なかったさばき方。その経験が今、
力になっています。
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最初に買った魚は、もちろん鯵でした。
炒り豆腐の材料。
鯵の香味野菜まぶし。
夏の香味野菜です。
残念なのは、すだち、かぼすが
近隣の店にないこと。
売れないから、置かないのだそう。
いままで、この季節に、「かぼす」、
「すだち」がない、なんてこと、
ありませんでした。
酢〆した鯵に香味野菜をまぶします。
ごま汁の、白玉だんごとみょうが。
混ぜごはん。
黒釉の飯茶碗に盛ると映えます。
中骨は、骨せんべいに。
器は、印判の7寸皿。
〆鯵の香味野菜まぶし。
青磁
日本ガラス作家・河上恭一郎さんの
水紋ガラス皿に。
ごま汁をよそいました。
配膳中。
箸置きは、かっぱ。
浜田純理作。
ごちそうさま。
外には「ささげ」のつる。
来月は、緑のカーテンになるはず・・・。
なる・・・のかなぁ。