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きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

兵庫県の但馬地方の米軍機(オスプレイ)低空飛行現地調査・学習集会に参加してきました!

2014-06-15 21:32:58 | 平和・憲法・歴史問題について
兵庫県の但馬地方の米軍機(オスプレイ)低空飛行現地調査・学習集会に参加してきました!

低空飛行現地調査・学習集会
低空飛行現地調査・学習集会 posted by (C)きんちゃん
6月13日は仕事なので、14日(土)のみの参加。神戸を朝7時に出発。午前9時前には朝来市のスカイビラさのうに到着しました。

スカイビラさのう 館長さん説明_01
スカイビラさのう 館長さん説明_01 posted by (C)きんちゃん
前日から参加した人たちと合流。スカイビラさのうの館長さんに、米軍機の低空飛行の実態を聞きました。

スカイビラさのう 館長さん説明_02
スカイビラさのう 館長さん説明_02 posted by (C)きんちゃん
米軍機の低空飛行はひと時よりは減ってきているものの、確実にあるとの事。低空飛行の音で牛のお産で死産になった事、近くのパラグライダーの基地から飛んでる時、低空飛行の米軍機と接触しそうになり、無線から叫び声が届いた事、宿舎から見える稜線より下を米軍機が飛んでいることを目撃した事などなどを聞かせてくれました。
この館長さん、米軍は日本を守ってくれているので必要。訓練も必要だが、人々の暮らしのあるところではやって欲しくない。牛の死産やパラフライダーを楽しむ方々を危険にさらすことは許されないと訴えます。
日米安保を容認する方々とも、「一点共闘」できている情勢なんだなと実感しました。


スカイビラさのう 館長さん説明_03
スカイビラさのう 館長さん説明_03 posted by (C)きんちゃん

スカイビラさのう 稜線を望む_01
スカイビラさのう 稜線を望む_01 posted by (C)きんちゃん
その、スカイビラさのうから、米軍機が低空飛行したという稜線を臨みます。

スカイビラさのう 稜線を望む_02
スカイビラさのう 稜線を望む_02 posted by (C)きんちゃん
稜線の下を米軍機が飛んだというのを再現するかのように、トンビが飛んでくれました。

生野ダム 低空飛行調査_02
生野ダム 低空飛行調査_02 posted by (C)きんちゃん
14日の現地調査。最初は生野ダムです。生野銀山の奥にあります。

生野ダム 低空飛行調査_01
生野ダム 低空飛行調査_01 posted by (C)きんちゃん

生野ダム 低空飛行調査_03
生野ダム 低空飛行調査_03 posted by (C)きんちゃん

生野ダム 西側稜線
生野ダム 西側稜線 posted by (C)きんちゃん
生野ダムの西側の稜線から、ダムを攻撃目標に見立てて米軍機が急降下するとの事。

生野ダム 低空飛行調査_04
生野ダム 低空飛行調査_04 posted by (C)きんちゃん

生野ダム 東側稜線
生野ダム 東側稜線 posted by (C)きんちゃん
東側の稜線のすき間を抜けていくとの事。その逆もあり。

生野ダム 管理事務所
生野ダム 管理事務所 posted by (C)きんちゃん
生野ダムの管理事務所。ここの職員さんが何度も目撃しているとの事。


生野喜楽苑_01
生野喜楽苑_01 posted by (C)きんちゃん
次に、特別養護老人ホーム・いくの喜楽苑で聞き取り。

生野喜楽苑_02
生野喜楽苑_02 posted by (C)きんちゃん

生野喜楽苑 聞き取り調査
生野喜楽苑 聞き取り調査 posted by (C)きんちゃん
ここでも、入所しているお年寄りが、米軍機の音に驚き、食事をしなくなる事などが紹介されました。

生野喜楽苑 東側稜線_01
生野喜楽苑 東側稜線_01 posted by (C)きんちゃん
喜楽苑から東側の稜線。この辺りは音速以上で飛ぶので、音が聞こえた時はすでに機体は見えないとの事です。

生野喜楽苑 東側稜線_02
生野喜楽苑 東側稜線_02 posted by (C)きんちゃん


多々良木ダム_01
多々良木ダム_01 posted by (C)きんちゃん
次は、多々良木ダムの調査。

多々良木ダム 低空飛行調査_01
多々良木ダム 低空飛行調査_01 posted by (C)きんちゃん

多々良木ダム 低空飛行調査_02
多々良木ダム 低空飛行調査_02 posted by (C)きんちゃん
このダムも、生野ダム同様に標的に見立てて急降下してくるそうです。

多々良木ダム_02
多々良木ダム_02 posted by (C)きんちゃん
このダムは、コンクリートでなくって、石を積み上げたもの。ロックフェルダムと言うものです。

多々良木ダム_03
多々良木ダム_03 posted by (C)きんちゃん

多々良木ダム_04
多々良木ダム_04 posted by (C)きんちゃん
このダムは、揚水発電を行う数少ないダムでもあります。

多々良木ダム 管理事務所
多々良木ダム 管理事務所 posted by (C)きんちゃん
多々良木ダムの管理事務所です。


多々良木ダム 彫刻展示_01
多々良木ダム 彫刻展示_01 posted by (C)きんちゃん
多々良木ダムの下には、かつて彫刻展に出品した作品が並んでいます。

多々良木ダム 彫刻展示_02
多々良木ダム 彫刻展示_02 posted by (C)きんちゃん

多々良木ダム 立体最後の晩餐_01
多々良木ダム 立体最後の晩餐_01 posted by (C)きんちゃん
そしてさらにその下には、こんなオブジェがありました。

多々良木ダム 立体最後の晩餐_02
多々良木ダム 立体最後の晩餐_02 posted by (C)きんちゃん
まさに、立体「最後の晩餐」です!

