貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

かながわアートホール

2012年04月24日 | Weblog
今年は枝垂れさくらが遅く咲きましたが、今日の冷たい雨で、2012年の横浜のさくらも終わりです。

     公園の枝垂れさくらの門潜る



「かながわアートホール 会館20周年記念コンサート」へ行きました。
 チラシには、ほどがやの森から奏でる~音・ゆめ・未来~とありますが・・・・
なんでこんな不便なところに、県の立派なホールがあるのかしら? です、が、隣にスタジアムもあるのです。 その他いろいろな設備があるようです。

     春の風流れる奏の四季の森




コンサートは楽しかったです、神奈フィルの人気奏者の演奏です。

 メンバー  倉田 寛   トロンボーン・テノール
        石田 泰尚  ヴァイオリン
        平尾 信幸  打楽器
        高群 誠一  コントラバス
        城  綾乃  ピアノ

    アンコールホール満席春惜しむ

このホールは神奈川フィルハーモニー管弦楽団の練習場所につかわれているのです。



   ホール道脇一列のチューリップ

神奈フィルはいま運営の危機にあるときいています。若い演奏者が個人でも頑張って活動し、いろいろなグッズも販売していますが・・・心配です。 応援しましょう・・

竹林整備

2012年04月22日 | Weblog
横浜では今にも雨が降りそうな曇り空で寒い日が続きます。

    音たてぬまま暮れていくやまさくら



     里山の竹林整備鍬かつぎ

竹は根を張り一年で成長し、 毎年管理していかないと、荒れほうだいになります。

     落ち笹の色同じゅうし淡竹の子(はちくのこ)



     土のけて顔出す竹の子供哉



     大小のたかんなの形土の香

里山の竹林は急な斜面で滑ります、怪我のないよう気をつけますが、今日は脚も痛く山林守りの苦労がわかりました。

フェルメール・センター

2012年04月20日 | Weblog
銀座6丁目の「銀座ソトコトロハス館」で「フェルメール光の王国展」が7/22まで展示しています。  監修 分子生物学者ー福岡伸一 ・・どんな?フェルメール展かな?

      四丁目銀座の春の香りあり



フェルメールは近年では1番人気ですよね。
横浜美術館で見た「真球の耳飾りの少女」は忘れられませんが、今回は37点が見れると言うのです。

      夢うつつみゆき通りを春うらら



オランダの風景だとおもいますが、私は初めてみました。
フェルメールは人物と窓からさす光のだくみさにひかれますが、この風景 素晴らしいです。



37点の複製画が今日のあらゆる技術で、当時の色彩・原寸大での展示でした。
原寸大のフェルメールのアトリエが再現された写真があり、光のさす角度がわかります。



       春光や絵筆持つ手の魔法かな


上野

2012年04月18日 | Weblog
17日展示会の搬出が夜なので、昼間上野へいってみました。
・・どうしてって目的は二つ。

     紅蕊をのこし上野のさくら哉



     連休を前にフルフル清掃車



     さくらびら番い雀のともとなり

     
     芸術の上野の春の一画かな



     友情をかけて春呼ぶインカ展

私は3年前にペルー旅をしていますので、とても懐かしく感じました。
今回では、マチュピチュの3D映像が人気ですが、現地では雲の動きが早く、雨が降っていたとおもうと日が差し、雲でなにも見えないと思っていると突然マチュピチュの石造建築が現れるという感じと多種のランの花が神秘さを増します。

     春時雨自然を生きる先祖あり

ミイラは四体来ていました、エジプトで見たミイラとちがって親しみがわきました。
たぶんミイラにした意味が違うからなのでしょうか?

注文のコサージュ

2012年04月16日 | Weblog
日本橋高島屋の展示会も半ばになりました、見に来てくださった友人・知人ありがとうございます。
この展示会は展示即売なので、忙しく、賑やかです。
東京深雪会の深雪アートフラワーは「造花」ですが、私の特展には「コサージュ・お洒落帽子・ネックレスとブローチ他などで飾ってみました。

      華ひらく四十年の趣味の果て



特展の持ち帰り即売は出来ないのですが、コサージュ・他は 身につけてみたいものですので、難しい展示になりました。

      おもうことからまわりして造花展



      特注の生なりのシルク春誘う

今回の展示会は私にとって良い勉強になりました・・・が、はたしてこれを活かすことが出来るのか?    まだ後遺症がのこります。

      現つしや雨降る里のやまさくら

日本橋さくら通り

2012年04月13日 | Weblog
今日 日本橋・銀座から柳が消えましたが、東京駅から高島屋の通りにさくら通りがあるのです、良くこの道は通りますが、桜の木に気が付きませんでした、今回は満開のさくら吹雪のなか、高島屋の展示会に通いました。

