経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

6/27の日経

2012年06月27日 | 今日の日経
 今日の日経にある「駆け込み需要7兆円、GDP落差3.2%、ゼロ成長へ転落」という日興の試算値を見て、容易ならざる事態と思わなければ、エコノミストとは言えないだろう。ドイツが平気だったのは、設備投資が急増するほど景気が強かっただけのこと。イギリスは不振に喘いでいる。住宅への駆け込み対策が減税の継続だけでは、ほとんど効果があるまい。首相は会見で「強い決意で、これから政策の総動員をして、デフレ脱却、経済の活性化に努める」と言うが、そんな精神主義だけで「開戦」してしまうのか。

(今日の日経)
 消費増税が衆院を通過。財政健全化まず一歩、収支均衡遠く。海外設備投資が最高。消費増税が家計にズシリ。食品メーカー、穀物高一服で収益に追い風。発電用石炭が続落。経済教室・ユーロ危機・竹森俊平。太陽光1年で15~20%安く。

※足元の消費は好調だ。この勢いが愚行を吹き飛ばしてほしいね。

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