貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

長屋門

2008年04月28日 | Weblog
   幼子の手にたんぽぽやヨチヨチと

古民家を見下ろす丘には菜園やクヌギ広場があり、子供達の遊び場所です、木々の陰になる角に、タンポポ・スミレ・ハコベ・クローバー・ヘビイチゴなどがさいています。

        新樹風里山抜けて長屋門
   
    

        萱葺きの屋根被うかな長屋門

山桜が散った後、あっというまに若葉に覆われた里山です。

        長屋門故郷のかおり著莪の花

篤姫セミナール

2008年04月25日 | Weblog
今、大学や地区センターは生涯学習が盛んで、あらゆる面の学習にあずかることができますよね。
区テレビセミナー運営委員会では その年のNHK大河ドラマをより楽しくみましょう、と5回にわたって講演を企画しています。   

初回はNHKチーフプロデューサーの佐野元彦氏で「篤姫」です。
テーマーは ~その現場から~ 撮影中のスライドを持ち込み、興味深いお話を聞かせてくださいました。

        この道に花咲かせるか散らせるか

     

          支えあう薩摩の景色櫻島

篤姫と肝付尚五郎、二人の友情と・愛情が・・・国を守る使命感に・・
このドラマの展開は幕末に生きた、女性や裏方の考え方や苦悩・・・
言うが易しですね、
 制作に関わる方たちの苦労と喜びがよくわかりました。

          視聴率上がり嬉や春うらら     ですかな?

子供工作

2008年04月22日 | Weblog
    ふじやま公園では一ヶ月に一回子供工作の日があります、材料費は無料の工作教室です。高学年を対象に企画しましたが、全然きませんので、幼稚園児や低学年の工作あそびを始めています。

      巣箱かけ小鳥待つ日に枇杷の花

巣箱は去年作ったものです。公園に掛けた巣箱にはシジュウカラがはいりました。庭の樹に掛けた巣箱には小鳥が来ませんが、感じが良いので毎日部屋から眺めています。
      
       若葉風子供工作はしゃぐ声

    

今回は私の担当です、小枝・つる・シュロの皮・葉・山ふじの種皮他で鳥の巣を小枝につくり、卵・小鳥をつくりました。

       鳥の巣にたまご二つや温めて

淡さくら

2008年04月20日 | Weblog
桜前線は北上し、福島あたりまでいったのでしょうか? 横浜はすっかり葉桜になりました。 富士山と桜、日本の象徴ですが、この日の富士山頂は雲のなかです。  ー残念ー     
 
         ご神体守る不二山淡さくら

     

 法事で行った富士霊園は桜が満開です。
色は少し濃いのですが、空気が澄んでいるせいでしょうか、「静詩」と言う感じで、墓を見守っていました。



          亡き父母と時止めて見し桜狩り

父の好きだった富士山・母の好きだった桜、素敵な法事ができました。

          東風吹かば般若読経や父母墓前

旅計画

2008年04月17日 | Weblog
       検索もままにならない岩団扇

桜の花もすっかり散り、新学期が始まり、町も少し落ち着いてきました。  (この山野草名は岩団扇です)。
こんな時は心も静かに・・・と習字教室では写経をしましたが、・・・
私の心はうわの空「貴美華が巡る奥の細道」の旅計画をねっています。

5年前からはじめた、芭蕉「奥の細道」の追っかけですが、寄り道しながらもやっと5月に加賀・福井・敦賀・大垣の計画をたてています。
 
     むすびの地パンフ取よせ春の野へ



     寄り道は竹人形か円空仏

旅は風の吹くまま、気の向くまま、が理想ですが女の一人旅となると、そうはいきません。宿やバス時刻・料金・歩く休む・お茶タイム・撮りたい写真、見なくてはいけないもの・その上趣味の仏像と美味しい店、あげれば限がありませんが綿密な計画もまた楽しいものです。

あとは計画表を持って確認に行くだけでーす  

熊谷草

2008年04月14日 | Weblog
      やまざくら蕊紅くして地に落ちて

        

      新樹雨上がり色ずく里の森

熊谷草も咲きました、以前 敦盛草をアートで造りましたが、この花の名前は、熊谷直実・平敦盛の母衣(鎧の背に飾りとして付け、時に流れ矢を防いだ具)に似ているからつけたのですね。 洒落ていますが、それ以前は名も無い花だったのでしょうか?

    

        こんな母衣着けて戦か脅かしか

花にはいろいろな意味の名前がつけられていますが知恵があり ロマンがありますよね。
私は、川の名や山の名にも関心があり 名づけた人々に乾杯でーす。

枝垂れ桜

2008年04月12日 | Weblog
      千切り紙を貼り付けた様さくらびら

冷たい雨が降り、横浜の染井吉野は一気にみるかげもありません、地面ははなびらで真っ白です、やまざくらも散りかけていますが、若葉と一緒に咲いているので、それなりに綺麗です。

      夕昏のしだれさくらは風まかせ

     

      手がとどく桜にふれて頬よせて

今年のさくらの見納めでしょう、子供がはなびらを両手に一杯あつめ、愛おしそうにみつめていました。

  

      古民家の庭隅に咲く紅枝垂れ

もう枝先には若葉あります、色もあせてきましたが満開のときは濃い桃色の枝垂れ桜です。

栄フィル

2008年04月08日 | Weblog
公園の花見会終われば、反省はお偉い方におまかせて・・・

気分転換 クラッシックの演奏会です。
栄フィルは 40回の定期演奏会でだんだん難しくなりますが、聴いて・みて 愉しむことができ、勉強になります。

       奏終えてピアノの余韻散る桜

      

       透く風と春の光に曲のせて

      指揮者      櫻屋敷 滋人
      ピアノ独奏    山本 聡子
                栄フィルハーモニー交響楽団
      
       演奏の響く吾が町山笑う

花見会

2008年04月06日 | Weblog
     蒲公英や大樹根元に寄り添いて

横浜では、染井吉野が散りはじめ、おおしま桜・枝垂れ桜が身頃です。
5日のふじやま公園「花見会」は盛大の内無事終了。

花見定番の 蕎麦・五平餅・おでん・いなり鮨には行列ができ、
楽市楽座は完売・・?
芝居小屋は立ち見席ができ?  寺子屋は座る机が無い・・?
富くじは 米俵が当たり・・?  江戸クイズに頭をひねる?

みんな「桜」を全然見ていない・・どうしてかな・・[花見会]なのに・・
あまり深く考えない こと。

     やまざくらあきれてなをも楚々と咲き
 
    

     江戸遊び桜日和だ賑やかに

   

今回をふまえて、5年後の十周年はもっと盛大にしましょうよと、打ち上て・・・先のことわかりません。 健康で参加出きるでしょうか?

     古民家を守る団結春祭り


2008年04月03日 | Weblog
4月に入りましたね。 
一週間にいちど、近所の農家の人が軽自動車で野菜を売りにきますが、この時期は週に二回きます、若菜の豊富なときです。今日は初筍が積まれていました。私は大きいのでなく、小ぶりを選びます。

       大小の初筍の香りかな

      

       夕膳や筍ずくし腹みたし

  桜の満開も峠を越し、やさしい風にはらはらと・・・
  逗子ハイランドの街路樹は本通りも横道も桜並木です。
  今年の見納めかな?  
 
       ハンドルをにぎり軽やか桜かな

  

      路巾に枝張るさくらトンネルを