貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

石田 泰尚

2011年02月27日 | Weblog
19日に大雪のブログ入れてから1週間がたちました、 昨日は4月中旬の陽気です。

先日テレビで歳をとると どうして時間のたつのが早く感じるのだろう?という問題について話し合っていましたが・・・
本当に1週間・1ケ月が早く感じます。
いろいろなものを体験してきたので、新鮮・感動が薄れる? 行動が遅くなるから? とか言ってましたが・・・

私はこの1週間、 大阪・奈良へ行く下準備で、資料集めや本を読んだり・・・やはりすることが遅いです。

今年の目標も決められないまま2ケ月が経とうとしていますが、まずは 新鮮感動を楽しみたいと、コンサートを考えました。

以前から石田さんのファンで何度かコンサートにいっていますが、今回の共演した 中島 剛さんは素敵なピアニストで感動しました。

           ルクレール       ソナタ
           フォーレ        ソナタ
           フォーレ        シシリエンヌ
           ドビュッシー      小舟
           サン=サーンス     死の舞踏
           フランク        ソナタ

           早春のフランスの香ピアノから




蘭展

2011年02月19日 | Weblog
横浜では14日大雪になり、今週は朝の冷え込みが厳しく、庭の草花の葉が黒く痛んでしまいましたが、まだ寒い日が続くのかな?

2011年2月19日(土)から「世界らん展」が東京ドームで始まります・・・先がけて18日の夜 内覧会にいきました。

              蘭展と聞けば世界のにほい哉
        
        

歳時記で 蘭は秋の季語で、日本産の春蘭と君子蘭は春の季語になってます。私の育てている寒蘭は東洋ランで秋に咲きます。
以前旅したペルーのマチュピチュの崖でいろいろなランを見ましたが・・・ペルーは夏の季節でした。
一度にこの時期にいろいろなランを咲かせることは大変な苦労があるとおもいます。

     蘭の舞ドームいっぱい魅惑せし

 

 

     蘭自慢微かな香り乙女咲

     

              愛されし和服の素描蘭の花

蘭展に刺激され、まだ蕾の小さな鉢を2ケ買いました、どんな花が咲くのか楽しみです。 蘭展の最終日は27日です。




早春

2011年02月13日 | Weblog
春の雪ははかなくも一日で跡形も無くなり、早春に相応しい天気になりました。

「書遊会」で指導してくださる先生の「凌雲」展が最終日で、場所は県民ホールギャラリーです。

           春節祭古典書展の美にふれし

          

石川町から賑やかな中華街の人垣をぬって山下公園にでます。。

こんな込んだ所通らなくてもいいのですが、中華街の賑やかさは、子供のころを思い出させてくれるようで、なぜか心地よいのです。

  下の写真の店は長い~長い行列で・・・以前テレビで紹介されていたのをおもいだしました、ショウロンポウです。

     

         水温む案内船の休み何処



山下公園の端から開港の道に入ります。 大桟橋ー象の鼻ー赤レンガ倉庫ー汽車道ー桜木町は海を見ながらの散歩コースです。
 
   春きざす潮の香誘う遊歩道               早春の海風光独り占め


   

 

  水溜まるリンクスケート惜しむ子等              春を呼ぶ花壇は守る大錨

運慶展

2011年02月12日 | Weblog
11日 横浜に初雪が降りました。  

2月の雪は、沫雪・綿雪・牡丹雪・淡雪・春雪と言われ解けやすく、はかないという様なときに使われます。

             初恋の一首重ねて春の雪

      

金沢文庫80周年特別展 「運慶」です。    サブタイトル 「三体の大日如来/初作と最晩年作」とありました。

運慶は大好きな仏師なので 静岡の願城就院 神奈川の淨楽寺・光明院(称名寺)と参拝していますが、いつみても素晴らしく力強さをかんじます。

雪の称名寺も素敵なので、出かけましたが、今日は小雨になり、雪景色は見られませんでした。     ー残念ー

             智拳印守り本尊冴え返る


   

 奈良県の円成寺・東京都の真如苑・栃木県の光得寺 三体の大日如来は運慶作の特徴を見るというものもありました。

運慶の大日如来(円成寺)は1176年 / 称名寺・光明院の大威徳明王像は1216年で40年の開きがあります。

             中世の祈りの此岸春の雪




             早春の小雨にけぶる太鼓橋

目黒雅叙園

2011年02月10日 | Weblog
雛祭りは3月3日ですが、雛飾りは地方により2月3日から旧暦の4月3日まで飾るところがあります。
関東では3月3日までの飾りでいつまでも飾っておくと、嫁に行けなくなると言われました。

今年はまず、 目黒雅叙園の百段雛祭り出かけました。

   
  雅叙園の集めの雛の座の心地

 

                         高層のビルの谷咲く枝垂れ梅

        
          古典雛面影のこす襲色

     

          時空超え上る百段出あう雛

「百段階段」は欅百段の両側に食事を楽しんだ七部屋があり、江戸文化を偲ぶ装飾で、東京都の有形文化財に指定されています。
初めて行く方は一階のお手洗いに入ってみてください・・・・・橋を渡って・・・・行きます・・・・

          食事何処回路もロビーも雛ずくし

 

今年は山形県 鶴岡の致道・酒田・慈恩寺・福岡県 柳川・静岡県 稲取・埼玉県 二木屋等の協力でした。

さて 今年はどんな雛に会えるか楽しみです・・・大阪へ行く計画もあります。  また お知らせします。

立春

2011年02月04日 | Weblog
2月に入り3日節分・・・4日立春と寒さも一段落したようですが・・・1月寒かったですよね。

エジプトのデモのニュースをみると3年前旅をした時にみた、貧富の差の光景を思い出し憂鬱になり何もしたくなくなります。

          鬼やらい何を払えばよいのやら

     

大豆もいわしも買い、恵方まきも食べましたが・・・・鬼に笑われているようです。
私の解決方法・・・・こちらから飛び込んでいって鬼と仲良くなれば とおもいますが。

日課の散歩はこなしていますが・・・何かしょうという気になりません。

        立春の川面の波紋鷺写し

    

        枯木影一人歩きの伴として