貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

チャリティー民謡

2010年09月20日 | Weblog
9月半ばになり朝夕やっと秋の気配を感じるようになりましたね
、テレビで、今年の猛暑の原因を放映していますので、少し納得できましたが、どこかに地球破壊の原因が潜んでいるのではと、感じます?

     中秋や甚句に合わす三味のおと

      


民謡 原田直之 の門下生直真沙会40周年です、直真沙さんは栄区で活動し多くの弟子・生徒さんがいます、私の知人もその一人です。 

    
     秋里謡にやがて手拍子音頭とり

錦鯉

2010年09月17日 | Weblog
   車窓より越後平野の稲穂かな



   収穫を待つこしひかり魚沼産
   

魚沼産こしひかり、は稲丈が長いそうで、台風の余波でほとんどの稲が、ミステリーサークルにあったようにたおれていました。

最後は道の駅での買い物です、私は今回の旅では地酒を楽しむことができなかったので、小千谷産の「田友」を買いました。   村上で買った鮭の皮があるからです・・・

    涼しげな小千谷縮みの実演を



絹糸と青芋の糸を使って織り上げるのですね・・・

道をはさんで錦鯉の里館も見学しました。  一匹で高級車が買えるような鯉もいます。

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    萩しだれ小千谷の池に錦鯉 

帰浜して2日間ぐっすり寝込みましたので、ブログ入れるのが遅くなりましたが、もうあれから1週間がすぎたのですね、いよいよ秋の気配・・・・また 忙しくなりそうです。

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四尺玉

2010年09月16日 | Weblog
今夜は片貝の花火・・というときに、ダウンとは・・・食事はほとんど食べられず、解熱剤を飲みバスの中で一日中寝ていたおかげで・・・

      秋アユの郷土料理を目で食し



      菊月の夜空にひらく祝い華

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越後三大花火大会は 海の柏崎・ 川の長岡・ 山の片貝 で知られています。

片貝は浅原神社の奉納花火で、厄年・祝い・記念の意味をもち、それぞれのおもいが・・見物客にも伝わり、楽しい花火大会になります。


      四尺の花火の玉に触れてみし




      一瞬の火粉に平安秋まつり



10時に四尺玉が上がります。
 一斉の帰りなので送迎バスは長蛇の列。暗い夜道を30分歩き駐車じょうにむかいます。

       星月夜奉納終へた田舎道 


城跡

2010年09月15日 | Weblog
この川が居繰網(いぐりあみ)で知られている三面川中州です。
鮭が上がってくるのはもう少し後です。

     三面に写し流れる鰯雲

     
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町外れに芭蕉翁の句碑がありました。

けふばかり人も年とれ初時雨  -芭蕉翁ー

赤坂、許六亭での発句です。村上ゆかりの俳人和合庵ラン子が建立したものでした。



    白露なる朝の散歩を城跡に



朝6時から、オプションの散歩です。 村上城天守閣跡へ20分の上りですが・・・私は途中で引き返しました・・・体調がすぐれません。・・・

瀬波の夕日

2010年09月14日 | Weblog
村上マップでかかせないのが、瀬波の夕日と鮭が上がってくる三面川・村上城跡です。

      
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             夕茜染まる天海刻きざみ


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             海入日瀬波海岸秋初め

             

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村上

2010年09月13日 | Weblog
村上は新潟県の北の位置にあり、芭蕉翁は、温海・中村をへて村上・井筒屋に泊まっています。  今日でも素泊の宿を営んでいました。

        菊月の俳聖偲ぶ小さき宿



井筒屋のある町通りは古くからの老舗が何件かあります。
230年前、 鮭(イヨボヤ)の増殖に成功させ伝統の味を守る鮭料理が伝承されているようです。

      イヨボヤを梁からつるす秋景色

 

どの部屋も鮭がぶる下がっていて臭いもきついです。
私の気に入った土産は「鮭びたしの皮」で、 ふぐのひれ酒のように少し焼いて酒にしたして・・・・冬の熱燗がたのしみです。

     鮭珍味古典の味と納得し




サケ(鮭)屋の隣は サケ(酒)屋です。甘酒は「雪の華」、原酒は「〆張鶴」かな

北方文化博物館

2010年09月12日 | Weblog
今回の旅hは9月9日の菊の節句に揚げる片貝の花火が目的ですが、その前に芭蕉翁ゆかりの地 村上に足をのばします。

芭蕉翁の「奥の細道」には、酒田より9日間・・病いに悩まされ越中の国市振の関に到る。

と あり、新潟の旅の様子は書かれていませんが、同伴者曾良の日記には中村・村上・瀬波・乙宝寺・築地村・新潟と工程の記述があります。
北方文化博物館には古典雛をみにきていますが、 今回は横浜から5時間半やっと昼に着き昼食をこの味噌蔵で頂く予約がしてありました。


     台風の進路そらして迎えられ

      
 

     棗とも文化運びて北の庄

博物館の横に秋山好古ゆかりの日枝神社があり、境内に大きな「忠魂碑」ありました。
その横を抜けてしばらく行くと大栄寺専門僧堂があります。

   雨上がり僧門潜り 虫の声



ここに 芭蕉翁の句碑 -いざゆかん雪見に転ぶ所まで-

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    野分さり句碑問いかける吾がいて


芭蕉の句碑は全国で2441ケ所確認されているといわれています。 
その句にあった場所や・ゆかりの地で愛されているのですね。

    蜘蛛の巣の張る紫姻舎は閉ざされし
  


   境内に洒落た喫煙所をみつけました。




祝い・食事会

2010年09月05日 | Weblog
夫は8月誕生日なのですが・・ホールインワンをしたので、日頃のお世話様も兼ねて、夫の驕りです、息子夫婦もよんで牡蠣の食べ放題・・・写真なんか撮っている暇はないわ・・

       大皿はアッと言う間の牡蠣の殻




       祝い膳乾杯兼ねし暑気払い       


ホールインワン

2010年09月01日 | Weblog
9月にはいりました、 長月・菊月・色取月と言われ季語は秋です。

      一歩二歩汗の流れる日差しかな

私事でなく、 夫の出来事ですが、一生に一度あるかないかのホールインワンをしたようです。

   夫曰く「120ヤード・・・カラン・カランと音がした」



       八月尽ホールインワンの証明書