貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

青山杉風の眼と書

2012年08月28日 | Weblog
     天高し上野お山の博物館



上野国立 平成館で、国立博物館140周年 特別展 「青山杉雨の眼と書」展へいきました。
この時期、 開館は9:30で、朝の上野公園は、一日の客を気持ちよく迎えられるよう、落ち葉やごみを大ぜいの人で掃除をしていました。

    読めぬ字も力迫りくる残暑哉

 

    月天心明かりに浮かぶ一字哉
   

「青山杉雨の眼と書」・・多くの書に触れ技をみがき眼の肥やしとし、作品を創造する。
そんな杉雨氏は文化勲章を頂き生誕百年になるのです。

    絵か文字か未来に繋ぐ流れ星


私はコミ二ティーの習字教室にかよって、楽しい時間を過ごしていますが、何事もやってみれば奥は深く、知れば知るほど悩むこと多く・・・・(余り悩まず、趣味だからといいきかせ・・・)
少しやる気がでて、六体千字文を買ったのですが、この暑さ~もう少しの我慢ですよね。





江戸川おかみさん会

2012年08月27日 | Weblog
千葉県から江戸川の矢切りの渡しに乗り東京都 葛飾区の柴又帝釈天へ・・うなぎを食べて戻る、 夜はニューオリンズのジャズ フエティバルがあるのです。

      夏の夜の本場のジャズのスイングを



江戸川おかみさん会10周年が主催する、ニューオリンズのジャズです。
浅草おかみさんが応援に駆け付けました。



リーダー  トーマス・フィッシャー(クラリネット)   他

 みんなで歌う   「りんごの木の下で」      ・・・・アッというまの2時間です。



   おかみさんと呼ばれる主婦のジャズ祭り

最後の曲 「聖者の行進」は、舞台の上の江戸川おかみさんとオリンズスターで盛り上がりました。

矢切りの渡し

2012年08月26日 | Weblog
   芒原お江戸の今様運ぶ風



この景色は江戸川の河川敷の向うに東京都葛飾区の街です、天気により秩父連山や富士山が見えるそうです。ここで、伊藤左千夫の「野菊の墓」がうまれたのです。

     文学碑残し面影秋の川



  


   渡し舟守る露店のラムネ飲む
          
 


片道5~6分¥100です、    江戸上る二人は処暑の舟揺られ 

   
    土手奥のスカイツリーに秋の雲


 
    うなぎやの老舗暖簾を分け入りて



                    



    帝釈天見事な彫りや虫すだく



 

     柴又の寅さん人気秋まつり          

グリーンシャワー

2012年08月21日 | Weblog
今年の残暑は厳しいですが、8月も後半にはいりました。    もう少しの我慢ですかね!

昨年から電力不足がはじまって、窓の日除けに、朝顔やゴーヤなどでグリーンシャワーなるものを植えてる家をみかけますよね。

家では3年前から、西日の長く入ってくるところにグリーンの烏瓜をそだてています。

     灯りつけ烏瓜の花浮かびいり



もう盛りはすぎています、昨夜10時ごろ葉書を出しに行くとき撮った写真です。(8時ごろが一番きれいです)

朝は沢山のしぼんだ花が玄関先におちています、一夜花です。

     からすうり花のさかせる清夜かな

子供工作

2012年08月19日 | Weblog
8月に入り東北の3大祭りに行っていたので、示唆しぶりのふじやま公園ですが、
今日は第3日曜日 私が担当する 子供工作「作って遊ぼう」の日です。

   漆の木樹液噴き出し秋暑し  



公園が出来て9年になります、5年前まではクヌギから樹液が流れ多種の虫たちが、集まっていたのですが今は一滴の樹液が出なくなりました、これも地球温暖化のせいでしょうか?

子供工作、作って遊ぼうは「ねこかくれんぼ」紙コップの中に隠れていた猫が、空気を送ると飛び出してくるのです。 化けねこみたいですが、大きい方がたのしいです。

   フゥーふぅーふぅ残暑の中のものずくり



   チクチクとこども毬栗手のひらに


ブルーベリー

2012年08月18日 | Weblog
不安定なお天気で、青空がでていますが、ゴロゴロと雷がなっています。
このような状態が夏の季語にある、日雷(ひいかづち)というのですね、・・そのうち雷雨になるでしょう。

     日雷推理小説手放せず

この時期庭には切り花にして飾る花がありませんが、毎朝楽しみなのが、少しずつ黒くなるブルーベリーです。木は1本しかないのと窓から採れるように、背を低くしてありますので、ジャムにするほどは収穫できません。