       満開のさくら通りのサラリーマン

     

さくらってやはり日本の象徴ですよね、一週間咲いてくれるとおもうとありがたく、愛おしく、足取りもゆっくりになります。

       さくらびら髪にとまりて職場まで       

深雪アートフラワー展

2012年04月11日 | Weblog
10日から17日まで日本橋高島屋で深雪アートフラワー展が始まりました。
この展示に途中から参加が決まり、3月は忙しかったのです。

       柳の芽大風微風身をまかせ



10日は東京の桜が満開です。このチャンスを逃すなと、東西線で九段下で下り千鳥ガ淵にいってみました。

       九段下人のながれの花見哉



       花筏二筋になり漂いて



       水もとめ楷漕ぐ影と淵桜



       象徴の桜だ鳥居なびく旗

日の丸を掲げ靖国さくら哉



       靖国の無言のさくら満ち満ちて

ここのさくらにはいろいろな気持ちが込められているようですが、桜の下にはシートがひかれ、屋台が並び夜桜を楽しむ準備が出来ていました。

       夜桜の敷きつめシート客を待つ

一度は来たいとおもっていた神社ですが、複雑な気持ちでお参りしました。

花見会

2012年04月09日 | Weblog
8日は 良い天気に恵まれ、本郷ふじやま公園恒例の花見会です、いつもですと4月の第一日曜日ですが今年は第二にしてよかった・・・でも七分咲の 山桜・大島桜は地味ですから、全然目に入りません、枝垂れはまだ蕾です。(染井吉野はないのです、里山ですから)

ベニヤ板4枚に桜を咲かせるのが私の担当です。 
和紙を適当な長方形に切り5弁に折る。
 花弁の形にカットする。    花弁の先を桃色の水につける。
 開いて花芯の印を押す。 さくら出来上がり。 事前に400枚つくりました。

       はな咲かせ昇龍太鼓轟いて



「昇龍」と言う名はこの地にある古い小さな石橋の名からとったものだそうです。
横浜市の有形文化財の古民家の花見会に応援にきてくださったのです。
その他・安き節・夫婦獅子舞・剣客研究団(・・と言うのかな?)友情出演です。

       剣客の心意気ふれ春の里



       人々の宴眺めいし山桜

うっかりして公園のさくら写しませんでした、ので今日行ってきた日本橋のさくらのせます。



       四本の袂のさくら日本橋

橋のたもと4ヶ所に1本づつ植わっているのですね、さくら咲いてないと見過ごしますが。

昇龍

2012年04月04日 | Weblog
今日、横浜ではさくらの話です、朝二分咲きだったのに、はなさか爺さんが灰をまいたように、昼過ぎには満開になる木もありました。地区の小学校では入学式があり、さくらの下での記念写真、まにあったのです。   明日から暫く楽しみです。

       校門をくぐる親子や桜かな

その前に3月の音楽界は和太鼓の「昇龍」です。
私達の地区で昇龍は有名ですが、他地区ではしりませんよね、 でも和太鼓の吉井盛悟さんは知っている方もいらっしゃるとおもいますが?・・(鼓童)
その吉井さんが10年前に立ちあげた、中学生・高校生が主体の和太鼓集団です。

後は「和太鼓 昇龍」で検索してください、私 長い文を打つの苦手なのです。
昨年。青山劇場の鼓童にいったのですが、昇龍にもあの大太鼓打たせたいと、少し寄付しました。

        整理券並び期待の弥生尽

      

        啓蟄や若き力を和太鼓に

 演目  第一部  宵宮・五月雨・ゆうきち・合戦・山中節・モノノケカブレ

     第二部  みどりが丘と野七里囃子・本ばたき~しゃばたき・魁・三宅・空

とても上手で素晴らしかったのです。   かぐらも上手でした。

これは練習のたまもので若い力への感動でした。
これからが楽しみですが趣味でこれだけ打ちこめ、和の精神がもてる。
          
          素晴らしいことです。

           

根津美術館

2012年04月03日 | Weblog
示唆しぶりに根津美術館にいきました。ここはJR渋谷からちょっと離れているので、余りいきませが、お雛様フアンの二人に誘われて、原宿で昼食してから行きました。

「虎屋」のお雛様は4月8日まで開催されています。
道具は明治時代に造らせたもののようですが、雛様フアンでなくてもじゅうぶん楽しめる、楽しいひとときでした。

      黒塀の根津美術館春の雨
    


      細密な虎やが守る雛道具



お雛様は二対なのですが、御道具が素晴らしく、とくに茶道具は、虎やが扱っていた茶菓子
とともに大事に扱われていたとかんじます。

      土産にと虎や自慢の雛和菓子