太平洋展

示唆しぶりで六本木に行きました。　ミットタウンが出来た7年前の街は賑わっていましたが、少しさびしくなり　あの頃の店が代わっています。
毎年この時期に新国立美術館で「太平洋展」があります。　従兄弟から紹介状が来たので出かけました。
　　　　　　六本木ビルの谷間を青葉風

従兄弟の版画は二つの賞をいただいていましたが、あまりよく解らないのとガラスに他のものが写って、写真は載せられません。　　昼食は目当てにしていた店が移転していたので、感じのいい「花かんざし」にはいりました。
　　　　　　初夏日差し白し暖簾の京料理
　　　
　　　　　　水打ちて花かんざしへおいでやす
昼はカウンターランチで品の良いてんぷら定食ですが、隠れ茶屋のような小部屋がありました。

アナと雪の女王

Ｄisneyのミュージカル・アニメ「アナと雪の女王」をみましたか？
4月26日３Ｄ・２Ｄで封切られたのですが、人気ですよね・・わが町にもやってきましたので見に行きました。　　　　人観客数1459万…人とか、土日で59万…人とかあります。
ポスターだと、アニメ・動画？
人形にしても目が大きすぎて気持ち悪がわるく、観る気しなかったのですが、さすがディズニーです、その目は人間以上に表情を豊かにして・・・それに合わせた松たか子の歌が素敵です。
　　　　　　　　夏場所や期待の重み撥ね返せ　
　　　　　　
ディズ二ーのテーマは「愛」です。
今回は　ラブ・シスターかな、アイ・ラブユーかな　とにかく・愛・、自分を犠牲にしても相手のことを思ってする行動・・・と　、出来るようで、できません。　その行動の迫力を松たか子が絶唱しています。　　　　　郭公の鳴く榛名山湖に映す

今日一人で昼食したテーブルに素敵な薔薇が一輪挿してありました、硬い蕾のときは真っ白でまるく、だんだんひらいてくるとピンクのいろがあらわれます、店の人に名をきいてみたのですがわかりません。　　このばらをアナと重ねてみていました。

　　　
　　　　　　　　一輪の薔薇に心をとらえられ

子供工作

　　　里山のここから登りあやめ草

5月のこども工作は「クラフト・ボール」です。
前から楽しみにしていた子供達が早くから工作棟の前で待っていました。
低学年には少し難しかったのですが、お父さん、お母さんのご協力により、ボールは完成、投げたり、蹴ったりして遊びました。
　　子ども等の親呼ぶ声も夏めきて

　　残鶯や声張り上げて知らせけり

今年は涼しい日があったせいか、花の盛りが、少しおそくなっていますよね。
　　杓薬の秘めたる品の立ち姿

ビックバンドジャズ

立夏も過ぎ　横浜はジャズの夕べにふさわしい季節になりました。
濱風にのってスイング初夏の夕
　
神奈川県庁器楽部のＯＢを含めたブルーハーバーオーケストラのコンサートです。
大高實氏に指導を受けているようですが、演奏者の平均年齢は高いようで？、客も高齢者が多くなつかしい曲でたのしめました。
　　program イン・ザ・ムード　　　　　　　　　　　ドミノ
　　　　　　　　カナディアン・サンセット　　　　　　　ラ・ストラーダ～愛のテーマ
　　　　　　　　追憶　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブロードウェイ
　　　　　　　　あなたと夜と音楽と　　　　　　　　　　アイ・ラブ・パリ
　　　　　　　　よこはまＭＭ150　　　　　　　　　　　　明かりが見えた
　　　　　　　　私のお気に入り　　　　　　　　　　　　スイングしなけりャ意味が無いんね
　　　　　　　　ダンシング・オン・ザ・シーリング　　　ロンリーストリート
　　　　　　　　アイ・ラブ・ユー　　　　　　　　　　　　ベストオブ・ベイシー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　テイク・ファイブ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＭＣ　吉野さつき