      ブルーベリー今朝の収穫20粒



後は夕方の水撒きのとき、ご褒美としてつまみます。
 春に みつ蜂がきていたので実ができたのですね。

   名のしらぬオレンジの実は鈴なりに



 この低木は20年位たちますが、毎年沢山の実をつけ何もない夏の庭の主になります。

くじらがおよぐ森

2012年08月15日 | Weblog
「くじらがおよぐ森」そんなサブタイトルに誘われて、横浜自然観察の森へいってみました。
ここは家から、そんな遠くなく、自然が満喫できる、好きな場所です。

   秋暑し森入口の坂上る              



  観察の森包むよう秋の雲



   鯖雲の中泳ぎいるくじら哉



実物大20メートルのシロナガスクジラのバルーンがゆったりと風にのって泳ぎます。

くじらとアフリカライブ・・どうつながるかわからぬまま・・・マーいいか と ガーナ産の パームワイン(ヤシ酒)飲みながら、パーカッションを聴き、演奏者に誘われて踊る。

 

 秋風にのりアフリカの鼓動かな

タイトル「MISIAの森プロジェクト」スタートです。
自然を学び考えるイベント、 ライブ&トークに参加。



ここで、くじらが泳ぐ森トーク、  ライブ・森・クジラ・昆虫・ジュゴン・アフリカがつながりました。
(MISIAの社会貢献活動を応援し、森の魅力を発信しイベントの提案の活用)
が私の説明ではわかりませんよね・・・・一言でいえば、自然の破壊を考えろ、です。

   月天心日はまた昇る地球哉

今日は8月15日、日本は終戦の日です、この日に相応しい自然との共生共存を考え直しました。

澤村みちる個展

2012年08月13日 | Weblog
     残暑お見舞い申しあげます。

「澤村みちる個展」が8月9日~14(火)松坂屋の銀座店 別館4階美術画廊で開催しています。

みちるさんとは、親戚関係なので、懇親パーティーの招待状を頂き示唆しぶりの銀座へでかけました。

     ひまわりに個展を祝ふ仕事させ

    

      天高し歩み続けて半世紀

     


      青愛し愛を信じて秋の風



      祝い膳残暑の中の50年



けして派手なパーティーではないとおもいますが、50年の結晶のつまった自画をバックにしての
パーティーは羨ましいほどの華やかさと艶やかさでした。
     
   
                             おめでとうございます。

現在 太平洋美術会会長・同研究所所長 を担っていらっしゃいますが 益々のご活躍お祈りいたします。

仙台七夕

2012年08月11日 | Weblog
今日は旅の最終日なので、出発が遅く・・・秋田城祉の千秋公園の朝の散歩です。

     朝日浴び祈る望を蓮の花



新幹線こまち22号で仙台に向かいます。仙台七夕は16:40まで自由見物です。

まず腹ごしらえ駅ビル内の牛タンの店「喜助」で牛タンランチ ¥1500です。

    牛タンのランチセットか生ビール           乾杯は8月7日誕生日


  

 見上げつつ七夕飾りのトンネルを
       
    

 七色の七夕かざり触れてみし              七夕に願う短冊幼文字

、仙台と言えば青葉城址の伊達正宗の銅像を思い描いていましたが、街は広くて、綺麗ですね。

この街も正宗時代に、大津波あったんですよね、復興は人間の力です。  ーがんばれ東北ー

東北3大祭りはそれぞれの特徴があり素晴らしかったです、  これで今年お暑さは越せそうです。  

竿鐙

2012年08月10日 | Weblog
  青田風10寸伸びし北の稲

五能線、8時18分青森発 快速リゾートしらかみ 2号「くまげら」に乗車、 秋田には13:16着です。

  くまげら(電車名)の窓半分に夏の海

五能線は鰺ケ沢から能代まで、海の見える日本海岸をはしります。
景色の良い所は速度を下げたり、車内イベントの津軽三味線と民謡もありました。

  ゆれながら三味線の音の五能線        夏祭り土砂降りの中会場へ

   

今夜は中止になると思うほどの雨です・・・   開催時間まではまだ間がありました・・・
1時間位雨宿りをしましたが、雨もやみ、観覧席を拭いています。  今日が祭りの最終日です。

     蝋燭の灯り行進笛太鼓



  フエ合図肩に竿鐙高々と        弓なりの竿腰の上夏祭り

 

 腰ひねり竿鐙ささえ手に扇子       児も競う竿灯額に天仰ぐ

竿鐙の大若は、高さ:12m・提灯:46個・重さ:50kg、子供の竿灯合わせて250本、提灯総数10,000個
私は初めてみましたが、ドッコイショー、ドッコイショーの掛け声に応える演技は、素晴らしく、感動でした。

帰りはもちろん寄り道です、男鹿産の岩ガキが目当てです・・・写真撮るのを忘れて一気にお腹のなかです。
   
    岩ガキの入荷の文字に誘われて           

 

   利酒はまず一杯の鳥海山           ぷつぷつとたまごの歯ごたえししゃもかな

秋田の郷土料理を堪能し、 ご馳走さまでした。