貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

奥の細道 那須野 黒羽

2005年10月04日 | Weblog
2004/ 5月16日(曇り時々霧雨)    回想

自家製の夕餉の膳は春キャベツ

従兄宅ー東北自動車道ー那須lC-板室ー沼原湿原ー殺生石ー隠れ里ー那珂川ー雲巌寺ー芭蕉の館ー大雄寺ー常念寺ー明王寺ー玉藻稲荷神社ーくらしの館ー遊行柳ー芦野温泉

芭蕉の <知人あれば> にあやかり従兄宅に一夜を借りて、ついでに甘えてドライブとなる、那須朝日岳の中腹に沼原湿原ありて 寄り道して、座禅草・サンショウウヲのたまごを観察する。ここは陛下が御用邸にいらした時に散策する所だそうです。    <動植物をよく観察なさいますよね>

沼原に首だしすわる座禅草 (写真の中央です)
ぬるぬると山椒魚の核黒き

風車くるくる来てと音をたて
那珂川の天然香魚腹をみせ

殺生石は有名です。 かくれ里は那須の与一故郷です、源平合戦の時は、那須族存続のために親子兄弟が源平に分かれて戦ったのです。
鮎を焼くのに30分かかりました、のんびりと那珂川見ながら与一の話です。
芭蕉は黒羽に14日も逗留したのですが、私は半日で廻りました。
雲巌寺は日本四大道場の一つの禅寺で重主しいが、庭には牡丹が植えられ、黄色い牡丹が見事でした。
芭蕉の館では <馬牽きむけよ> と馬に乗った芭蕉と曾良そして かさねちゃん、に会いました。
禅寺に静止静穏時鳥
青紅葉石段に押葉雨上がり

大雄寺の萱葺きの屋根は見事です。  鮎でのんびりしたので先を急ぎます、
あたりは暗くなってきました、芦野温泉へ行く前に、    遊行柳へ
寄り道は、沼原湿原です。   

なぜ日光へ寄らなったか、お答えします。
まず日光は杉並木を歩きたい。  (上今市から歩く)
山の中なので一人では危険。   (裏見の滝は50分歩く)
知り合いの道連れがいない。   (日光はよく行くので行かないという)
いつか道連が出来たら行ってきます。

芦野温泉は薬草湯も有り体がつるつるします、部屋には堀ごたつがありました。