貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

秋日和

2008年10月30日 | Weblog
           天高し大桟橋に日本丸

10月も後一日となりました、久振りに夫とデートです。
桟橋には用事がなければめったに行きませんが、新しくなってから来ていないと言う夫と大桟橋の散策です。

           船底を歩く音する秋の橋

       

2002年にリニューアルしてから、お洒落なデートスポットとして人気ですが、ここって夏は日陰なく暑い、冬は海風で寒い、交通の便は悪く、歩くのでお年寄りは疲れる、夜は危険。
でも今日は秋日和、芝生広場から360度のパノラマ展望は素晴らしいです。

        シャッターをきる秋景色赤レンガ

  

        ベンチかけ二人無言の空高し

夫と出かけると、お財布の中身考えなくていいので楽です、
サァー  ノドも乾いたし美味しいもの食べて、飲ん・・・これからが・・・本格的デートで~~~す・・・

源氏物語

2008年10月28日 | Weblog
         秋光や王朝ロマン触れてみし

       

11月3日まて、横浜美術館で「源氏物語の1000年」展が開催されています。
始まる前に瀬戸内寂聴さんの記念講演会に応募しましたが、ハズレてしまい、この特別展は行かない、とおもっていたのですが・・・やはり気になって、落ち着きません。

         愛読者伝え伝わり秋麗

 

          王朝の夢物語金扇

私は「物語」はあまり好きではありませんが、1000年も愛される意味を探しに出かけました・・・みているうちに少しわかるような気がして、日本文化の原点なのかな・・・ と感じました。

         

展示会終わる

2008年10月26日 | Weblog
            柿みあげ甘い渋いか誰に聞く

一週間無沙汰しました、なんだかんだいそがかったのですが、栄区の手工芸展は終わりました。  暫く行かなかった公園の柿が大きく色ずき美味しそうでしょう ・・渋柿でーす。 一個むいて干してみましたがこの暖かさでは・・・不安・・

         一年をくくる行事や秋薔薇(あきそうび)

     

         秋の薔薇窓辺に立ちて香たちて

展示会に来て下さった方、ありがとうございます。23日・24日と雨になりましたが盛況の内に終了することができました。

                      厚く御礼申し上げます。

寒蘭

2008年10月20日 | Weblog
暖かな日が続きます、久振りに庭の草むしりです。穂丈た雑草の中に紅葉した狗尾草(えのころぐさ)が素敵です。

         ネコジャラシ穂チクチクと赤茶色

北側の日陰に置いてあった寒蘭の鉢からは沢山の花芽が上り感激です。
寒さが好きな寒蘭、この日中の暖かさは・・ちょっとかわいそうな気がします・・無事に咲いて好い香りを放せるかしら?  支柱をたてます。

         たずぬみしひそかに花芽冬の蘭

      

この蘭は丈が長くなり花は小ぶりですが、花色は白、赤、緑、黒、紫、黄とそれぞれに品格が感じられ大好きな蘭です。

月夜

2008年10月15日 | Weblog
            長屋門閉めて上るは名残月

楽しみにしていた、ふじやま公園の「十三夜お月見の会」が雨天50%で中止になりましたが、今夜は素晴らしい満月でした。

この時期はコスモスが揺れ薄紫色の紫苑、ほととぎす草、秋明菊が心を和ましますが、私は展示会を控え、いつものことながら、おわれていまーす。

       テーブルにアートの野ばらつくりだす

     


朗読の会

2008年10月09日 | Weblog
            榧の実や遠き記憶を口にして

私はカヤの実を炒って食べた記憶はありませんが、終戦前に生まれた方はそれぞれの思い出を語りはじめます。そんな話は私にとって新鮮で・・・食べられるの と、 驚きです。

        里山の木の実草の実秋集め

       

秋になると なぜか、以前旅した宮沢賢治のふるさとを思い出します、そんな時 賢治の朗読の会にさそわれました。
早速、もっていなかった本を探し、一気によみました。

         夜長の灯賢治の世界遊びいり

     

   朗 読      月夜のけだもの
             
             めくらぶだっと虹
             
             祭りの晩

「賢治の世界」をとどけてくださる方・・・・おつき ゆきえ

         朗読の賢治ワールド秋澄めり

「輪」

2008年10月07日 | Weblog
第二集輪の会合同句集 「輪」 出版記念会がありました。
5年前から発足した輪の句会は、三クラスになり、会員は98人ときいています。

         輪句集を手にし歩みの秋の雲

    

大輪先生の句会に入り4年になり、5年かけた奥の細道一人旅の思い出を、この合同句集に載せて戴くことができ夢のようで、出会いの不思議さを感じます。

         導きに感謝嬉や曼珠沙華

オカリナ発表会

2008年10月05日 | Weblog
私の住んでいる町は横浜市郊外で鎌倉市と隣合わせです。

25年前は宅地がドンドン造成され人口が増え、子供も多くいましたが、近頃小学校が閉校になり、その後の校舎が老人ホームになると言うもっぱらの噂です。
そんな町には御年寄りが多く、老後の楽しみ方をさがしています。

        テント張り採りたて野菜秋祭り

 

第二回地区センター祭りを盛り上げる演奏会に、オカリナ教室「花音」の皆さんと参加しました。

          土笛に息吹き入れて萩の風

メンバーは平均年齢65歳、総勢30人です、先生のご苦労が伺えられます。
    演奏曲      故郷の人々     フォスタ-作曲
              鵞鳥の行進      ドイツ舞曲
              赤い川の谷間    アメリカ民謡
              大脱走マーチ    バーンスタイン作曲       

書展

2008年10月03日 | Weblog
         よき昭和俤残し秋の灯が  
     
           

西小山駅前、ぶらっと入った軽食喫茶[Poemu]です。客と店人の会話で地元の人達に親しまれている様子がわかります。 引き立てのコーヒー・クラシックが流れています。

午後は、横浜市民ギャラリーの「凌雲書展」に向かいます。
中山鶴雲生誕百年記念展で、習字教室の先生が出品されています。

   
 
         爽籟や李白六首の白字詩

写真ボケてしまってすみません。先生の苦心の様子が伺えます。


      

神無月

2008年10月01日 | Weblog
神無月に入り急に寒くなりました。
よろずの神々がぞろぞろと出雲に旅立つ月で、他の地や神社は神が留守になるのです。 そんな月って下々の平民は忙しいですよね。
 
        菊月や神いないまの家事仕事

まず入れ替えから始まり、寒さ仕度。 日は短く、天高い、食欲は増し。芸術鑑賞・・・・・ スケジュールがカレンダーをうめています。

        湯煙にコーヒー香る秋の朝

       

        芸術は個性豊かに秋の薔薇

栄区民芸術祭・手工芸展 10月22日~25日・会場:リリス
アートフラワー「薔薇」を貴美華教室で出品します。