9月の新規求人数の大きな落ち込みは、災害によるものだろう。とは言え、年明け以降、輸出が頭打ちになったことで、景気が陰りを見せてきたこともあり、新規求人の増加速度が低下してきていることも事実だ。そろそろ底入れかというところで、災害に見舞われた形となった。来月には戻しがあると思われるが、設備投資が先導する内需主導の成長には、もう少し時間が必要である。少なくとも、外需には頼れない中で、緊縮に走るような余裕はないと思うんだがね。
(図)
(今日までの日経)
新規求人数マイナス 09年11月以来。
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(今日までの日経)
新規求人数マイナス 09年11月以来。