貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

2010年04月29日 | Weblog
このところ毎日あのケーキ食べていて・・・少し飽きたわ・・・(人間は実に贅沢よね、私だけかな?)
丁度京都から物集女筍が届きました。(もずめたけのこ)    ラッキー

      四つ時に朝掘筍クール便   (午前11時です)



      京都から香り運んで山椒の芽

今年は天候不順で竹の子の生育が遅いようです。竹の子は夏の季語ですから、丁度いいかな!

      赤土をつけた筍ずっしりと


早速ゆで上げ、旦那様の一周忌を迎える友人に届けました。

      真っ白にゆでた筍ぶらさげて

物集女の筍は栽培方法に工夫をこらしているようで、ヌカを入れなくともエグミがなく、柔らかでほとんどゆでたままゆず辛子で頂き、あとは ご飯・サラダと美味しかったです。

     
      歯応えの焼き筍の夕餉かな


ケーキ

2010年04月28日 | Weblog
20日ブログで 3D映画観た後 そごうの神奈川・横浜グルメフェスティバルによりましたよね・・その時 ロールケーキの売り切れの店があったのです、まだ12時だというなに。

すごーく気になって・・・また行ってみました。  ゲット

      花過ぎの街へめざすはMケーキ



   パティスリーマルシュ      Mロール
   
   堂島スウィーツ         魔法のフルーツロール
   
   横浜夢本舗           釜焼チーズケーキ 

今度は3ヶ買ってしまいましたが、売り切れしていたのはマルシュのロールケーキでした。5年前泉区に開店し 今若者に人気なのですね、シェフは以前鎌倉小川軒にいたそうです。カステラもクリームも良くできていておいしかったです。

家から行くにはチョト不便なのですが、・・・ほかのケーキも食べたいなー

   初夏の風のって尋ねてみたい店


うなぎ

2010年04月25日 | Weblog
目赤不動尊へ行った帰り目黒不動尊にも寄りました。南北線が東急目黒線に乗り入れているからです。

   

ここでは不動尊にお参りしたあと寺の前に店がある、西村屋のうなぎです。
店先では炭をうちわでおこし、うなぎを焼いています、 -いいにおいー
狭い階段をのぼり2階で食事ができます。

うなぎには酔鯨があうのかしら? 冷酒はこれだけで土佐高知の酒です。

        あちこちと参ったあとのうなぎ重

   

        こげ色が関東このみうなぎ哉

うなぎは夏の季語ですが、いまでは一年中食べられますので、季節感覚ないですよね。

    

        にしむらやおかめくまでがかべかざる

近くに酉の市で名高い大鳥神社があります、帰り寄って目黒から帰ってきました。

目赤不動尊

2010年04月23日 | Weblog
今日も冷たい雨が降っています。
目赤不動巡りに行ったのは先週の11日です。12日からまた雨という事で出かけました。
地下鉄南北線の本駒込にあります。湘南新宿ラインが武蔵小杉駅に停車することになって、便利だ、ラッキーと思ったのですが・・武蔵小杉の乗り換えは歩きすぎ・・便利で無い。

     春ボケや期待はずれの迷い子に    ・・工事終わればね・・



      花吹雪縁もつ寺の六地像

江戸時代の鬼門にある、目赤不動尊・・・暗いので赤目かどうかわかりません。

     寄り道はつつじ祭りの根津神社



つつじ祭りは4月9日から5月5日までです、拝観料をはらって、この鳥居をくぐって行きますが、どこにも咲いていません。

    朱の鳥居くぐり開けし庭躑躅

    



     もこもことつつじ刈り込み咲くを待つ

神社は申し訳なさそうでしたが、町の御輿はなんのその、応援のかつぎやも繰り出して盛り上がっていました。





     町御輿印半纏かたまりて

3D

2010年04月20日 | Weblog
3D 三次元映画のことです、17日から放映開始の「アリス イン ワンダーランド」をみできました。
 映画を観るのは何年ぶりですが・・評判の高い映画はみておこうとおもっているからです。

 新高島町の、109シネマ MM横浜です。 二階のロビーから、みなと未来の都市がちがった角度からみえます。

      ビル群の空同化して春曇り



    ディズニーの夢追う技術追えぬ春



    メガネかけだましだまされ春うらら

あの「ふしぎな国のアリス」が成長して変な国に迷い込む・・・「ふしぎな国」って子供でなくては行かれない国なのですね。

帰りそごうの横浜・神奈川グルメフェスティバルよりました。
お腹もすいていたし、中村屋のラーメンは行列で・・待てない。
中華料理店「トゥーランドット」のふかひれそば食べました。¥2415(店検索評価みて)

   ものたりぬスイートもとめ春ケーキ

   


二つも買ってしまいました。横浜夢本舗の白雪姫レアーチーズと堂島スウィーツ魔法のロールケーキです。
早く家に帰ってコーヒーで・・・おかげで 寄り道せず、無駄使いせず、・・というところでしょうか。

寄席

2010年04月19日 | Weblog
旅のブログ入れている内に、桜が冷たい雨にうたれ、咲きたらずして若葉に席をゆずるという状態です。
4月20日は、穀雨(春雨が降って百穀を潤す)というそうですが、もう雨はいいですと言いたいところです。

