貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

奥の細道 室の八島

2005年10月02日 | Weblog
2004/ 5月15日(晴れ) 回想

五月晴れ野州 祠へ一人旅

浅草駅ー新栃木ー野州大塚ー大神神社(室の八島)ー麦畑ー思川ー蓮華寺ー下野国府跡ーむらさき庵ー防人街道ー紫式部の墓ー天平の丘ー資料館ー小金井駅ー宇都宮駅

いよいよ歌枕の地  室の八島に向かいます、芭蕉も曾良も私も憧れていた地です、
   
立ち上る煙か霧か室八島

とても神秘です・・・ 蜘蛛の巣を顔に受けながら小さな朱塗りの橋を渡り、池の中にあるちいさい八っの祠をお参りします、 時が止まっている様でとても静かです・・・・   靄のなかで木花咲耶姫と出会えた様な気がします・・・・

鳥居を潜り抜けるとそこには青々とした麦畑が広がっていました。
青麦の風波打ちてひばり立ち
ここから下野の国分寺跡まで、だいぶ歩きます、思川を渡り蓮華寺でひと休みしました。めざすは古代ロマンが眠る下野の国です・・・・・

下野の防人街道山ざくら
むらさき庵三代が打つ蕎麦の味

国府跡、国分寺跡、尼寺跡、薬師寺跡、塚古墳 ・・・・・何もありません・・・・
ただロマンが顔をだします、この辺の地名は 紫 と呼ばれいたので、<写真> 紫式部の墓がありました。

墓眠る式部美人か胡蝶花  (写真の墓)

交通の便は悪くバスは出ていません、 行くようでしたら気を付けてね。