貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

綾戸智絵

2008年06月29日 | Weblog
   梅雨空に光さす様なジャズながれ

あの、遅咲きのジャズシンガー「まいど!」で、おなじみの綾戸智絵がデビュー10周年記念コンサートをしています。2007年9月東京を皮切りに全国を廻り2008年7月27日東京国際ホーラムで修了しますが、神奈川県民ホールにもきました。

        五十歳声かけられて茄子のはな



40歳ビューで10周年、関西弁の気取らない人柄にファンも大勢ですが、なんといってもあの小さい体から滲みでるパワーに勇気づけられます。

        夏半ばまいどおおきに笑顔かな

          

20曲を歌い、楽しいトーク 気持ちのつたわるコンサート、いいですね。 後一ヶ月です頑張って下さい、・・と言う感じ。

五月晴

2008年06月24日 | Weblog
梅雨の晴れ間、青空が顔をだし、南風が心地よい・・・五月晴です。

         客迎ふ玄関先に羽蝶欄

    

雪割草の仲間は山野草を育てるのも上手です、私も育てていますが、キャリアがちがいます、あまり可愛いので戴いてきました。

  腹熟し夕焼け散歩秋桜

 

                       松虫草高原の景庭入りて

6時30分散歩にでます、この時間はまだ明るく、各家では夕餉の支度で、犬の散歩の人も少ないのです、谷戸には 萩や、コスモスが咲いていました。

        温暖化何か狂いて萩零ゆ

黄金虫

2008年06月22日 | Weblog
      一角に紫陽花の毬かたまりて

関東地方もいよいよ梅雨本番です。空はどんよりした雲に覆われ雨が降ったり止んだりしています。
古民家の枯山水の庭に可愛らしい額あじさいが咲いています。

       古民家に茶筅の響き梅雨曇り

  

         一腹の茶道教室額の花

     

         活きたりと一心不乱黄金虫

いつも見て知ってるこがね虫は小ぶりで茶緑色ですが、これは大きくて黄金に光っていました、 ハー ここから名前を付けたのだとおもいました?

ハマヤキ

2008年06月20日 | Weblog
神奈川県立歴史博物館で、「ハマヤキ故郷へ帰る」とサブタイトル「横浜・東京 明治の輸出陶磁器」展が開催されています。
6/22まで、 評判が良いのでいってきました。     

      梅雨晴れ間ハマ焼きにみる輸出熱

     

明治時代、横浜開港で輸出熱がたかまり、生糸・お茶と共に陶磁器が盛んに出荷されていたそうです。各地から名工が集まり70ヶ所に工房ができ、なかでも「真葛焼」の宮川香山は有名です。

       開港で栄し浜や夏きざし

    

       陶磁器の透ける薄さや心太

私の幼いとき、元町には外人向けの品を置いた店が多かったように記憶していますが、今はすっかり変わりました。

コンサート

2008年06月18日 | Weblog
オランダ原産のアマリリスが良く咲くとおもったら!・・「日本オランダ年2008-2009」と言うイベントあるのです。

2008年は外交関係築いて150年。
2009年は通商関係築いて400年なんですって。
鎖国時代の長崎出島のことかしら?  

 今長崎に出島はないらしいです?  横浜も随分埋め立てで変わったから、もう歴史上の話になるのかしらね。

     灯がともりみらいホールや暮る初夏
   
   

ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団が来日して、横浜みなとみらいホールでコンサートがありました。

     友情が実現されたコンサート

 

1975年カナダ・モントリオー生まれのヤニク・ネゼ=セガン(指揮者)と1982年中国・重慶生まれユンディ・リ(ピアノ)は友人で、ネぜ=セガンのアジア・デビューを祝うための出演を、日本で実現です。 
若い力は世界を飛びまわり、中国地震のチャリティーにも協力するのです。

       -プログラムー 
 オットー・ケッテイング:到着
セルゲイ・プロコフイエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 作品16
ドミトリー・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番二短調 作品47

あまり聴き慣れない曲でしたが、力まずよい素晴らしいコンサートで身を乗り出して聴いていました。

       夏鴎海は世界をつなぐ道

枇杷

2008年06月15日 | Weblog
        庭枇杷や一雨ごとに色づきて

今、旬の果物は?と聞かれたら・・・そう 枇杷ですよね、甘くも、酸っぱくもなし、何ともいえぬ瑞々しい果物です。


        水菓子や食後の一服枇杷葉ごと

      

枇杷の花は11月ごろ咲き冬の季語です、枇杷の実は夏の季語で、枇杷葉湯と言う葉を煎じて飲むのも、夏の季語です、何に効くのかな?
調べてみればいいのですが・・・なんとなくこの時期なので、殺菌効果、あるのかな?
 
