貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

中耳炎

2013年03月30日 | Weblog
今日は寒かったですね、明日で3月も終わりですが、上旬の気温とか、ホカロン2ケも使いました。
2年前鼻の手術をし、今年は風邪もひかず、やっと落ち着いてきて調子が良かったに・・・・油断しました?   突然右の耳がおかしいのです。「滲出性中耳炎」
水を抜いて少し落ち着きましたが、原因はやはり鼻にあるようです。

    突然の病身の上さくらちる

庭には、 昨年種が飛んだのかしら、しろすみれがあちこちに咲いています。
   白菫小さな望み実を結び
    
   鉢の角すみれ二輪の時流れ

    

造形あそび

2013年03月28日 | Weblog
本郷ふじやま公園は開園十周年を迎え、記念イベントに力をいれていますが、なんといっても 今年は やまさくら・大島桜・したれ桜が一度に満開になり、一足はやい花見客で賑わっています。                                               山桜歴史みつめて樹齢もち                     深呼吸サクラの香に色ありて                                              今 公園の古民家で、体験教室の歩み展を展示しています。 教室は栄区広報募集で不定期ですが、私の担当は「造形あそび」10年間よく続いたものです。                               創造の無限にあそぶ春うらら                  素材は身近なものばかりで、竹や蔓・小鳥の落としたさくらの小枝などで飾りつけました。        一人じめして山桜仰ぎいる

オルガンリサイタル

2013年03月25日 | Weblog
24日は卒業式や謝恩会がイベント会場やホテルで行われていましたね。
桜木町周辺も若者で賑わっていました。

     手に筒の袴の乙女紅枝垂れ



     喜びを背丈に合わせ庭サクラ

横浜みなとみらいホールの「廣江理恵オルガンリサイタル」です。
このホールには立派なパイプオルガンがありますが、リサイタルは初めて聴きます。

     オルガンのメッセージあり春曇り



「展覧会の絵」・「カタコンベ」・「リモージュの市場」・「テュイルリー」 他    とても複雑なメッセージのある曲でした。 
オルガンであんな表現ができるなんて驚きで、もっと曲をきいてみたくなりました。

カワセミ

2013年03月23日 | Weblog
三月もあと一週間となり、13日に桜のブログ入れたのですが、今日は八分咲きの桜です。
写真手前の若草色は柳の芽吹きで、私はこの芽吹きが風に揺れているところが好きです。

    土曜日の穏やかな風柳の芽

  

    川沿いの桜誘うか一万歩

  

    花色を写す小川の恋の鯉

いたち川は全長7Kチョトありますが、私の散歩コースは中間の30分ぐらいです。
今日はラッキー でカワセミをまじかで見ることができました。

  

       翡翠の目線気にして声ころし

はな

2013年03月13日 | Weblog
横浜では3日間暖かい日が続き5月の上旬の陽気とが・・・でも南風が強く花粉・黄砂が飛んできますので、必要でない限り外出したくない状態です。

俳句では「はな」というと桜をさしますが、ことしはいろいろな花が一気に咲きました。
横浜雪割草同好会では2月から3月にかけて各箇所で展示即売をしています。

  パステルの色庭に置く雪割草



   五輪咲く頭でっかちアマリリス

   
   血圧の定まぬ数値ぼけの花


   街路地の遠慮がちなる桜かな


今年の横浜のさくらは3月初めにさきはじめました。

レ・ミゼラブル

2013年03月05日 | Weblog
西国観音巡礼をしてブログ入れているあいだにも、日は過ぎ・・弥生月に入りました。
月に一度の音楽会や、映画観賞をしていますが、今月の映画は「レ・ミゼラブル」です、この物語は知らない人がいないほど親しまれている 永遠のテーマですが、今回の映画はミユージカル版です。
素敵きな音楽と映像・・観ているのがつらいかな、とおもっていたのですが、流れるような歌でうっとりと、癒される時間を過ごしました。

     やっとさく薄紫の雪割草

    
  


去年の夏の暑さに手入れできず、あきらめていた、雪割草が、花をさかせてくれました。今年はしっかりお世話します、と花に約束して・・・ありがとう・・です。

     

総持寺

2013年03月03日 | Weblog
大阪府茨木市にある、第22番札所 総持寺です。

   打ち止めの石碑に添いし紅椿 

 

                      浅き春奉納堂は閉ざされし
 

 春なのみ薄紅いろの細さくら

この寺は「包丁の租」と言われた藤原中納言山蔭がかかわり、4月18日には山蔭流包丁式が奉納されます。

亀にまつわる縁起があり、池の前には地蔵菩薩が奉られています。

     冴え返る菩薩にすり手頭下げ

お勤めの無事のお礼を告げ京都駅にむかいます。   

勝尾寺

2013年03月02日 | Weblog
第23番札所 勝尾寺は727年に草庵され、箕面の山々に囲まれた寺です。
源氏・足利・豊臣氏が戦勝祈願したことで「勝運の寺」と親しまれています。

    山門の額縁となり春隣


    春寒しうどんでもてなす寺の茶屋
  
    願かけてあちこちに置く初(勝)だるま


上の写真は裏からみた山門で雰囲気がちがいます。

    石楠花のまんまるつぼみいろずきて

番外 花山院

2013年03月01日 | Weblog
花山院は花山法皇隠棲の地で菩提寺があります。
兵庫県三田市352にありバスをタクシーに乗り換えてのお参りです。



 手水舎の青竹にもる六つの花
  
           六体の地蔵と握手西行忌


   昼霞ひときは高く有馬富士

花山法皇はこの景色を眺めながら41歳で崩御されたのです。