貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

日本金工展

2016年05月26日 | Weblog
京成電車の千住大橋駅を降りると、駅前に素敵な建物がみえます、千住金属工業所有の石洞美術館です。
     葉桜や千住大橋芭蕉像
以前 芭蕉「奥の細道」を旅したとき千住大橋で、「行く春や鳥鳴き魚の目に泪」の句に感激し、荒川の土手でこいのぼりを見ながら団子を食べ汗を乾かしたのを思い出します。
・・・あれから10年・・・月日の経つのは早いです。
   
今回は、友人の作品で石洞美術館賞をいただいた、赤銅象嵌銀手箱「昇」の鑑賞です。
   
螺旋に沿って展示された作品を見ながら2階にあがります。(撮影禁止)

帰りは2つ目先の「堀切菖蒲園」まで乗り、菖蒲には早いとおもいましたが、寄り道しました。
区立の菖蒲園はほどよい広さで区民の憩いの場所として手入れの届いた公園でした。
     薄き日の触れ合う番い梅雨の蝶
   
     日常を忘れさせたる花菖蒲 
   
     花菖蒲乙に澄まして三分咲

東京都美術館

2016年05月24日 | Weblog
今年最高の夏日になった23日、上野の東京都美術館で、24日まで開催の「若冲」展に160分待ちの長い列ができました。
     上野山日傘貸し出す長い列
   
そんな「若冲」の絵画は以前芸大で見ていますので、長い列を横目に「日府展」にはいりました。あまり知られてない会だとおもっていましたが、創設には川端龍子氏の影響を受けているようで「日本画府」から始まっていました。
   
ご無沙汰していた 友人からご案内のはがきをいただいたのです。
工芸部門で昨年は新人賞・今年は奨励賞を頂いたと・・・。 活躍ぶりに驚いています。
自然の素材を活かしたオブジェは私の好きな分野なのでたのしかったです。
   
     生き甲斐や自由の理想かかる虹

太平洋展

2016年05月22日 | Weblog
第112回の太平洋展が新国立美術館で始まりました。
昨年は体調を崩していかれませんでしたが、示唆しぶりの六本木で道を聞いても地図を見ないとわからない警察官が大勢パトロールしています。
    新緑の風国館のうねり沿ふ
  
    美術展目当それぞれ薄暑哉
 
「太平洋」会では伯母が会長を務めているので毎年のようにいっています、伯母は80歳を疾うに越えお会いする機会もなくなりましたが、元気で頑張っている様子がわかります。
   ビル谷間初夏のランチメ二ューあり

   
この日は風が涼しく汗をかかないので、2つ手前のバス停で降り、黄バナコスモスをみました。
     早咲のキバナコスモス夕日うく

プレゼント

2016年05月20日 | Weblog
ここはどこでしょう?  秋田県 駒ヶ岳の山麓 秘湯乳頭温泉の「鶴の湯」です。
羽田空港から1時間10分秋田空港に着き、ホテル迎えのバスで100分駒ヶ岳グランドホテルに着き、そこから さらにバスで20分ひなびた湯治乳頭温泉郷です。
    山若葉湯治客待硫黄の香
  
    山霧のはれて湯の華肌に寄り
鶴の湯は他の湯宿と少しはなれていますが、角館の殿様が湯宿したので名が知れています。左側に立つ長屋が湯治宿です。奥に男・女・混浴の露天をあわせて10ケの浴槽がありました。  写真撮れないのが残念ですが、乳のような風呂に湯の華が咲いてます。 
    八重桜瑠璃色の風片散らす       
  
    日本一水の深や初夏映す
JR田沢湖駅は秋田新幹線がとまりますが・・・・・・静かです。
秋田は稲庭うどんが主ですが、ネットで調べた駅前の十割そばを食べにきました。
   
    海老に替え岩魚天婦羅ふっくらと  
   
     
この旅は 1月にリマから里帰りした娘が帰りに置いて行ってくれた、母の日・父の日のプレゼントです。
フリープランでしたので、のんびりと温泉三昧の癒された3日間の旅になりました。

母の日

2016年05月09日 | Weblog
孫の住むリマから画像ラインが入りました。  母の日は世界共通に祝うのですね。
カーネーションもかわいらしいですが、深紅の薔薇は嬉しいです。
   母の日のハートに薔薇や元気でね     
   
   母の日や手抜きの夕餉ワイン添え

   
  今年は庭のバラが驚くほどつぼみを着け、驚いています。
     遮光した雨の狭庭の薔薇明かり  

ジャズの夕べ

2016年05月07日 | Weblog
卯の花月に入り1週間が過ぎ、皆様の連休はいかがでしたでしょうか?
私は、私なりの連休を有意義に過ごしたとおもっていますが、これって平日も休日も同じということです。 
     ザリガニを釣ったバケツの中立夏

横浜の夏はジャズ・・・に先駆けて、ブルーハーばーオーケストラの「ビックバンドジャスの夕べ」が関内ホールでありました。
     浜のジャズ初夏の夕べはスイングで
   
     虹映すような親子の夕のジャズ  
   
毎年 神奈川県庁ブルーハーバーオーケストラを楽しみにしていますが、7年前に親子で演奏した、宮脇淳氏が 音大に入りクラリネット奏者として今回両親と共にゲスト演奏したのです。
     若人は親の背を追う揚羽蝶