貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

DANCE

2012年12月18日 | Weblog
今 ダンスが人気です、学校の授業として取り入られるとか?
体を動かしてリズムに乗ることは、確かにストレスの解消・エネルギーの発散にもなりますよね。

日本青年館大ホールで開催の「NOA DANCEIMPACT2012」 を観てきました。

    若者の熱気伝わり年惜しむ



この日は20組の出演で、いろいろな分野の踊りがあり楽しめました。
帰りは、新橋で降り 銀座7丁目です。 昔の銀座は憧れでしたが・・・・・今 静でーす。



お腹も張り、一杯機嫌で足をのばしカレッタ汐留のイルミネーションをみにいきました、

    虹色に包まれるビル冬帽子




シンデレラのイメージ映像です、一瞬ロマンチックになるので・・不思議です。



カレッタ-47回からの夜景です、遠く、十円玉の大きさにディズニーランドの花火がみえました。

清水寺

2012年12月15日 | Weblog
2回目最後の寺は 16番目札所、「清水の舞台」で有名な清水寺です。
この寺は京都に来たらかならす寄ると言ってよいほど親しまれています。

創建は778年、805年坂上田村麻呂により寺観が整うとあります・・・古いですね。
でも本堂は徳川家光の寄進により再建されたとありますので、当初と現在とは変わっていったのでしょう。

     清水の坂上りきり冬の空



紅葉の見ごろは11月下旬とパンフレットにあります、もう紅葉も最後です。

     甘酒や音羽の滝に長い列
          



     紅葉越し舞台見上げて人の影



この旅は後4回あり巡礼ですので、自分のための物にはお金を使わないと願掛けしていますが、やはり最後の〆はね・・・帰り道の栗あんシュークリームです・・・大きくて美味しかった。

京都発17;09分 柿の葉すし・肉まん・ビール・焼栗をもって、こだまに乗り込みました。(夕食でーす)

今熊野観音寺

2012年12月14日 | Weblog
今熊野観音寺は京都駅からバスで「泉涌寺」下車、徒歩10分の所にあり、呆け封じの観音さまです。
今年NHKの大河ドラマ「平清盛」に登場する、後白河法皇の頭痛を平癒したとして親しまれ、お参りされています。



    呆けたかなここは熊野か紅葉橋



    水底の小石みせしや冬の川

創建は824~834年 開基は弘法大師です。
今回の巡礼は先達(せんだつ)さんがついていますが、ここでは寺僧のお話をうかがいました。
熊野までは遠く危険が伴うので、この地に熊野観音を祀ったそうですよ・・



    霊水の木杓つたわる冷たさよ

石山寺

2012年12月13日 | Weblog
岩間寺の山を下った麓に石山寺があります。 紫式部がここで源氏物語を書いた寺として知られていますが、 私は以前から この寺の黒い石をみたかったのです・・・

    年惜しむ硅灰石の歴あらた



以前芭蕉翁の「奥の細道」を一人旅した時、石川県・小松の那谷寺で奇怪な白石をみました、芭蕉はこの地にきて句をよんでいます。
        
      石山の石より白し秋の風   -芭蕉翁ー

私は、この時この地で私なりの秋風の楽しみ方を教えていただいたのですが、石山寺の石が見たいと強く想うようになりました。
芭蕉は元禄三年に、石山寺近くにある国分山の幻住庵に一夏滞留したそうです。(岩間寺にも行ってますね)

    冬日入る式部人形座る部屋

  

   石山のつきみ亭より冬の空
 
  



    近江路を守る仁王や冬構え     
   

正法寺

2012年12月12日 | Weblog
12番札所の正法寺は大津市石山の岩間山の頂上付近にあり、岩間寺として親しまれていますが、不便です。
普段ですと JR 石山駅からバスで「中千町」で下車、徒歩50分の山登りです。

 
   
  岩間寺銀杏落ち葉でぼけ封じ



  古池や芭蕉の句碑と冬ごもり

 

                      古池や落葉浮かせの水面かな      

正法寺の創立は722年とあります。   芭蕉翁はこの山に登ってきて詠んだのでしょうか?

園城寺(三井寺)

2012年12月11日 | Weblog
大津プリンスホテルの36階では朝がゆを頂きながら、比叡山をバックに琵琶湖を一望し素晴らしい眺めです。

              朝粥にのせて近江の小エビかな

    
 
 冬霞み琵琶湖大橋うっすらと

       一時の話題はなさく冬の虹
    

園城寺は、天智・天武・持統の三帝の産湯に使われた霊泉がありますので、三井寺として親しまれています



三井の晩鐘でも親しまれていますが、鐘1回¥300でつけます。



    土いろを紅に染め年納め



    下り坂紅葉に結ぶ願い事

番外

2012年12月10日 | Weblog
番外 元慶寺は花山天皇が19歳(986年)のとき出家した所で、花山法皇は西国33観音巡礼の中興の祖といわれてをり、ゆかりの寺を3ケ寺入れて 西国観音巡りは36ケ寺参りになります。

         出家寺添いしや白し冬薔薇

         

         極月の訪ねし寺の閑かさや



         額門の中を彩る冬もみじ

庭の手入れが行きとどき ・・・町の中の 小さな寺でした。

今日一日の御勤めは終わりました。 
今夜の宿泊先は琵琶湖の側にある大津プリンスホテルです。



         来客を迎へるロビークリスマス

上醍醐寺

2012年12月09日 | Weblog
上醍醐寺は西国11番の札所です。
秀吉の「醍醐のさくら」として私の頭にありましたが、初めてのおまいりでした。

      参道は黄葉トンネル空覆い



      冬曇り光きわまる桐の紋



桐の紋は、皇室や神紋にも用いられるのですね、広辞苑に53の桐、57の桐、唐桐など種類は多しとありました。(何のことだかよくわかりません?)

 

     巡礼に醍醐紅葉を魅せし庭

醍醐寺は874年~952年に上・下の寺が建てられ、五重の塔・金堂は国宝です。 
 参道には枝垂れ桜が多く春の花見に訪れたいなーとおもいました。

 

師走

2012年12月08日 | Weblog
12月に入り1週間が過ぎようとしています。
11月からパソコンは毎日開いていたのですが、ブログを入れる余裕がありませんでした。
時々開いてくださる方、ご心配かけました  、便りのないのは元気な証拠です・・・・

西国巡礼めぐりの一泊二日の2回目にいってきました。今回は番外を入れ8ヵ寺+1寺の御勤めです。

10番札所「三室戸寺」     日の出前師走にかける願いかな



     冬ざれや若貴手形に重ねみて



+1寺は宇治の平等院のことです。

     マスクして工事半ばの平等院
     


    窓越しの宇治の紅葉の語り哉



昼食の後によりました、いつもですと拝観料¥500のところ、修復工事中なので¥300です、ラッキー ?、池から阿弥陀様を拝むことができませんでした。 ー残念ー