続いて竹田でそばを食べて、和田山で学習集会に臨みます。
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変貌する経済 財界の策動① 安倍政権絶賛 庶民ひっ迫

2014-06-15 11:38:05 | 経済・産業・中小企業対策など
変貌する経済 財界の策動① 安倍政権絶賛 庶民ひっ迫

経団連の米倉弘昌会長は3日の総会で2期4年の任期を終えました。
米倉氏が経団連会長に就任したのは、2010年5月のこと。時の政権党は民主党でした。民主党政権下で首相は鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の3氏がめまぐるしく交代しました。長年、自民党政権に深く関わってきた経団連は、民主党政権をいかに財界に奉仕する政権として取り込んでいくのか、関係構築に腐心します。
「経団連事務局は日常的に政治家・霞が関と交流し、政策対話をすすめていかなければならない。民主党の政策担当、閣僚、政務三役などのみなさまは、経団連と対話をおこなうことも、必要だというふうに感じ始めているのではと感じます」。10年5月27日の記者会見で米倉会長(当時)は、政権交代から9カ月足らずで、財界の巻き返し戦略が功を奏し始めてきたことを明らかにしました。



経団連の定時総会であいさつする安倍晋三首相(手前)。奥は米倉弘昌前会長=6月3日午後、東京都千代田区

忠誠深める民主
度重なる首相交代が弾みになるかのように民主党政権は、財界寄りの政策を強めていきます。民主党政権最後の首相に野田氏が就任したときは、米倉会長は「ジャパンドリームの実現だ」と絶賛したほどでした。野田氏は、事前に財界中枢から「首相をおやりなさい」とのお墨付きを得ていたのです。
財界の政界工作などにより、積年の野望である消費税増税法が民主、自民、公明の合意のもとで強行されたのは12年8月のことでした。
民主党は財界への忠誠心を高める一方、国民の期待をことごとく裏切っていきます。その結果、12年12月の総選挙で大敗北。再び自民党が政権を担う事態を招きました。
総選挙当時、安倍晋三自民党総裁は、マネーを大量に市場に供給することによって物価上昇を人為的に引き上げる金融緩和政策を提唱。これに対し経団連の米倉会長は「無謀、無鉄砲」と断じました。総選挙のさなか、政権奪還を目指していた自民党の党首を財界首脳が批判するのは異例中の異例。長期不況を、「禁じ手」で突破しようという冒険主義的経済政策に対し、このときばかりは財界といえども正論をもっての批判でした。
ところがその後、政権の方針に従わなければ日銀法「改正」も辞さないとする強権的な圧力のもとに日銀の総裁には財務省出身の黒田東彦(はるひこ)氏が就任します。黒田総裁は、「異次元の金融緩和」と称した金融緩和を実施。「無謀、無鉄砲」な政策は、「異次元の金融緩和」と名前をつけられ進められます。海外投機筋は、「アベノミクス」でひともうけしようと日本市場を食い物にします。財界は、株高、円安が進む中で、安倍政権絶賛に変わっていきます。

「任せておけば」
米倉会長は、最後の記者会見で「随分と民主党のみなさまにはいろいろ、物を申し上げさせていただいた。自民党の安倍内閣が経済最優先という路線を最初から打ち出して、本当に経済界としては心強い限りです」と民主党政権から自民党政権に代わっていった波乱の4年間を振り返りました。そして「安倍総理に任せておけば、という気持ちが強くなってきた」と最後の言葉を残しました。
大企業の業績は拡大。1~3月期の大企業(資本金10億円以上)の経常利益は前年同期比で14・2%増となりました。ところが庶民の暮らしはいよいよひっ迫。4月から消費税率は8%に引き上げられました。
その影響を受け4月の消費者物価指数は前年同月比3・2%上昇。その一方、勤労者世帯の実収入は同7・1%減少しました。国民は今、収入減と物価上昇という挟み撃ちにあっています。正社員は4月には前年同月より40万人減る一方、非正規労働者は57万人増えました。不安定労働者の拡大はとまりません。
(つづく)

(「変貌する経済」はシリーズ企画として日本と世界の資本主義経済の変化を追います。「財界の策動」は10回連載の予定です)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2014年6月12日付掲載


安倍政権の異次元の金融緩和に、財界は結局ゴーサイン。GDPが低迷する中でも、大企業は経常利益を増やしています。庶民は、年金や賃金の減、消費税増税で、生活は大変に。
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