　　　　　サングラス日暮れの港謎めいて

吉田誠

今月の音楽会は　クラリネットリサイタル　吉田誠　27才　　今若い人達が活躍しています。　
若い人はエネルギッシュで魅力的、可能性を秘めています、つい「頑張って」と応援したくなります。
　　　　メタセコイヤ光集めて輝けり

クラリネットの音色は人間の歌う声に近いときいていますが、歌劇の中から７曲

　　　「ロミオとジュリエット」より　私は夢に生きたい　　　　
　　　「運命の力」より　ラタプラン
　　　「カヴァレリア・ルスティカーナ」による幻想曲
　　　「ポーギーとべス」より　サマータイム
　　　「メリー・ウィドウ」より　唇は語らずとも
　　　「椿姫」の主題による変奏曲
　　　「ファウスト」の主題による変奏曲

ピアノの内門卓也氏が若い吉田さんのクラリネットを十分引き出していると感じ・・・・
「クラリネットのための幻想曲」が聴きたくなりファーストアルバム「くらりずむ」を買いました。
まだ聴いていませんが、楽しみです。
　　　　
　　　　聖母月クラリネットの歌劇聴く

アンデスの風音

5月は風薫ると言う素敵な季語があり、若葉は柔らかく風が薫るようで、大きな深呼吸をしてみたくなりますが、そんな感じはアンデスの風音とちょって似ているような気がします。
（ペルーの旅でクスコ・マチュピチ・チチカカ湖・アンデスでは食事のときいつも演奏がありました）

　　　　　　　アンデスの風そよぐ町フェスティバル
　　　
風は目にはみえず感覚のもんだいです、そんな感覚を表現するのが音楽で、楽器と音色はそれぞれの地方を表すのにぴったりだと感じます。　
ケーナ（葦）・サンポーニャ（葦）チャランゴ（木をくりぬく）太鼓（アルマジロ・リャマなどの皮）・ギター　・・・日本人は南米の民族楽器にはまだなじんでいませんよね？
演奏会は「オトラべス10周年記念」コンサートで鎌倉の「きららホール」でありました。
　　　　　　　披露する民族衣装も夏めきて

鎌倉市の生涯学習センターから始まったサークルのようですが、演奏はとても良かったので大成功でした。花祭り・コンドルは飛んで行く・幸せな日々・可愛い娘・風の踊り・他２０曲

ここで私のスペイン語の先生がゲストとしてギターを弾いたのです。
　ゲスト　カチョ・カルドーソ　　ギター・作曲（アルゼンチン音校）パラグアイ出身。（父日本人）
　　　　　リッキー・ロドリゲス（ＮＨＫで活躍）ペルー出身（ケーナ・他の楽器演奏）すごく上手

スペイン語は習い始めて6ケ月になりますが、本場の先生の発音は難しい、と言うか、まだ　聞き取れない。いつも発音注意されますが　ダメ、ダメ。　　（カチョ　優しくて　イケ面49才）
私はクイズを解くように、辞書を引きます・・・なんだか面白いので続けていまーす。

　　　　　　　辞書広げ部屋の窓から夏の星

黄藤

5月の大型連休が終わり、いよいよ　夏めく・・・です。
連休はどこも混んでいるので、平日忙しい若者達に行楽地をゆずります。
　　　ウインドーのへそ出しルック夏に入る
９日、館林のつつじが岡とあしかがフラワーパークへいきました。
花の見ごろはむずかしいですが、一番良い時はやはり感動しますよね、
館林のつつじはもう見ごろを過ぎていて・・あしかがの黄藤に期待がかかります。
　　　葉桜の街路にバスの渋滞を
　
　　　大藤の房紫さきの滝となり

　　　白藤のトンネル抜けて黄の藤へ　

黄藤は藤の仲間なのかしら？　つるが伸びると言うのではなく大きな木になるようですよ。
くわしく調べていないのでわかりませんが、曲げて形をつくるのは大変そうです？
　　　
　　　曲がらずに黄藤は天に伸びたいと