やっと昨日・今日と春らしくなりましたが、自然界の摂理にはかないませ。
人間界は自分で切り開かなくては・・大げさですが・・楽しみましょう・・・

       笑わせて笑って一つ春日和



       春の寄席駿馬二席に華ありて

金原亭馬治・馬吉をかこむ会、6回めの寄席が鎌倉芸術館会議室でありました。
若手落語家二人は将来有望で後援会の方たちの応援も気持ちいいものです。

 出し物は二人で    真田出世・妾馬・手紙無筆・長屋の花見の二席づつ

               それぞれ個性をだした、楽しい話になりました。

暫くこの二人の追っかけしょうかしら、終わった後の馬治・馬吉を囲んでの二次会・飲み会が和やかで気に入ました。



源平古戦状

2010年04月17日 | Weblog


      枯れ枝のようなさくらの古戦場

源平の古戦場といえば、義経の鵯越一谷の戦いですが、その前に義仲の倶利伽羅峠の戦いがありますよね。
芭蕉の墓が義仲寺にあるように・・芭蕉はかなり義仲に関心があったのでしょう・・この倶利伽羅峠にきています。
ここには7千本の八重桜がありますが、まだ蕾は固いです。

     春浅し義仲像は語り継ぐ

 



小矢部市の埴生口に義仲が戦勝祈願した護国八幡宮があります。
その辺りかな?埋蔵金の小判がザックザック、今のお金にして3900万円、興味ありますよね。
この瓶に入っていたみたい・・・・持ち主は?

    金なくて戦いできぬ去年今年(昔今)




昔も今も変わることない、金の力・・・俳諧を愛すものには・・関係ない・関係ない
でも、チョト気になります・・磨いたのかしら、光ってますね。

   後ろ髪玉引かれても春のあわ

さあ北陸路をいそぎます、この辺の高速道路はトンネル・トンネル・トンネルでーす。

   トンネルの合間合間は春の雨

今回最後の目的地。 高田城祉の桜はいかに、さくらまつりの案内板はありますが、咲いていません。 ー残念ー

 

    堀囲む城址のさくら雨留む

ここから長野にでて6時間かけて横浜に帰ります。

   

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兼六園の夜桜?

2010年04月16日 | Weblog
片町にあるホテルに戻り、夕餉は東茶屋の懐石料理「卯辰」です。
その後金沢城跡・兼六園の夜桜見物ですが、カメラをホテルの部屋にわすれました。

    春の宵眼下茶屋の灯卯辰山

まー 落ち着いて飲めるかな・・・・「卯辰」には県外不出とする福井の酒、「黒龍」がありました、素敵な形のブルーのガラス器に入り・・料理と共においしかったです。

    兼六園今宵は桜まつりなり

千鳥足の夜桜見物は最高ですが、今日は知らない土地で 頼りにする人もなく、ホテルまで迷子にならぬようしっかり歩きました。

旅最後の朝も6時起き、武家屋敷跡の散歩です。



      早朝の春寒料峭武家屋敷





犀川から城内に引き込んだ用水路がきれいに整備され町にいき渡っています。

犀川の桜

2010年04月15日 | Weblog
金沢の町は東に浅野川・東茶屋 西に犀川・西茶屋があり、中央に金沢城跡・兼六園があります、 古く加賀百万石として栄えた面影があちこちにみられます。

        犀川に帯引くような土手桜

 

堤の桜は満開で遠くの山には雪が残り、桜橋のたもとに室生犀星文学碑があります。

 

   文学碑夕日一刻冴え返る

  

   片町の芭蕉の辻や日永し

この辺は以前一日中歩き回ったところで寺院群です、忍者寺もありますが修理中でした。
   

 

    春夕べ新格子戸西の茶屋

小松・安宅の関

2010年04月14日 | Weblog
那谷寺~粟津~小松の多太(たたら)神社に行きます。この神社は源平合戦に巻き込まれ、源氏から平家へねがえり、 悲劇をもつ斉藤実盛の兜で知られていて、芭蕉もその兜を見ています。

    慰兜や多太の桜散り初めし

       



   むざんやな甲の下のきりぎりす  -芭蕉ー



73歳の老いを隠すため白髪を墨で染め、兜をかぶって戦いに敗れ、勝利した義仲が慰霊のため多太神社に奉納しました。
いつもは拝観できないようで7月の「かぶと祭」の時のみとされています、・・ラッキーでした。

     源平の戦う悲劇散る桜

日本の歴史は現代人のルーツですが、時代とともに薄れていきますよね、そんなとき地方への旅はタイムスリップできるようで、・・・いいですね。

さあ お昼は海鮮丼でも・・この旅仲間の昼食は予約していません。・・美味しそうなところをさがします。
午後は日本海に面した安宅の関跡に寄りました。

       春の浪義経弁慶物語




安宅関の場面は歌舞伎で3回みていますが、日本海の浜砂にあるとは・・・あまり気にしていなかったのかしら?・・(筋だけ追っているのですね、ここでも旅に出で良かったとおもいます)

松の向こうは砂浜と海です、海岸の光って強いですね、  写真撮る技術不足です。

     春涛や安宅の関に腰掛けて



いつまでみていても飽きない春の海です。「ものがたり館」や「神社」ありましたが、
行く気になれず・・・防風林の松林の中をあるきました。

     日本海渡る春風心地よく