貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

北斎

2021年07月09日 | 北斎
節季は「小暑」にはいりました、温風至るという、じんわり熱を帯びた風が夏本番にはいります、いつもの年ですと、ほおずき市をはじめ、各地域で夏の行事がはじる時期ですが、今年はコロナ感染防止対策も8月22日まで延長とか?楽しいニュースは無く、毎日のメリハリをつけるのが大変で、貴重な時間は過ぎ去っていきます、コロナワクチンの2回目も終わり、ホッとして「北斎」映画をみました。以前小布施へいったとき、北斎が晩年くらしたという館と、岩松院で天井一面の八方睨みの「鳳凰図」が頭に残っていたのです。
青年期から晩年(90歳)まで2時間ではとても演出が難しかったとおもいますが、私にはあの迫力のある波が生まれた経過が、描かないではいられない気持ちがわかりました。
人の世の時代の波の梅雨曇り