く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

ウサギの「く~にゃん物語」④ 鼻ぴくぴく ウサギの〝ウインク〟よ

2012年02月07日 | ウサギ「く~にゃん物語」

 

【嗅覚は高感度、視覚は弱くてもぐるっと360度】

 

 鼻ぴくぴくはウサギの専売特許。よく動くでしょ。西洋では「お鼻でウインクする」とか言われてて、なかなか評判がいいんだって。ぴくぴく動かして、その鋭い嗅覚でわずかなニオイでもかぎとるの。「回りに天敵がいないか」「何か危険が迫っていないか」。そんな状況をつかむための強力な探知機というわけね。

 

     

 

だから何か物音がしたり不安だったりした時にはぴくぴくが速くなるんだ。ご主人様がある時数えたら30秒間に40回近くも動いたんだって。逆にリラックスして安心な時には動きが少なくなって、熟睡状態の時はほとんど動かないの。だから鼻の動きでその時の気分や状態が分かるっていうわけ。

 

鼻はいいけど、目の視力のほうはちょっと弱いんだ。「0.1程度」ともいわれているけど、その代わり視野が広いのが自慢なの。片目で170190度も見えるから、両目だとぐるっと360度。真後ろも見えるんだから。

 

人の片目の視野が100度ぐらいらしいから、それに比べたらすごいでしょ。しかも光に対する感度が人よりずっと高いんだ。ウサギは天敵を避けるため主に夜間に行動するでしょ。そのために必要な視覚は十分備わっているというわけよ。

コメント (2)
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