日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

学生時代の友達はみんな

2006-01-12 08:02:55 | 自分について
自慢じゃないがあんまり学生時代に友達っていなかった。
というのも周りに話が合う人間と言うのがあまりいなかったし、
周囲の人間からも「変わった人」扱いされていたからだ。
要するに浮いていたってことだよな。
でも、だからと言って「友達になってくれえ」と言わんばかりに
他人に近づいていくのもバカみたいだったので
何の努力もしなかったのだけれど。

そんな数少ない大学時代の友人から年賀状が届いていた。
お決まりの近況報告。妻と小さな息子と一緒に写った記念写真が載っている。
どこかの駅舎、緑色の電車の前。妻も友達も息子もはちきれんばかりの
笑顔を見せている。何がそんなに嬉しいの?と聞きたくなるようなくらい。
そして写真の下にはそれぞれの近況報告。妻は○○に夢中、
3歳の息子は○○に感激、友人は○○に感動、とか、そんなの。
でも夢中とか感激とか書いてあるけど、感動の対象は割りと月並みなトピックス。
ミュージカル観に行ったとか、有名人に遭遇したとか。その程度。
予定調和的なんだよな、あいつ。あいつに予定調和以上を期待しても無理だが。
でも、どうしたもんか、こういうの?と思ってしまう。

大きなお世話なんだけど、例えば万が一、妻と翌年離婚したら、
もしくは将来息子が思春期になって傷害事件とか起こしたら、こういう
幸せの象徴のような写真付き年賀状ってなかったことにするんだろうか?
どう責任取るつもりなんだろう? 全部反故にするんだろうか?
今度会ったら聞いてみよう、っと。