貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

宇都宮餃子

2007年10月31日 | Weblog
            石の門 閉ざれ奥の 照紅葉

         

  東照宮宝物館の裏手に石の門が保存されています。その一角には・・・

         芭蕉句碑           山岡壮八碑

     

あらたふと青葉若葉の日の光  ー芭蕉翁句碑ー 
安房守 勝海舟の碑もありました。  
山岡壮八の「徳川家康」全10巻を通勤電車の中で夢中で読んだ、20代 懐かしかったでーす。 
      
           行く秋の 人生を知る 書物かな 

何だか石の話ばかりで硬いですね、私は石から感じる柔らかさが好きです。

     

旅の締めは途中下車して宇都宮餃子と地ビールです、フライ餃子はアツアツサクサク おいしかったです。



         

世界文化遺産

2007年10月30日 | Weblog
             日に光 世界遺産か 赤紅葉   

日光の世界文化遺産の範囲を、はっきりしりませんが・・いいか!な と言う感じで共通券の参拝 6ヶ所を巡りました。日光山は766年に開山され、その後関東一の霊場として栄えたのですね。地方によって 小・中・高の修学旅行できているので、説明するまでもありません。
今回の私は一人旅なので好き時間をとることができました。
           
             黒門 (輪王寺の三仏堂)

  

             陽明門 (家康公の東照宮)
 
 
             赤門 (家光公の院廟)


        門潜り 期待膨らむ 秋の堂 

化け地蔵

2007年10月29日 | Weblog
日光の神橋の下に大谷川が流れています、その上流に含満ヶ淵があります。
「奥の細道」では裏みの滝のことが書かれていますが、素良日記には帰りにこの含満ヶ淵に寄ったことが記されています。男体山から噴出した溶岩がかさなり奇勝をなし、川に向って70体以上のお地蔵様が並びます。何回数えても数が合わないところから「化け地蔵」といわれています。

       淵紅葉 小さな滝と 音をそへ

  

        化け地蔵 いつから座る 含満淵

 

洪水で流された地蔵もあるようです、浄光寺にはそんな地蔵が大事に奉られていました。


十三夜

2007年10月28日 | Weblog
                    月見会 豆灯籠の 大谷石

那須高原の散策も終わり友と別れ一人宇都宮で降りました、明日日光へ行く予定です。以前坂東33観音巡りで、大谷・益子に行っていますので今回は市内巡りです。

          大谷石 歴史刻んだ 教会に 
         
           松が峰教会

今年3月に公開された宇都宮城郭公園で十三夜の月見の会がありました。
宇都宮城はつり天井でしられていますが、戊辰戦争で炎上したのですね、市民運動でやっと城郭が完成したようです。東北の旅は近代化の波にのみ込まれた内戦を考えさせられます。
 
          城閣の 天に上いる 十三夜

     

        お供えの 甘薯ふっくら 神酒そえ

殺生石

2007年10月26日 | Weblog
              

1689年「奥の細道」を旅した松尾芭蕉もこの地を訪ねています。
「殺生石は温泉の出る山陰にあり。石の毒気いまだほろびず、蜂・蝶のたぐひ、真砂の色のみえぬほどかさなり死す。」 -奥の細道よりー

            手を合わせ 大小地蔵 西拝む

       

            芒風 殺生石を 渡りくる

以前訪れたときは煙が立ち上り、硫黄ガスがでていましたが、今回は賽の河原のようでした。     

那須高原

2007年10月25日 | Weblog
                 女旅 那須高原の 秋桜  

コスモスは高原が似合います、3人の女旅はりんどう湖のロイヤルホテルに宿泊し秋の那須高原を満喫しました。御用邸は近く、りんどう湖には愛子さまがよく遊びにいらっしゃるようです。「御印」となっている五葉躑躅の群生地マウントジーンズにいきました。
       
          薄日さし 那須連山や 山粧う 

     

茶臼岳・朝日岳・三本槍岳のパノラマです、春はゴヨウツツジで真っ白になるそうです。


      

           紅葉狩り 朝一番は デジカメで         

俳句でエール

2007年10月18日 | Weblog
     

「こころとからだに俳句でエール」これは黛まどかさんの講演のタイトルです。
黛まどか さんが、「いじめに負けるな」とメールで俳句の応援歌を送る活動をしていることをしりませんでしたが、NHKの趣味悠々「奥の細道を歩こう」は毎週楽しみにしています。

        象潟や雨に西施が合歓の花  ー芭蕉翁ー

昨日は象潟の旅でした、象潟は1804年6月の出羽大地震で隆起が起こり海だったところが陸になり、現在田んぼになっています、松がある小高いところが昔の島す。
・・・想像や想いは自由にかけ巡ることができます・・・
講演では、俳句の歳時記には表現のグラデーションがあり、日本人の心をうつ・・。
と言うようなことを話されていましたが、たしかに短文学だと感じました。

        日も落ちて 一筋の啼く すがれ虫

合同句集

2007年10月16日 | Weblog
          薄紅葉 初版句集を 抱きしめて

大輪先生の「輪の句会」に入れていただき、俳句を楽しむようになって3年になります、幸い芭蕉翁の「奥の細道」の追っかけも金沢まできました。いつも何をやっても長続きしない私ですが、先生がおっしゃる「俳句は老後の楽しみ」~老後の長きを楽しめたらいいな~とおもいます。

          天高く ページめくって 想いはせ

       

私の題はもちろん「跡追い」です、深川の芭蕉庵から室の八島ー黒羽ー遊行柳ー白河ー須賀川ー壺の碑ー松島ー平泉ー山寺までの20句を載せていただき、今 振り返り句を詠むたびに鮮明に旅した思い出がよみがえります。 これが私の老後の楽しみ方で~す。
        
          跡追いし 跡残しみる ひつじ雲 

「輪の句会合同句集」発行にあたり 先生はじめお世話してくださった方々心より御礼申し上げます。 

ファッションショー

2007年10月08日 | Weblog
         秋薔薇 ロイヤルバンド 高らかに

蓼科に行った目的は?  バラクラは本格的英国式庭園でケイ山田がデザインし、「バラ色と暮し」・「ロージーライフ」が発信され、年一回のファッションショーです。
   
          やわらかな 綿吹くような 幕のショー  

      

     

2007年秋冬と、2008年春のファッションです。ガーデニングウエァーとオーガンジや輸入レースをふんだんに使ったホーマルウエァーです。
        
          プリーツや 秋風に揺れ 拍手わく       

HALLOWEEN

2007年10月07日 | Weblog
            蓼科や 午後の日差しと 赤トンボ         

              秋酣  ーハロウィンー

  

三連休の初日、道路は込んで午後蓼科に着きました。

           高原は 収穫祭だ 天高し