貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

五月歌舞伎

2013年05月29日 | Weblog
歌舞伎座にいくコースはいろいろありますが、まだ歩けるのと、銀座が懐かしいということで、いつもJR新橋~銀座4丁目をキョロキョロしながら歩きます。
銀座通りの柳が今は小もみの木?かな?に替わってビルも多くなりましたが、その中でも老舗は昔の面影をのこしているので、懐かしく、銀座ブラと言う気になります。

    初夏の風銀座通りを通りぬけ


すずらん通りにある「鹿乃子」のランチをすませ、五月大歌舞伎第二部にいきました。

    緑さす杮茸落の賑わいて

地下2階はお土産やで、(4階)に屋上に小さな庭園があります。
    青芝に先人の碑のあゆみ哉    
  
                           夏めくや杮茸落の瓦屋根

第二部  伽羅先代萩(めいぼく) 藤十郎・時蔵・扇雀・梅玉・幸四郎・吉右衛門 他            廓文章         仁左衛門・玉三郎・千之助・秀太郎 他

     座の終し袷着こなし香残し

佐渡牛

2013年05月26日 | Weblog
佐渡の牧場では仔牛を生産して各地に供給し、その地の黒毛和牛として売りだしているそうです。   
      潮風にのり牛は啼く立夏かな

日本海の塩風を受けた牧草を食べ 悠大な自然の中で生まれる仔牛は希少価値で「幻の牛」とも言われているそうです。
佐渡と言えば新鮮な魚介類とおもっていましたが、こんな環境で育った牛のステーキを今度佐渡へ来た時は絶対食べたいとおもいます。
     日本海岬の牧場夏招く

二日目は渓谷での山菜パーティーですが時期によって山菜はちがってきます。
道路と海の間に古くから守られている神社があり、すこし山道を走れば、斜面に岩かがみが咲いています。
                     急斜面鐘形に咲く岩鏡   
     
 寒戸崎祀る大杉夏に入る


 
夏は海水浴で賑わう二ッ亀です、このあと霧で島は隠れてしまいました。

       夏霧に見え隠れする二ッ亀

大佐渡をぐるりと回り両津港です、寿司屋に注文したにぎりをもってフエリーにのります。
2時間30分それぞれが今回の旅の思い出をかみしめる時間です。
佐渡の魅力は人によって違うとおもいますが、何回か来てみないとね・・また来たいとおもいます。

鰤カツ丼

2013年05月22日 | Weblog
昼食は当地グルメ、味彩の天然ぶりカツ丼に長藻の味噌汁です。衣に味がついていて4切れ、洋梨アイスもつき お徳って言う感じかな。

                      復元も佐渡奉行所の歴史もち
 
旧相川裁判所の版画美術館は地元の有志が「佐渡を彫る」をテーマーしたもので、ここを訪れれば佐渡山の良さがわかります。 鬼太鼓・佐渡松
  
      薫風や軋む床板美術館

小佐渡から大佐渡に移動、途中熊谷草の群生地に行きましたがまだ咲いていません。カタクリ・キクサキイチゲ・ニリン草・エンレイ草・ユキワリ草は山を少しドライブすれば見れます。

      二枚葉の顔出す蕾熊谷草
 

 
      木漏れ日に堅香子の花群生し (カタクリの花)
      

佐渡島

2013年05月21日 | Weblog
佐渡島へ行ってきました。
夜行2泊3日の車の旅です。今回のメンバーは「横浜雪割草」の有志です。
私が佐渡へ渡るのは3回目ですが、それぞれ目的がちがいます。
途中谷川岳の水を汲み。新潟港 始発6時の両津行フェリーにのります。

     大佐渡の残雪の山朝日浴び

民宿主人の案内でドンテン(鈍嶺)山にむかいました。

ドンテン山頂で、お茶をしましたが 反対側斜面には雪が残り、道路は閉鎖です。
トレッキングしながら、雪解した斜面の、雪割草・カタクリ・ミヤマカタバミ・ヒトリシズカの花をみました。


     パステルの初夏告げる花根に添いし

五月雨

2013年05月11日 | Weblog
気せわしい連休も過ぎ横浜では示唆しぶりの五月雨(さみだれ)です。
南向きの庭は一日中陽が当たり今年は遮光対策を早めにしましたので、以前ドーム蘭展で買ったランに花が咲きました。
  五月雨 さみだれの「さ」は稲の植え付けの意。
         「みだれ」は雨の意。  だそうで、田植えのころの雨ですね。
  
       音もなく草木のぬれる五月闇
   
       さみだるる上着一枚とりだして 

湿気をおびてうっとおしい女の髪が五月雨髪と言うそうですが・・・
今夜から花の宝庫 佐渡島行き ルンルンです。 明日からの天気が気になります。 

クラ コレ

2013年05月10日 | Weblog
丸の内にある三菱一号館は古い建物を保存して2010年美術館になったのです。
以前にも来る機会があったのですが、ビル街の中・・ということで足がむきませんでした。
     土埃舞う麦秋の風抜けて

今の季節には季語に麦秋がつかわれますが、「麦秋」は都会ではみられません、と言うか麦が初夏の収穫ということに気がつかないのです、  以前下野の旅先で麦畑をみました。
(あの麦畑からひばりが空高く飛んで囀る・・・一度見たいとおもいます。)

クラークのコレクション素晴らしく ルノワールの世界を堪能できました。

なぜかこの古い美術館と中庭のみどりそしてGWの都会の静けさが麦秋と合ふ様な・・・   
    なにもかも五月の風に癒されて
 
    まだ出来る言われその気の麦の秋

KITTE

2013年05月09日 | Weblog
連休はいかがでしたか?  お天気に見舞われそれぞれ忙しかったことでしょう・・・
お疲れ様ですよね。  私は「クラ コレ」 東京の三菱一号館美術館の クラーク・コレクションにいきました。
もちろん その前にキッテによってね。 友達三人と行ったのでキョロキョロできませんでしたが、中央が吹き抜けで三角形になっているのです。 今はやりなのかしら?地形かな?

  薫風やビルの谷間を潜りぬけ
     
レストランはどの店も混んでいます。 ビストロドンビエールハートからの東京駅です。

  丸の内KITTE仲間に夏つばめ


今日は一日中 アートフラワーの見本つくり(サボり癖がついてね)してたので、お疲・・・