日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

あら鍋を食べに

2014-01-02 11:04:08 | 福岡
年末の久しぶりの帰省中、両親、姉夫婦そして甥っ子の総勢6名で
ぞろぞろと福岡市内の料亭まで、アラ鍋を食べに行った。
実は、アラ鍋というものを今まで食べたことがなかったのだが、
齢もう45歳にもなろうものが、福岡の冬の風物詩でもあるアラ鍋を
食べずに、偉そうに九州人ぶってていいのだろうか、などと思い、
一念発起して天神の料亭まで行ってみた。

通された料亭はたたみの和室の個室になっていて、
個室にはちゃんと床の間、掛け軸、そして伊万里焼なんかの
陶磁器も飾れている。そしてサービス係の女将さんが
丁寧に梅酒や焼酎を造ってくれたり、そして鍋に
アラや野菜を入れてくれてよそってくれたりと、われわれは
何もすることがないのだ。これで会話とお酒に集中できる!

念願のアラ鍋はおいしいことにはおいしかったのだが、
白身魚の限界というか、コラーゲンをあまり堪能できなかったというか
なんかあっさりしていた。あまり過剰な期待をアラに抱きすぎていたせいか。
ちょっと拍子抜けしてしまった。でもこんなこと人生にはよくあるなあ。

家族や親戚の団欒は、甥っ子がいつものようにはしゃぎまわり、
物まねを始めたりして、にぎやかなもんだった。福岡は
いつも愛が溢れているなあ。

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