貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

鴨居玲 展

2010年08月31日 | Weblog
以前から気になっていた、そごう美術館開催の「鴨居玲」展へいきました。
鴨居玲は1928年ー85年間57歳でこの世を去った人でことし没後25年になります。
そごう美術館で7月17日~8月31日まで開催です。

写真は芥川竜之介書「蜘蛛の糸」を題材にした絵と、パレットの中に描いた自画像です。
      
      内面の暗さもがきも酷暑なり



作品に「酔っ払い・老人・道化師・廃兵・・・ラフ 他」ありますが、どれも、自己の内面と向き合い 表現しょうとした作品は重く・・・つらい人生のように感じました?

      

シャボン玉

2010年08月30日 | Weblog
今年の8月も残り1日となりました、もう2学期が始まっている学校もありますよね。
夏休みの思い出話で盛り上がっているでしょうが、まだ残暑はきびしいです。

       七色に光あつめてシャボン玉

>

       端居して七色の玉眼で追って

シャンボ玉は春の季語ですが、涼しさを感じますよね。公園に来た若者がシャボン遊びをしていました。

       

ファンケル寄席

2010年08月28日 | Weblog
ファンケル飯島シヨップは別館スペースを地区で利用してもらおうと、オープン貸出をしていますが、それと平行に催し物もおこなっています。

    大西日ファンケル寄席に笑いあり



8月は「金原亭 馬吉」の落語です。馬吉同好会・落語普及グループが台座・座布団・めくりを準備して、開催されました。

    出し物    替わり目  井戸の茶碗 



      熱弁の若手噺家足袋忘れ

馬吉さんは、わたしのブログに何回か登場しますが、若手ホープで好青年です。
今回、初めての方が多かったようですが・・・人気でるかな・・・?

    

佐久間ダム

2010年08月26日 | Weblog
秋葉山から東海自然歩道を3時間30分 13人で下りました。 山路経験者はマチマチで、下りだとおもって軽くみてたけど結構大変でした。

    葉桜の間にまに天竜秋葉ダム、

>

やっとつきました、ここからバスで今夜の宿、佐久間清流荘に向かいます。


     遠州の自慢料理は鮎づくし



鮎の塩焼き・上ノ写真蒸し焼き?・鮎フライ2ひき、後はビールに八海山・・・・

翌日佐久間ダム見学です。  百聞は一見に如(し)かず・・・・でした。
昔は学校の遠足でダム見学ありましたが、今もあるのかしら?
1956年運転開始の佐久間ダムは諏訪湖源流の天竜川沿いのダムとしては一番古いようです。


   ダム底に下り仰ぎし秋の空

 

     半世紀守りぬいたりヘルメット

帰り道 下流にある船明(ふなぎら)ダムによりました。
このダムには魚道(ぎょどう)があり魚が上流へいけるようになっていました。

     秋の川照らすトンネル魚道かな

 

秋葉山

2010年08月25日 | Weblog
私は以前、地区の「山路」の会に入っていて毎月山歩きをしていましたが・・・事故に会いそれから山行きはやめていました。
そんな以前の山仲間から誘われて、山が火のご神体秋葉山にいってみることにしまた。

       夏木立山頂近し鳥居かな



参道の脇の傾斜には若楓が奉納され、一本づつ奉納者の札がたっています。秋には素敵な紅葉が見られるのかな?とおもいつつ・・・・本殿へ進みます。

      黄金の火伏せの鳥居大旱



火の神は土木・建築関係者の信仰を集め立派な本殿がたっています。

明治の神仏分離の政策で別れた、対称的な秋葉寺(しゅようじ)は神社から15分下った杉林のなかにひっそりと建ち、12月の火祭り準備の薪づくりをしていました。

 

      石塔に寄り添う姥の白き百合

この辺ほ、遠州、秋葉街道と言われ、動植物の宝庫のようで、入ってきてはいけないと柵をしてある所ににも鹿がいました。



      遠州を里の住みかと鹿の子哉

火の神、秋葉神社は東京の電気の街、秋葉原と関係がありそうですよ・・・検索してみてね。

秋葉山から9k近く秋葉ダムまで下ります・・・・ 大丈夫かしら?

