貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

タンゴの夜

2008年09月28日 | Weblog
           浜風は見知らぬ国の恋い運ぶ

「クアルテート・クアトロシエントス」によるタンゴの夜です。
 
  メンバー 

    Violin and Vocal ・・・ 会田 桃子
    Bandoneon ・・・ 北村 聡
    Contrabass ・・・ 西嶋 徹
    Piano ・・・ 林  正樹
 
四人共 小松亮太氏に指導をうけているそうですが、若者のそれぞれの活動がどんな演奏会になるのかなー?

        秋薔薇ヴォーカルソロの桃子かな   

     

南米の音楽、ピアソラ・・・リベルタンゴ
             ・・・鮫
     私も好きな曲ですが、若者に人気なんですね。 カッコイイー
     他のオリジナル曲もよかったです。

  今夜は、個性あふれる4人の若者からそれぞれのエネルギーを受け取ることが  できて、素敵な夜になりました。

        秋の月ピアソラタンゴはまりおり

        

救命講習会

2008年09月26日 | Weblog
1923年9月1日関東大震災があり、その経験をいかすため9月が防災月間になったのですよね。母は、よく関東大震災の経験を話していました・・・
      
       夕月夜亡き母のこと限りなき

9月1日は学校・町内会で防災訓練をします、ふじやま公園でも今年は人口呼吸の仕方やAEDの取り扱い方の訓練をしました。

       一刻の命守るかつきみ月

義母は関東にいなかったので大震災の経験をしていないそうですが、去年亡くなる前に介護士に人工呼吸のお世話になりました。

       あわてずに言い聞かせみし防災日

 

訓練を受ける前は、人口呼吸のマッサージを、救急車がくるまで続けることは大変だとおもっていましたが、やってみて少し自信がつきました。

秋分の日

2008年09月23日 | Weblog
           墓石に寄り添うように彼岸花

今日は彼岸日和ですが、道が込みますので昨日小雨の中御参りしてきました。
昨年で両家の両親がいなくなり、さびしくなりました。今まであまり考えたことがなかったのですが、元気なうちは墓参りをしたいという気持ちになってきたのは、自然なのでしょうか?

21日は公園の「子供工作の日」です、あいにくの雨でしたが、親子20人が参加して、草でカゴをあみ、中に小さい秋を飾りました。

           里山のあつめた秋や草のかご

          

            枝先に水引草を結びみる

      

          まんまるの少し色ズクつばきの実

カゴはシュロ・シャガ・ハランの葉であみます、あつめた秋は、ドングリ・ナツメ・カキ・つばきの実・モミジ・ニワドコの実・ミズヒキ・カラゼミなどです。敷物は、ヤツデの葉やアオキの葉カエデ等竹スチックで止めます。

        

          

アール・ヌーヴォー

2008年09月19日 | Weblog
アール・ヌーヴォーからアール・デコへ、横浜高島屋ギャラリーで開催の ガレー・ドーム・ラリック は色・デザインとも素晴らしく、何回みてもいいですよね。華麗なる装飾の時代といわれますが、現代に与える影響は大きく、私も与りたいとおもう一人です。

        光透すガラスに魅せるぶどうづる

     

        初秋に聴こえくる律四季の景

横浜絵

2008年09月18日 | Weblog
             秋暑し県博向う浜の街

8月、9月で前期・後期にわけて近代絵画への架け橋「五姓田のすべて」が神奈川県立歴史博物館で開催されています。あまり聴いたことのない名前だとおもいますが、五姓田派は西洋絵画の、鉛筆・水彩・油彩の基礎技術を学び、外国人相手のお土産となる「横浜絵」で、生活していたそうです。

          仲秋や学びやにみる近代画
         
      

          秋めくや眉一本の筆の線


芸術作品とはいえないかもしれませんが、その技術はたいしたもので、当時の教科書につかわれたそうです。

秋は芸術

2008年09月14日 | Weblog
          香秘めて萩弓なりに咲こぼれ

朝晩涼しくなり平成20年の夏も終わります。 チョット淋しい感じですが、時は流れ芸術鑑賞の秋がまっています、 今年はどんな出会いがあるのか楽しみです。

        秋めきて幻想曲のショパン哉

         

        秋風に乗せてピアノの部屋にいり

音楽家、三宅春恵(故人)サロンでコンサートがありました。
若い、有望なピアニストで、目の前での演奏は力ずよさと迫力がストレートに伝わり、エネルギッシュあふれるばかりです。
      ・・・若さって素晴らしい・・・

  ピアノ  石田 純
   
       プログラム   ショパン  幻想曲   Op.49
                       夜想曲   Op.62-1
                       練習曲   OP.25-10
              シューマン   謝肉祭   OP.9      他

終わってからのファミリー軽食会は和やかで、若い音楽家を応援する気持ちが伝わってきます。

虫かご

2008年09月12日 | Weblog
残暑戻ってきましたが、一時急に寒くなりましたょね。あの時家に飼っている鈴虫が全然鳴かなくなったので、心配しましたが、また鳴き始めました。

       虫篭を部屋につるしてチンチロリン

       

以前、食事処「二木屋」のお土産として買ってきた虫かごです、とても良く出来ていて懐かしく気に入っています。

        朝焼けや鈴虫の鳴く目覚めかな

家で飼っている鈴虫は朝5~6時頃が一番良く鳴くとおもいますが? 朝は静かで気持ちがいいのかしら?  夜鳴いていても私寝てしまうのでわかりません。

ハナトリカブト

2008年09月08日 | Weblog
白いトリカブト見たことがありますか、ハナトリカブトという名前です。
山野草愛好家の方から3年前に戴きました。、一年目は三個の花を見ましたが、その後 茎が折れ、無くなりかけていたのをいそいで地植に下ろしました。去年は葉だけでしたが、今年みごとに咲きました。

          純白のハナ鳥兜ふっくらと

 

キンポウゲ科で英国ではヘルメットフラワーと呼ばれているそうです。
枝はつるのようで支えがないと立ちません。つぼみはうずら豆のように丸く、花は白い烏帽子のようです。

         白兜光源氏にかぶせたし

毒せいは薄いそうですが、微風にも揺れ、幽玄に咲く花のようです。

ギフト・ショー

2008年09月04日 | Weblog
ゆりかもめの国際展示場、東京ビックサイトでギフト・ショーがあり、招待状が届いたので出かけました。

         秋暑しビックサイトへぞろぞろと

       

この会場は広く、全部廻るの大変なんですよね、事前に見たいものをチェクしとけばよいのですが、各会社が新作を出してくるので、楽しみで端からまわります。結局、全部まわれないまま疲れて帰ります。

         秋の波東京湾の景色哉

 

帰りは水上バスに乗りました。りんかい線・ゆりかもめの下を抜け、羽田に向う飛行機がビルより低く飛んでいます。 アッというまに日の出桟橋に着きました。

         JR座り居眠り残暑かな
        

長月

2008年09月02日 | Weblog
           綿の花玄関先に嫁入りし

綿の花って白や淡黄色ですか?  私がいただいたのは、昨日は白でしたが、今日はピンク色です、時間によって色が変わると言う人もいますが、朝咲いて夜落ちる、一日花なのです。
           
           長月の夕昏散歩遠回り

    

         青柿や色ずかぬまま地に落ちし

昼間の残暑は厳しいのですが、夕昏は散歩しやすくなりました。
一生をまっとうできぬまま地に落ちてしまう実もありますが、それにも意味があるのですよね、秋本番はすぐそこまできています。