一週遅れですまないが、7/8に公表の消費総合指数は思いがけず高い数字だった。5月が108.4でプラス0.6。先に公表された5月の家計調査は99.8でプラス0.1に過ぎなかった。除く住居がブラス1.3だっから、家計調査は除かれた車などが下ブレしていたということだろうが、それにしても差が大きい。
仮に、両統計とも6月が5月と同じとすると、家計調査は前期比でマイナス2.7、消費総合はプラス0.8とくい違う。消費総合は1-3月期のプラス1.0よりは下がるものの、かなり高い数字になる。正直言って、先行きは読み難い。6月の家計調査の結果を見ても、4-6月期の判断がつかないかもしれない。
家計調査の結果を見て、これほど消費が伸びなければ、増税はムリとしてきたが、4-6月期のGDPは分らなくなった。今年に入って、家計調査と消費総合の安定的な関係が崩れたのは、なぜなのだろう。大事なところで、厄介な事象が起こってしまったよ。
(今日の日経)
航空機燃料を藻から量産、価格1/10に。企業の不動産取引倍増、危機前上回る。人口減18か国でデフレは日本だけ。道州制しぼむ機運。仏・南欧、年金改革へ。経済教室・多能事務職・鵜飼康東。
※多能事務職は興味深いが、相関関係だけでなく、生産性が大幅に向上した実例をいくつか見てみたいね。50歳代でもITCを使わざるを得ない高収入の職がある会社とはどこだろう。
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