貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

造形遊び

2010年06月30日 | Weblog
紫陽花の季節ですね、毎年鎌倉の何処かの紫陽花を見に行くといっている知人がいますが、鎌倉はどこも混雑します、あまり混雑するので花のマリを切ってしまうと言う寺の話もありますやっと咲く季節がきたのに、かわいそうですよね。

高台にある ふじやま公園の枯水庭にはいろいろな色の紫陽花が咲いています。

          端居して紫陽花越に町並を



          紫陽花の弁重なりて鞠をなし

そんな季節にいつも「造形遊び」の教室をします、コケを使うアートが好きなのです。
        
          丸竹の中に思い出ネジリ花

    

         純白な八重どくだみの香り哉

今回は 竹を使った丸額を竹枝にさし、台は皿で 苔・石・小枝・花て飾るアートです。
写真は裏表 4枚はいります。テーブルの中央に置けば写真入れなくても貴女の顔が・・・・

   

         小判草そっと垂らして挿してみし

新宿

2010年06月25日 | Weblog
奥多摩の森林浴を満喫し新宿へ戻りました。
夕刻のラッシュアワーと重なり行き交う人の波は早足てす。

      西日背にモード学園人目引き

     


暫く新宿にはご無沙汰していましたが、 あのビルはなんですか? あのビルは? 

      初夏の街名知らぬビルのおおかりし 

奥多摩

2010年06月23日 | Weblog
東京都って狭くてビル・ビルのようですが、細長い土地で鳩ノ巣や御岳山のある奥多摩は都心とは違う別世界です。ここは多摩川の上流で川に沿って遊歩道があり、森林浴が得られます。

      梅雨曇り御獄の山を杉越に



>

      梅雨晴れ間川音聞きつ深呼吸

      


      奥多摩の源泉奉り冷やし酒




清水が命の日本酒造「澤の井」があり、道はさんで同じ経営の豆腐料理「ままごと屋」川の向こう岸には「かんざし美術館」があります。

      ゆば豆腐枝豆添えしフルコース

     


御獄神社にはケーブルに乗り、往復40分あるきました。

       御岳山谷底深く杜鵑

麦わらで編む?

2010年06月21日 | Weblog
6月第3週の日曜日 父の日でしたよね、全国のお父さん、良い事がありましたか?

ふじやま公園の第3日曜日は毎月作って遊ぼう「こども工作」の日です。
     
     麦ストローつないで編むは塔のよう



     父の日に虫かごを編む子らがいて

今日は父さんと子どもたちが大勢きました、お父さんと一緒の子どもたち、緊張しているような・・・・出来上がれば、外で、竹馬・竹とんぼ・竹ぽっくりであそんでいました。

     里畑の一坪ほどの麦を刈る

公園の畑で作った麦です、穂を取って皮をむき、ストローにしたのです。
私はスタッフなので家に帰ってから編んでみました、風鈴にしょうかな?

     竹馬で遊ぶ父子や麦の秋

     

大内宿

2010年06月20日 | Weblog
やっと大内宿にたどり着きましたが、その前に「塔のへつり」へいきます。
周遊観光バスアシノマキバオゥー号 4時間観光です。

     梅雨の雨すべり気にしつ渡る橋 



     青つゆや塔のへつりに地蔵尊

大内宿は30軒の茅葺屋根の古民家が並びます。

      茅葺の残る街道額の花



     手打ち蕎麦ネギ一本を箸に代え



葱は冬の季語です、夏のネギは硬くて、辛いです、でも名物冷やし高遠そばを三人で一杯、ネギ3本注文しました。ネギ辛かったでーす。

      つゆ和み手に乗せベコの赤と黒



頭をつつくと顔がゆれます、可愛いでしょう・・・ みんながつついて傷ついているべこなので店の人は売れないというのを、無理やりまけてもらって手に入れました。

     ウンウンと首ふるべこや梅雨に入る

東山温泉

2010年06月18日 | Weblog
東山温泉くつろぎ宿「千代滝」の夕餉は「野遊び膳」です。
好きな浴衣のサービスをうけ、おみせ出来ないのが残念、昔の娘に戻ります。


