貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

造形遊び

2012年10月30日 | Weblog
区の手工芸展は 1日約100人の入場者があり27日で無事終了しました。

足を運んで 来てくださった方々、 厚く御礼もうしあげます。

急に寒くなり、身が丈夫でない私・・・夏の疲れが出たのでしょうか・・・体調を崩しましたが・・・

今日は ふじやま公園の体験教室がありました。サブタイトル「竹とつるを使った花入れ」です。

        サンザシのトゲ刺す指のうずきあり



        黒盆に遊び心の冬けしき


材料   竹・ワイルドプリザーブフラワー(3種)・サンザシの実・紅葉・枝・細い木
     つる(アケビ・ムべ・クズ・バコバコ)・簾(細く切る)        以上

     を好きな様につかっての造形遊びです。

ポインセチア

2012年10月25日 | Weblog
栄区の秋の芸術祭、手工芸展が10月23日~27日はじまりました。  会場 リリス会議室

今年は初雪草とそれぞれ好きな色のポインセチアを出展しました。
  
     金銀のポインセチアのアート哉

      


     草の名は北から届く初冠雪




     それぞれのポインセチアに思いこめ

能管コンサート

2012年10月22日 | Weblog
本郷ふじやま公園はいつも17時に門を閉めるのですが、この日は 月見を兼ねた、仕舞・能管コンサートがありました。

      手作りの雪洞灯し客迎え



       濡れ縁に飾る団子は月に向け



       日は落ちて障子に映る舞の影



       古民家の松くっきりと鏡板



      金剛流能楽師      熊谷  眞知子

      能管 奏者        根岸  啓子

ボランティア会員の協力で3回目の仕舞・能管コンサートがはじまりました。

      秋仕舞大原行幸涙のむ

巡礼Pat3

2012年10月21日 | Weblog
西国三十三所巡りの一番札所青岸渡寺・那智の滝へいきます。ここは古くから熊野権現としたしまれ、NHKの平清盛にも登場しますが、この一帯は世界自然遺産になっています。

麓の村から熊野川にそって遡ってきましたが、台風の爪痕が両岸の樹木の根を剥きだしにし、あちこちにごみが散乱し、稜線は赤土の川のようです。  

那智の滝の長さが変わった、と 言っていましたが、工事の車がはいっています。

    台風の爪痕重く那智の山

 

青岸渡寺と熊野権現神社は並んで建っていますので、神・仏をお参りしますが、これって自然ですよね。



    那智の滝熊野の恵み集めをり



    灯篭の窓に一筋那智の滝

この後バスで約300km走り葛井寺にお参りして新大阪から帰浜しました。

一時の秋の空

2012年10月19日 | Weblog
       秋の空パズル解く様動く雲





この空 順番にうつしたのですが、熊野灘の海の上は変わりやすいのですね?・・・・

       癒されし夕日に染まる鱗雲

一日目はバス走行距離320Km 串本ロイヤルホテル到着は19寺をすぎていました。


翌日の朝の橋杭岩はどんよりくもっていました。         秋の浜自然の語り奇岩郡



この橋杭岩は番外ですが、弘法大師が天の邪鬼と橋かけ競争をしたという伝説が残る場所で、寄りました。

       秋遍路朝の念仏目覚めかな

巡礼pat2

2012年10月18日 | Weblog
粉河寺 西国第三番札所で、紀の川市 粉河に位置しています。
寺の説明では、秀吉の兵乱にあい寺宝をほとんど焼失した。その後 紀州徳川家の保護をうけて三門をもち現在にいたる。   本尊は 秘仏。 桃山時代の庭園は国指定です。

    萩刈るや朱塗り大門紀伊の国 



                                 鳴く虫の中門守る四天王


              
            
 境内の石庭名勝秋意みせ


       

このツアーには高野山の僧が先達で一緒に巡礼しました。みなさんもこの写真の樹木に触れてパワーを頂いてください。

            大樟に両手かざして秋惜しむ

西国巡礼patⅠ

2012年10月16日 | Weblog
巡礼の旅は10年前に坂東三十三観音巡りからはじまり、関東三十六不動尊巡りを3年前に納めましたが、前から西国三十三所巡りがしたいと思っていましたので、思い切って友二人を誘い実行しました。    ー同行四人ー

西国三十三所には、前にお参りしている寺も何ケ所かありますが、三十三所を個人で巡るには、歳をとりすぎ・・・ 今回はツアーを選び、2008年にNHK趣味悠々で放映された、本を参考にします。

    期待あり老舗弁当鴨の肉



新幹線、京都駅に9:47着 バスで西国三十三観音めぐりの2番札所紀三井寺にむかいました。

  
                                踏切を渡り紀国秋深む

 

紀三井寺はさくらの寺として知られていますが、この季のさくらは枯れ木のようです。春には花咲かじいさんがやって来るのでしょう。

今日では森の中の御堂に日本最大(12m)の 総漆金箔寄木の千手十一面観世音菩薩様が奉られ、お参りにきた人達を癒してくださいます。(平成20年5月に落慶法要された。 京仏師 松本明慶作)
 
         

           八十段下向き上る秋遍路                 

紫苑

2012年10月11日 | Weblog
   夕暮れをはこぶ紫苑の薄き風



       床の間に活かる明るさ庭紫苑

古民家の庭の花壇に背の高い、あかるい淡い紫色の紫苑が咲いています。

この花は日本伝統色の紫苑色として知られていますが、別名 鬼のしこ草と言うのです。



明治神宮薪能

2012年10月09日 | Weblog
10月に入って1週間が過ぎたのですよね、朝晩は冷え込み、暑かった夏が懐かしく感じられるこのごろです。
寒いはずです、10月の神無月は冬の季語です。

8日、明治神宮の薪能に与かったのですが、夜は寒くなって・・・私、ホカラン2ケ使いました。

      篝火の照らす神宮神無月

  

      能管の響く神宮夜さむ哉
       
   

      行く秋や夜の帳を狂言と

  

      冬近し神殿前の火入れ式

  演目     仕舞   経政・祇王・清経

         狂言   茶壺     野村 満   他

         能    船弁慶    館田 善博  他