        

          枇杷葉湯オレンジ色の香りたち

子供達が食べた枇杷の種が何年もかかって実をつけたのですが、その時のことが昨日の様におもいだされます。
      

孔雀サボテン

2008年06月14日 | Weblog
先月吾が庭に孔雀サボテンが嫁にきました。
どんな花を咲かせるのか楽しみでしたが、やっと昨日さきました、月下美人は一晩でしぼみますが、この孔雀サボテンは二日咲いてしぼみます。

花って不思議ですよね。自然の動植物は自分の生き方をよくしっています。

          棟上や孔雀サボテン咲きし日に

      

           萼広げ初夏に二日の命なり

先週の土曜日「柳ジョージ」コンサートにいきました。横浜出身ですが3年ぶりのライブです。50歳代の男性のフアンが多く、あちこちで大歓声をあげていました。いつまでたってもフアンってありがたいものですよね。

          懐かしやエレキギターの夏の夜

        

とても歳には思えない歌声で、元気パワーをいただいてきました。
こんな夜はやはりビールですよね、ジョージもステージでビール飲んでいましたから。
      
         サボテンもジョージも全開パワーかな・・・私も

おくの細道朗読

2008年06月12日 | Weblog
       毬ひとつピント合わせて七変化

裏庭に紫陽花が咲いていました。 関東の梅雨入りはまだのようです、朝から冷たい雨が降り気温20度です。
体調崩さないように、上着を脱いだり着たりしていますが・・・気分転換必要ですよね。
こんな時はCD ・・・音楽ではありません。
 
        朗読のおくの細道あやめ草
       
   

        ヘッドホン着けて旅内や走り梅雨

NHKキャスターの松平定知氏による、「おくの細道」全文の朗読CDです。 小鳥の囀りで始まり・・・蝉鳴き、波の音、秋の虫・・・と旅が続きます・・・

先月、私が「おくの細道」全行程を終えたことを知って、友人が「サライ9」をプレゼントして下さいました。 その雑誌の付録CDです。 

       めくるたび旅重なって合歓の花
 
     ありがとうございます。         ーストレス解消ー

一年祭

2008年06月10日 | Weblog
        杯かわしもてなす心一年祭

アートフラワーの指導者、飯田深雪先生が天に召されて一年がたちました。
先生は戦後の混乱期に洋風料理・西洋菓子・テーブルセッテングを日本に紹介し、アートフラワーを創作し、昨年 103歳の長寿を全うされました。
私達弟子は先生が大事になさった「おもてなしの心」を心に刻 実践していかなくてはならないとおもいました。

オークラ東京は深雪先生が懇意になさっていたホテルです、サービスがゆきとどき根岸総料理長の今日の料理の説明がありました。

         涼しさを盛る前菜にキャビアかな
      


         旬香る若菜十種のスープかな



        ワイン添えココット仕立や夏料理
         
<

ピアノ演奏、美味しいお料理をいただき、会話ははずみます。
素敵なスピーチにあった「美しく老いる」・「自分にとって何ができるか」はこれからの私の課題です。

深雪先生の一年祭に与り、 素晴らしいひと時を過ごさせていただきましてありごとうございます。  感謝いたします。

アフリカの一日

2008年06月08日 | Weblog
         梅雨晴れ間故郷横浜変わりゆく

今年5月28~30日に横浜で「第4回アフリカ開発会議TICAD=IV」が開かれました。街で、体格の良い立派な外国人を多く見かけましたが、アフリカ人だったのかしら?
     
      
        
           赤レンガ倉庫隅咲く浜万年青

今年2月にエジプトの旅にいったので、アフリカのこと気になって、・・・
神奈川新聞社・日本新聞博物館主催の「アフリカの一日」写真展いきました。誇張されない、日常の写真に明るさを見つけることができ、ホットしましたが、旅でかんじた、価値感と矛盾・自然と文明むずかしいテーマーですよね。

           立ち止まり振り替ってみし花茨
       
         

           報道や青き地球を聖母月

其の後、日本新聞の歴史と事件のあった記事をみて、忘れかけていたことが、大事なことに気が付きました。