     湯上りのくつろぐ姿宿浴衣



この日夏日で蒸し暑く沢山汗をかいたので、  生ビールがおいしいでーす。

      こづゆ椀郷土料理に梅酒哉



      青紫蘇に自慢の湯葉は生トロで




旅館の宣伝しても・・・ですよね。  でも気持ちの良いサービスがありました。 

今日のスケジュールは病院・展示会2件廻り・パソコン教室で お疲れ・・・明日にします。




飯盛山

2010年06月17日 | Weblog
「荒城の月」口ずさんだあとは、やはり飯盛山にある白虎隊の墓参りです。
隊員343名の内、戦死者は31名 内19名の自刃。戊辰戦争の悲劇が語られます。

      梅雨はしり飯森山に香煙る




音たてて流れる川は飯森山に降った雨だとおもいますが、先にある小さいトンネルは白虎隊員の抜け道だったようです。   

        

        夕暮れに川音競い河鹿鳴く

   

         風青し阿吽狛犬守る墓

日本には戊辰戦争以前にも内戦の悲劇は沢山ありますが、・・・なぜかこの内戦は考えさせられますよね。   水戸黄門の印籠のようにはいきません。

       

会津若松

2010年06月15日 | Weblog
昨年、妻籠・奈良井と旅をして宿場が気に入り、今回は大内宿を選びました。
ここは会津と関東を結ぶ脇街道の下野にあります。
現代は 東京ー郡山まで新幹線、乗換えて会津若松までの3時間弱できます。そこから周遊観光バス1時間30分で大内宿です。

       赤べこが描かれた車内梅雨の旅




つれづれ女三人の自由旅ですので、つい吾がままがでてしまいます。・・・
大内宿は明日にして、会津若松市内観光をします。 

        打ち水のタイムスリップ蔵の店

      


         祭り膳郷土料理に舌鼓

お腹すいていたし・・乾杯すれば・・ですよね。 料理はグルメマップに紹介されていまーす。

食事している間に、鶴ヶ城、今修理したいて「しゃちほこ」の目がダイヤモンドだったとか、公開するみたい・・・行ってみました。
残念公開は19日からでした。

   
       つゆの城戊辰の風を石垣に




土井晩翠の詩「荒城の月」です。  かろうじて全部歌える年齢ですから・・・歌います。

蛍狩り

2010年06月12日 | Weblog
   上海と友好ありし睡蓮花



ここは三渓園南門の前です、横浜には中華街があり上海と姉妹都市の交友関係にあります。

     あやめ越し湖に写りしは塔の輪




      静まりて夕暮方の菖蒲池

このような景色は言葉いらずというところですよね、
原三渓は生糸貿易で富をえて日本画の巨匠岡倉天心をはじめ多く画人を育てました。

鶴翔閣はその当時の原氏の住まいで、今は貸室になり、予約の食事ができます。




     つるが羽広げたごとく名をつけし



     蛍がり弁当食し暗さ待つ



     闇浮かぶ三重塔輝いて

今年の蛍はまだ元気がないように見えましたが、そんなボーとした光もいいですね・・・

金原亭 馬吉

2010年06月07日 | Weblog
今回は地元ケアープラザでの昼寄席です、木戸銭が安いので、年齢問わず子どもも来ていました。
馬吉さん自分でも色物が得意と言っていましたが・・・お子さんにはチョト・・・色気がありすぎるのです。

       ネェーチョッとその気にさせて落ちをとる

   

      演目    紙入れ・火焔太鼓・明け烏

一人で三席こなしました、さすが 色男は独身の31歳ですから気持ちがのりますよね・・

        笑いあり寄席中入りに麦茶飲む

    

         深々と頭をさげて夏衣