貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

国立自然教育園

2016年06月24日 | Weblog
ここは目黒駅から徒歩9分 国立科学博物館付属の植物園です。今の時期は花が少なかったのですが、東京のど真ん中で季節ごとの自然に触れ合うことができそうです。
      つゆの傘広げたたんで遊歩道
   
上の写真は一重のノカンゾウ(6月)、八重はヤブカンゾウ(7月)で両方咲いていました。
     虎の尾は雨に打たれてなを垂れて
    
トラノオですが、葉が違うとおもったら? 葉が細い方はイヌヌマトラノ、葉が太いのはオカトラノオです。
 コシアキトンボもとんでいました。(黒く小ぶりですがコシ所が白い)
めずらしい動植物を見つけると嬉しくなり、楽しいですよね。
      
        子等さわぐ蛇の衣が木に下がる

アジサイ

2016年06月21日 | Weblog
鎌倉の紫陽花が見ごろだと放映されますが、鎌倉に隣接している、吾町でも土壌がアジサイに適しているようで、公園・広場・空き地で紫陽花が楽しめます。
    はな好きの有志のお世話七変化
   
今年は雨と晴れの日が交互にきたので、紫陽花の色があせ、白色が目立ちます。
まだ 若木ですが、色が豊富で可愛らしく、こんな楽しみ方も好きです。
   
    毬白し夜目に浮かびる四片かな

ピアソラ story

2016年06月20日 | Weblog
まだ梅雨の真ただ中ですが暑くなりましたね、こんな夜は、好きな飲み物を片手にミュージックが良いですね。
    外灯の追う足音や夜の月
トリオ・リベルタは結成15周年を迎えました、わたしは10年前からトリオ・りベルタを応援していますので、ピアソラの曲は何回か聴いていますが、今回 伊藤友樹氏のナレーションで聴くピアソラ ストーリーはせつなく、官能を刺激し、タンゴそのものです。
    人生は自由な光輝つゆの星
   
このトリオには、バンドネオンがありません。、それはそれで品のよいタンゴのようなきがしますが、ギター・バンドネオンのタンゴも大好きです。 やはり曲がものをいうのですね。 
アルゼンチンの路地からタンゴが流れる港の酒場に行ってみたいな・・・でも治安が悪いそうです。
    暮らしの場さがし求めて水中花
    

映画 エヴェレスト

2016年06月11日 | Weblog
   梅雨晴れやごみ箱あさる烏かな
梅雨に入ったと思ったら朝から27°これでどんどん温度が上がると私の頭がいたくなる、毎年6月にこんな状態になります、急な温度差に体がついて行かれないのだとおもいます。・・・今日がその日かな?
不安を抱えながら、バスに乗り シネマ「エヴェレスト」をみました。
     梅雨の星神の領域侵す人間(ひと)
     
      恋人よ待てど帰らぬ蛍の火
内容を確認しないで見たのですが、消化不足でした。
自然(津波・地震・宇宙他)を相手にする問題は2時間シネマでは無理のようなきがしました。
自然とは共生・共存で感謝をもって、祈る・・・・人間の原点です。

宇都宮メロン

2016年06月09日 | Weblog
立派なメロンが宅急便でとどきました、メロンといえば夕張とおもうのは古い話です、いま全国で作られていますよね。
   手にのせて食べごろをみるメロンかな
    
国蝶「オオムラサキ」の里で知られた氷室町、「大森園芸」のメロンです。 一緒に生産者の家族写真のチラシが入っていました、
 これって家族で大切に育てたメロンだとわかります。
   貴婦人とされしメロンの芳香かな

仲夏

2016年06月07日 | Weblog
関東地方も梅雨に入り、くもり空ですが、時々太陽が顔をだします。

     後ずさりしてシヤッターを立葵
   
早朝散歩、ても6時半に家をでます、帰りは始発バスに乗るためです。
立葵は高さが2メートルにもなり花を見ていると、全体がカメラに収まりません。
       川音と時々残鶯繁みから

品川の龍馬像

2016年06月03日 | Weblog
東海道歴史探訪3回目です、
2回目は5月4日で朝は雨風が強く、飛ばされると怖いのでパスです。
今回の予定は青物横丁~川崎ですが、 昼食を蒲田でしてⅠ万7千歩、目的地まで行けず 帰りました。
     前梅雨や時折見せる江戸の顔
鮫洲商店街には老舗も何件かあり旧東海道の面影を残しています。
     南風こんなところに龍馬像
   
この像は平成22年に2代目として建てられたそうで、浜川砲台の海岸警備に力を尽くしていたのでしょう。
      梅雨深し別れ切なさ「涙橋」 
鈴ケ森で処刑される罪人と別れを惜しんだという涙だ橋を渡ります。
     つゆ闇の刑場跡の無言の碑
   
隣接地には檀家を持たない大経寺があり受刑者の供養しているそうです。
     夏草の刈り取る森の読経かな
国道を渡り暫く行くと梅屋敷公園です。道中常備薬「和中散」として売り出した薬屋が梅林を作って休み茶屋にしたところです。 明治天皇がたいそうお気に入りで「聖蹟」の名がついています。
      二つほど実梅残して収穫期す
   
蒲田までもう一息・・・ 鼻歌でキネマ通りや心太

地方寄席

2016年06月01日 | Weblog
栄区の飯島町にある(株)ファンケルのショールームで金原亭 馬玉 の地方寄席がありました。ファンケルの正面入り口を入り、見上げると田村能里子氏の壁画が見られます。
     アジアからレースの風の薄暑かな
   
作年 真打になった馬玉の地方(栄区)寄席は1年ぶりかな?・・・
何かと忙しかったのでしょう?
その間に、子供も誕生したとのこと、Wお祝いでしたね! おめでとうございます。
     衣替え黒紋付の羽織脱ぎ
  
地方寄席はその日の客をみて、演目がきまるようです。「そば清」「 ? 」親子の禁酒の話ですが、題はわかりません。
「そば清」は、そば・うどん・きしめん・とろろのすするときの音のちがいです、ほとんどの人が知っている話なので、やりにくそうでしたが、だいじょうぶです、あんしんしてください、大きな拍手がわきました。 
      落語継ぐ趣味は子亀とマリモとか

今の時期はピンからキリのさくらんぼが店頭に並びますが、庭にオニグミがさがっています。   
   
      夏茱萸の渋みの深さ効くような