貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

早咲さくら

2017年03月24日 | Weblog
新潟へ行ったときは、はじめは車の乗り降りが大変でドライブインの休憩に時間がかかりましたが、二日目からは大分楽になりました。これって、治療中運動しないので使ってないところを使わなくては・・・
医者から「歩いてください」と言われている友達と大船フラワーセンターへ行きました。
    早咲の玉縄桜新葉もち
  
    もこもこと綿菓子如き花辛夷
  
フラワーセンターの帰り大船観音へ寄りました、ここには色の濃い、おかめ桜が満開です。
    地蔵様おかめ桜と赤幡と
  
     春光や大船観音丘の上
    
退院後まだ坂は上っていませんでした。
通院の時はいつもハ~ハ~・・・看護師さんから、大丈夫ですか?と言われていたのです。
友達から遅れながら、ゆっくり上っていったのです。
  山門の金縷梅(マンサク)見上げ八千歩

新潟へ

2017年03月21日 | Weblog
「治療が終了して徐々に体力が回復してきます」と主治から言はれていますが、なんといっても美しいものと、素晴らしものを見れば元気が出ることを自分自身は知っています、そしてこの時期に新潟には可愛らしい花が咲くのです。
       眠る里車窓残雪北陸道
   
       トンネルを抜けて田圃は雪景色
今年は雪が多かったので気になっていましたが、魚沼の田圃はどこまでも真っ白でした。
     
昼食は「薬師」で山菜天婦羅とヘギ蕎麦を食べいよいよ今年の雪割草にあいにいきます。
      ものずきの集まる駅は雪割草
   
このツアーは雪割草好きの仲間で新潟にはもう10回ぐらいきています、今年は3連休の渋滞で、越後丘陵公園にはいけませんでしたが2日間で6ヶ所をまわり十分堪能できました。
      
       雪割草手塩にこたえ並びをり
見ているとあきないので、1ヶ所で時間がかかります、そして欲しくなるのですよね! この時期はシーズンの終わりでバーゲンをしていますが、その中で価値のあるのを探すのも趣味です。
       新潟の顔となりしか雪割草
    
今日は手入れしながら・・眺め、硝子のウサギに浮かせてあそんでいます。

・・あの頃は・・

2017年03月13日 | Weblog
     大ことじゃつた
    大ごとじゃ思うとった あの頃は
    大ごとじゃ思えた頃がなつかしいわ  
                       「この世界の片隅に」から
この言葉を新聞で見つけた時、あまり理解できませんでしたので、早速「この世界の片隅に」を観に行きました。
     この場所をたんぽぽ絮選びをり
    
「あの頃は」・・・生きている限り 誰にでもあります。
       でもその内容は千差万別ですが、頑張りますよね。
命をかけて頑張ったことが、なつかしさに代わる時がくるのでしょうか・・・・
だと おもいます。
私はまだ命がけでがんばったことがありませんが、「あの頃」は二度とないことをかみしめています。
      あの頃は生きる支えか春の虹

治療を終えて

2017年03月11日 | Weblog
2011の 東日本大震災から6年がたちました、3年前の三陸鉄道開通の時おとずれましたが、まだ復興はつづきます。
日本は地震国で海に囲まれています、どこにいても災害が起こりうることを考えれば、備えは必要です。
でも 人間は 喉元すぎれば・・・すぐ忘れていくのですよね・・・
    「頑張ろう」大看板の立つ春田
   
     浅春や手足にクリーム刷り込んで

このブログ見てくださっている方、昨年の秋より ご心配かけました。
私自身も悪い夢をみているような半年でしたが、一切の行事を中止し、治療に専念した結果、予定より早い治療終了となり、様子をみることになりました。
皆様に勇気づけていただき、励ましていただいたこと、御礼もうしあげます。
まだ 少しの不安はありますが、治療中に色々な計画を立て、この先の人生に希望をみつけることが出来ました。
    一病に気づき理想の紋白蝶

啓蟄

2017年03月06日 | Weblog
早いもので桃の節句も過ぎ啓蟄のころとなりました。
   啓蟄や痺れる足の三千歩

抗がん剤治療を始めて6ヶ月にはいり、ホッとして気が抜けたような・・・と 言うのは、頑張ったおかげで経過がよく早めに治療を終了することを主治医からつげられたのです。
   雪割草咲くをむかえし置き換ふ身

 まだ治療はあり、5月のペット検査の結果ですが・・・夢か幻か・・・というところです。
   沈丁花下り坂より風にのり