キャノンサポート

2010年08月19日 | Weblog
今日は少し涼しくなると言うことで、思い切って(来週出かけるので)横浜西口のキャノンサポートセンターへ行ってみました。

     キャノンビル癒し空間まず一枚



サポートセンターには何人かまっていましたが、私のデジカメは様子を見てくださいで終わりました。昨年買ったばかりなのに、オーバーホールって随分高いのですね。

     秋暑し街行く人の疲れ顔

私が疲れていたので・・・そんな風に感じたのかな!・・・・お腹すいていたし。

     一休み更科蕎麦は冷やし天



     12時を打てば相席夏定食

一人だったから仕方ないけど、ゆっくりビールは飲めないは・・・・
更科一休 本店の看板で入ってみたけど・・・ネットの口コミ評って案外正しいかも・・・


清淨歓喜園

2010年08月18日 | Weblog
「清淨歓喜園」これは京都の八坂神社付近で創業1617年の亀屋清永でつくられているお菓子の名前です。 私は初めて見ましたのでチョットご紹介します。

      盆の月巾着に似た供え菓子



奈良時代遣唐使によって日本に伝えられた菓子だそうで、密教のお供えものだったようです。それにしても、そんな伝統のある菓子を今日まで作り続けるなんて頭が下がります。

どんな味かな?・・・とおもいますよね、少し焼くと香ばしくておいしく頂けるとあります。
網に乗せて少し焼き、1ケを旦那と半分づつ・・一個を仏壇に供えます。
皮は八橋を胡麻油で揚げたようなニッキの香り、中身は月餅のもう少し複雑・・・

      ありがたや施餓鬼古人に思い馳せ

当時は、とても我々のような一般市民には口にすることはできず、貴族みのの食べ物だったそうです。

     

温度計

2010年08月17日 | Weblog
 残暑お見舞い申しあげます。

書中お見舞い入れた途端に、残暑見舞いになりました。  サボりです。

      盆休みなにするあてのない夫婦



ふじやま公園の古民家です。大黒柱が昔の家長を現すとか・・・・ちょぴり、涼しくなりましたか?  13時から17時まで公園管理の当番です。

    温度計目を疑いても45度



    園庭にデジカメもって秋みつけ



    女郎花花粉に集まる虫たちよ

古民家ゾーンを一周して 急いで事務所にもどります。  アーー暑っかった。

8月の花

2010年08月10日 | Weblog
7月の鳥海マリモの旅の途中でカメラから煙のようなものがでたのです、その時は湯けむりのある場所だったので、カメラ暖かくなって煙を吸い込んだのかなー?とおもったのです。
それからときどきおかしいのです・・・・肝心な時、画像が映らない、ときどきなおるのです。 気ままなのかな?

    秋立つや道辺花壇に初雪草 



北アメリカ原産の別名ユーフォルビア、灯台草属の初雪草・・・初雪が降ったかな・・とはおもわないが  なぜか涼しさを感じ一時足がとまります。

家の風呂場の窓です、カラスウリの蔓が網戸の内側に迷いこんで、花をさかせました。

     湯船よりカラスウリ咲き独り言



     明日の夜もまた咲かせてね烏瓜

府中の旅

2010年08月04日 | Weblog
旅といっても日帰りですが、青春18きっぷを利用したので、なんとなく旅気分になれました、このきっぷ5人ひと組でないと使えないのです。参加者14人の小旅行です。

何が目的で参加したのかはっきりしませんが、・・JR静岡駅に下りたことがない
                              自然薯の麦とろ飯で一杯のみたい・・と 言うところでしょうか? 


       カモの子の朝一列の三島宿




18きっぷは一日乗ったり降りたり自由です。学生とお年寄りに便利でーすね。

      極暑なり老木犀に支え棒



三嶋大社境内の推定樹齢1200年金モクセイは、江戸時代にはすでに古木で、香りは、沼津まで届いたと言われています。

      熱砂詰め墓石にしみ酸性雨



 「いざともに穂麦くらはんくさまくら  はせを」   三島の連馨寺の碑の横に刻まれています。芭蕉翁の句ではありません、弟子達がたてた記念碑だとおもいます。


三島から静岡までJR約1時間・・・バスで安倍川を渡り旧東海道 鞠子宿 に向かいます。

歌川広重、東海道五十三次の名物茶屋・・「丁子屋」です。

   茅葺の丸子の宿の百日紅

 

   麦とろろたたき鮪の昼丼を    もちろんビールはつけますが、タタミいわしの汁です。

    青葉風タイムスリップとろろ汁

   
「東海道中膝栗毛」にも登場の弥次喜多は…茶屋の夫婦喧嘩で・・とろろ汁どころではなかった・・・・とある・・
私たちは丁子屋のとろろ汁で精気をつけ、旧東海道の難所宇津ノ谷峠へタクシーで向かいます。    ウフフ

ここには、豊臣秀吉から着ていた紙子の陣羽織を頂いた「お羽織屋」とよばれる石川家があります。

     自慢げに家宝の羽織守りけり    


 

     祭旗軒に十団子ぶら下げて

峠には明治につくったトンネルがあります、江戸時代はこの道だけでしたので、各大名・家康もこの羽織を触っていったそうです。

     涼しさを通すトンネル煉造

帰りに駿府城跡によりました。家康・頼宣・忠長が住んだようですが1635年に天守に溜まった鳩の糞から出火し、全焼…  慶喜が隠居した浮月楼は現在料亭になっています。